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真空管でプリアンプを自作しましたが、出力が大きすぎるため「アッテネータ
真空管でプリアンプを自作しましたが、出力が大きすぎるため「アッテネーター」を2kΩ(1本)と1.8kΩ(2本)を組み合わせて出力端子に接続したところ、確かに出力はー10dB程度減少してうまくいきましたが、低音が出なくなりました。どこがおかしいのでしょうか?音質を変えずに出力を低下させる方法はありませんでしょうか?くわしいかたおられましたらお願いします。
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回路が判りませんので断定は出来ませんが。おそらくプリアンプ出力インピーダンスが高いのではないでしょうか? (プリアンプ(ラインアンプ)の力不足ですから、抵抗値を一桁上げて見て下さいSN劣化があるかも) 解決策としては、ライン出力にトランスを使用し、定インピーダンスアッテネ―ターに変更すれば相当変わります。 費用もかかりますが効果絶大です。(音量の変化のみで、音質は変化しません) 良いコントロールアンプは、この方法を採用していますので、バワーアンプの質を問いません。(当然値段が高くなります) 私はこの為に、自作コントロールアンプに、プッシュプルのライントランス出力(600Ω)で定インピーダンスアッテネ―ター(600Ω)バランス出力を採用しています。 ですから、ラインコード(バランス)10m位伸ばし、(CDプレーヤー、レコードプレーヤー、ラインアンプとパワーアンプ、スピーカーは部屋の反対側で使用のため)安いケーブルを使用しても音質は変わりません。
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- fcd7308
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No1,3です まだ締め切られてないので回答を追加します。ラックス型の回路ですと参考URLの回路でしょうか。この回路は1段目がカソード接地のP-G帰還でゲインが10倍、2段目は同じくカソード接地でトーン回路を含めて帰還回路が構成されていて、ボリュームが中間のときゲインが2倍弱くらいでトータル20倍弱位です。当時のフラットアンプのゲインとしては普通くらいです。いまだと少し多めですが、少しボリューム上げただけで....とはならないような気がします。 この回路は12AX7で設計されており、しかもどちらも負帰還でゲインを決めているため真空管を交換してもそれほどゲインは変わらないと思われます。「12AX7に変えるとさらに音が大きく...」とお礼の欄にありましたので、回路が負帰還回路となっていない可能性があります。 1段目の入力に68kΩの抵抗がありますが、この抵抗を小さくしたり取ってしまうとほとんど無帰還状態となって、真空管を変えるとゲインが大きく変化します。この1段目のゲインを変えるには出力からグリッドに繋がっている680kΩを小さくします。330kΩで約5倍、240kΩで3,5倍になります。これよりは小さくしない方がいいです。点検してみてください。
お礼
お礼が遅れまして申し訳ありません。ご指導いただいた内容で調整をしてみます。 ありがとうございました。
- e_Chikama
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再度、NO-2のe_Chikamaです。 解決して良かったですね。 私も昔の質問様と同じような経験をしています。 その時色々な実験をして判明したのが、下記の点です。 1. プリアンプの出力インピーダンスを極力小さくする 2. プリアンプの出力容量を極力大きくする。 です。 この様な処理をすると、低抵抗のアッテネ―ターを入れることが出来ます(音質劣化が無い) RCAケーブルも含め、安いケーブルでも音質の劣化が有りません、また長くすることも可能です。 どの様なバワーアンプでも駆動出来ます。 欠点としては、製造コストが上昇します・・・・。 今まで何台か製作の経験があるなら難しい事は無いでしょう、メーカーはコストの問題で出来ませんが、アマチュアのマニアは一度挑戦する価値はあると思います。 具体的には、NO-2で先ほど説明した通りです。
お礼
大変お騒がせいたしまして申し訳ございません。 これからも最新のプリアンプを求めて製作を繰り返します。 ありがとうございました。
- poposhan
- ベストアンサー率53% (8/15)
回路がわからないのですが、真空管プリアンプの出力にアッテネータを入れるのは得策ではないと思います。パワーアンプの入力にアッテネータはないのですか? >使用真空管は12au7を左右1本づつ使ってます。ちなみに12ax7に差し替えたらもっと出力が大きくなります。 出力が大きくなる、というのは全体のゲインが大きくなるということだと思いますが・・・そうするとプリアンプの終段はNFBがかかっていない状態でしょうか?プリアンプだけで何とかするとすれば、アッテネータよりNFBを少し多めにかけて全体のゲインを下げた方が良いような気がします。
お礼
パワーアンプ(6RA8PP)には500KΩB型の入力VRがありますが、これを絞ると音質が甘くなるので出来る限り半分以上の状態で使いたいと思っています。先ほど色々とご指導いただいた内容で一桁大きい抵抗を組み合わせてアッテネーターを製作して取り付けたところ、音質も悪化せずに音量を下げることが出来ました。ご指導いただいた皆様ありがとうございました。
- qann
- ベストアンサー率40% (223/546)
π型かT型のアッテネーターを組まれたものと思われます。ご使用になられた抵抗器が2Kと1.8KΩとのことですが、真空管なら出力インピーダンスはもっと高いのではないでしょうか? 出力がどのような回路か不明ですが、もし通常のカソード接地ならどんなに低くてもやっぱり数10KΩはあるでしょう。DC直結回路でもないかぎり、整合はある程度アバウトに考えてもかまわないのですが、あまり極端なミスマッチになるとF特性だけでなく、歪率にも影響が出てくるので要注意です。 ご参考までに入力インピーダンスが10KΩで-3dBのπ型減衰回路を添付します。
お礼
早々にご教授ありがとうございます。アッテネーターの形式はπ型と思います。計算上は抵抗が少ない方が音質に影響が出ないだろうと考えて、出来るだけ抵抗の少ない組み合わせにしましたが、アンプの出力インピーダンスのことは考えていませんでした。早速抵抗の数値を変更してみます。ありがとうございました。
- fcd7308
- ベストアンサー率56% (77/136)
No1のものです。回答としてカソードからの出力(カソードフォロワー)を例としてあげましたが、100%負帰還で見かけ上のインピーダンスが低くみえるだけで、実際に負荷できる出力抵抗はカソード抵抗の2倍まです。これより低い抵抗を繋ぐと回路の動作がメチャメチャになります。究極にはNo2様の通りなのですが、¥がちょっと.... 具体的なアンプの使用方法と回路の概略、使用真空管がわかれば詳しい回答がたくさんきますよ。
お礼
早々にご教授ありがとうございます。もう少し詳しい内容で質問させていただくように準備致します。何ぶん古い回路ですのでdataが残っていませんから写し取るのに時間がかかりそうです。ありがとうございました。
- fcd7308
- ベストアンサー率56% (77/136)
はじめまして 回路や真空管の名前が何も書かれてないので、一般的な真空管回路を想定しての回答となります。 真空管で電圧増幅をする時、真空管のプレート、カソード(カソードフォロワー)から出力するにはカップリングコンデンサーとして0.1μF~1.0μFのフィルム系コンデンサーを通して信号を取り出します。質問者様はこの出力に2+1.8+1.8 KΩでアッテネーターを組まれたわけですね。10dBほど減少したとのことなのでアースと1.8kΩのところから出力をとったと思われます。 抵抗アッテネーターのところだけ見ると問題ないのですが、カップリングコンデンサーのリアクタンスの考慮がぬけてます。真空管の出力インピーダンスが“0”Ωだったとしてもアッテネーターの合成抵抗=1.8/2K+1.8 により、470Ω 一方、カップリングコンデンサーのリアクタンスはXC=1/2πfcによって1KHZでも340Ωほど、実際はカットオフ周波数=1/2πCRにより338Hzあたりで3dB低下、あとは周波数が半分になるにしたがって6dBで低域にしたがってレベルがどんどん下がっていきます。これが低音が出なくなった原因です。 実際は真空管回路の出力インピーダンスは0Ωでは無いため、もっと高い周波数から低域に向かうにしたがい低下します。 使用真空管と具体的な回路をわかる範囲でおしえていただくともっと正確な解答ができるのですが、差し支えなかったら教えてください。
お礼
ご返事ありがとうございます。お問い合わせの回路図はdataとしてありませんが、古い文献(上杉佳郎著)からlux型のトーンコントロール回路を拝借して製作しました。使用真空管は12au7を左右1本づつ使ってます。ちなみに12ax7に差し替えたらもっと出力が大きくなります。元々音質については満足しておりますが、パワーアンプを接続すると若干のノイズもありますし、またVRの位置が9時以上上げられないので今回のアッテネーターを出力端子に取り付けました。2Kを1本とその両端からアースへ向けて1.8Kを1本づつ接続しています。音量はバッチリ低下しましたが、低音がほとんど出ないクリアすぎる音質が何か変な感じです。低音調整を目一杯まわせば何とか低音は出ますが、これでは正常ではないと思って質問させていただきました。宜しくお願い致します。
お礼
早々にご教授ありがとうございました。早速に抵抗値を一桁上げてみます。今までに真空管のプリアンプは5台制作しましたが、偶然うまく出来上がっていたようです。次回からは気をつけます。ありがとうございました。