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真空管アンプの周波数特性が音量VRで変化する訳
真空管アンプの音量調整VRの位置により周波数特性が変化(広域が劣化)すると聞きます。通常、メインアンプの音量調整VRは100~250KΩです。一方、プリアンプの出力インピーダンスは低い(私が使用しているプリアンプ LUXKIT A3300は970Ω(仕様書)です。メインアンプの初段真空管の容量や接続ケーブルの浮遊容量も考慮する必要があるのでしょうが、メインアンプのVRを10KΩ程度にすれば、Cの影響は1/10程度になると思うのですが?相変わらず、100~250KΩのVRが使われている理由は他にあるのでしょうか?お教え下さい。
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前のお答えにもありますが、500オームのボリュームで最大の抵抗値は125kです。 この場合20kHzでゲインが半減(-3db)する周波数は、入力回路の容量が100pFとして75kHz、10PFならば750kHzになります。 これは普通に聞こえる周波数よりもかなり高い周波数です。 100pFもある入力容量は通常ありませんので、普通の使用目的ではまず問題はありません。 結論としてはタマのプリには球のメインがよく、半導体のプリならばどちらでも良いということでしょう。あくまで「入力インピーダンスだけの問題ではということですが。 気になるのであればプリとメインをでいる限り近くに置いて短いケーブルを使うことですね。 それが一番現実的な案だと思います。
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- adenak
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no.2ですが、ご指摘の通りで250kオームのVRではスライダーの位置が1/2の抵抗値の時125kオームが並列ですので62.5kオームですね。(プリの出力インピーダンスをゼロとして) 失礼いたしました。
お礼
ありがとうございます。何度もスミマセン。影響受けるのは、可聴周波数帯域外(だけど、微妙に音質に影響するようですが)のようですので、プリ-メイン間のオーディオケーブルを短めにしてみます。
- bogen555
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メインアンプの真空管グリッドから見た最大抵抗値は、VRの最大抵抗値の「1/4」になります。 VRがMAXのときには、真空管グリッドから見た抵抗値はプリアンプの出力インピーダンス(A3300では970Ω)になり、VRがMINのときには0Ω(グラウンドに短絡)になります。 VRが中間でVRの最大抵抗値の1/2のときには、等価的に1/2の抵抗が並列に入り、VRの最大抵抗値の「1/4」になり、これがメインアンプの真空管グリッドから見た最大抵抗値です。 ここら辺のことは、アンプの初心者向け設計書に載ってるはずです。
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ありがとうございます。影響受けるのは、可聴周波数帯域外(だけど、微妙に音質に影響するようですが)のようですので、プリ-メイン間のオーディオケーブルを短めにしてみます。
- adenak
- ベストアンサー率34% (180/526)
真空管のグリッドに入力容量が有るのはご存知の通りと思いますが、VRのスライダーの位置でグリッド側から見たVRのインピーダンスは変わりますね、プリの出力インピーダンスがゼロとするとVRの抵抗値の半分となるところでグリッド側から見た抵抗は最大となります。つまり250kΩのVRとすると125kΩという事に成ります。という事は125kΩを通してグリッドに入力されることと同じですのでその抵抗と入力容量でローパスフィルターが形成されます。VRのスライダーの位置でグリッドから見たインピーダンスは変化しますがVRの抵抗の半分の位置が最大となります。ですから一般的にメインアンプのVRは最大の位置でと言われます。中には無い物も有ります。 A3300の出力インピーダンスはNFBにより見かけ上約1kΩとなっておりますので通常使用する1m位のケーブルでは高域低下等の心配は有りませんがメインアンプの入力VRが20kとか30kΩとなった場合、プリの送り出しの球の負荷抵抗にパラに入る事に成りますので出力の低下、歪の増大となる事も有るし、送り出しのコンデンサーの容量により低域がカットされる事も有ります。 やはり球のプリには入力インピーダンスが100kΩ以上は欲しい処です。
お礼
ありがとうございます。影響受けるのは、可聴周波数帯域外(だけど、微妙に音質に影響するようですが)のようですので、プリ-メイン間のオーディオケーブルを短めにしてみます。
補足
ありがとうございます。 ===================== VRのスライダーの位置でグリッドから見たインピーダンスは変化しますがVRの抵抗の半分の位置が最大となります。 ===================== スミマセン。理解出来ないでおります。グリッドから見たインピーダンスはVRがMAXの場合ではないのでしょうか?
- bogen555
- ベストアンサー率64% (111/173)
出力インピーダンスと許容負荷インピーダンス(負荷駆動能力)は違うことは理解しているでしょうか? 例えば真空管プリアンプだと、負帰還により出力インピーダンスは低くできますが、許容負荷インピーダンスは低くできません。 特に出力段がCR結合だと、数10kΩがせいぜいでしょう。 それが、相変わらず100~500kΩのVRが使われている理由です。 詳しいことはアンプの設計書に書いてあります。
お礼
ありがとうございます。
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ありがとうございます。影響受けるのは、可聴周波数帯域外(だけど、微妙に音質に影響するようですが)のようですので、プリ-メイン間のオーディオケーブルを短めにしてみます。