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自称おしゃれな人にキキタイ
自称おしゃれな人にキキタイ 自称おしゃれな人に聞きたいんですけど おしゃれな服って重ね着できないものが多くありません? そうなると、 カワイイ・カッコイイからという欲求から季節ごとに服をそろえることになり、 どんどん服が増えていき、しばらく経って流行の変わり時になったので、増えた服を整理しようとクローゼットを開けてよくよく考えてみたら、「数回しか着てない服多いワー、もったいな」と思いつつもスペースの問題から捨てたり、フリマやヤフオクでなんとか有効処分を試みたり・・・ そういった一連の作業を考えると、めんどくさいわ~と感じ、自分の物欲に対する嫌気と同時に、でもその物欲が無かったら、人生の楽しみを失ってしまうようで怖い気持ちも同時にあり、なんだから最終的にジレンマ・・・ ってことになりませんかね? ファッション業界の販売戦略として、デザイナーさんになるべく着まわししにくいスタイリングを提供するようにしているんでしょうか?
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アパレルデザイナー28年目のものです。 少し誤解のある文面なので。。。 >企画側の意向をくんでデザインするので、あまりデザイナーさんにはスタイリング提供までの権限はありません。(最終的に判断するのはデザイナーさんではないという意味です) ★企画側の意向とありますが、デザイナー業務にモチロンスタイリング提案は重要な作業としてあります。今季の打ち出しとしてのメインスタイリングはチーフクラスのデザイナーに任せられます。企画側=デザイナーですから経験の浅いデザイナーはモチロン権限はありません。 単品思考のデザイナーの場合と、スタイリングまでするデザイナーも企業デザイナーには居ります。 中でもアイテム(例えば布帛のみやカットソーのみのデザイン)を絞ったデザイナーはスタイリングには不向きです。←単品思考のブランドには向きます。 トータルデザインが出来るのはニットからジャージ(同じ編み物ですが)布帛それぞれの重衣料(コートからジャケット)ボトム、ブラウス(プルオーバーなど)のアイテム別のデザインが出来ないとスタイリングをトータルに提案できません。 ほとんどの場合、トータルデザインと仕様書(設計図のようなもので縫製指図書)が出来る人物は少ないのです。 特にニットはより限られます。 私はフルアイテムデザイン、バイヤー経験、雑貨、ランジェリーのデザイン、パターン経験があります。仕様書も書きますが、この業界で28年すこしづつスキルを磨いてきました。 アパレルの思惑は、モチロン服を消費者にドンドン購入して貰うことです。 なのでトレンドを加味したものをその味付けに、今年らしさを加えるのです。 衣食住が足りて充足感を味わいますね。 ですからその中の物欲を大いに刺激するには、毎年何らかの「新しさ」を加えます。 何もアパレルだけでなく衣食住に必要なものは全てそういったからくりですね。 >おしゃれな服って重ね着できないものが多くありません? ★何もそのまま着るのがお洒落とは思わないです。 お洒落にも色んな意味がありますね。 TPOにふさわしいスタイリングが出来てこそお洒落でしょう。 商業柄、数年先までのトレンドがわかるので、無駄買いはしないです。 トレンドのアイテムは小物で充分。 つまり本当の意味のお洒落は、自身の演出方法を良く知る人物と言うことでしょう。 究極のお洒落は定番を着こなす事。 街中で似通った服装、ヘヤースタイルは恥ずかしいだけです。 無個性なのでお洒落とは思わないですね。 今年のようにシャンブレーなどのブルーが流行るなら私は、そのブルーに対して目立つイエローを着ます。 街中がブルーで溢れたらイエローが逆に目立つからです。 要するに、服のみで流行感(トレンド)を出すにはもったいないので服はシンプル、雑貨で色をつけるようなコーディネートが出来れば最高ですね。 アパレルの意向に踊らされず、賢い消費者として立ち向かいましょう。
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- xxmihanaxx
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アパレルのバイヤーをしていました。ファッション大好き、トレンド大好きですが、おしゃれではないと思っている20代です。 おしゃれな人って、本当に何でもないものを重ねたり、合わせたりして、なーんかおしゃれに着こなしています。 一方私なんかは一枚でかわいいものを選びがちです…。 個人的には自分で持っている洋服をフルに有効活用させ、買い上手でコーディネート上手な人こそおしゃれかなと思います。 また、おしゃれではないと思っていますが、アパレルでの経験と年齢を重ねた経験のおかげか、買い物では失敗しなくなりました。 1シーズンしか着れないものは見抜けるので、あまり高いものは選ばず、その年で着まくります。 なので数回しかきてないなんてことはなかなかないですね。 たくさんあるのに着るものないーなんてことはシーズンはじめに多々ありますけど。 また一般の洋服をデザインしているデザイナーさんはあくまでも商業デザイナーさんです。 企画側の意向をくんでデザインするので、あまりデザイナーさんにはスタイリング提供までの権限はありません。(最終的に判断するのはデザイナーさんではないという意味です) バイヤー側からすると着回しやすい方が売れますし、コーディネート提案した方が買い上げ点数アップにつながると思いますが。 「来年着れない服」と意識してもの作りすることはありませんが、「去年と違うトレンドもの」というのは常に意識します。 結果的に今年は去年の着れない!ってことになるのでしょうが、あくまでもそれを狙ってではなく、去年と同じだと売れないからです。