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刑事コロンボは推理ドラマにあらず
刑事コロンボは推理ドラマにあらず 一般にコロンボは刑事が証拠を辿って犯人を暴く”論理的”なドラマと宣伝されていますが、 これまでNHKで放送されたものについては証拠を捏造し自供を引き出す話が多い。 アガサクリスティのポワロなどでは意外性(二重の意味)をおちに持ってきてそれなり共感があるのに、 コロンボはその点情けない。 犯行動機の説明と証拠の捏造で視聴者を納得させようとしてますがこれで面白いと思うのはコロンボのオトボケキャラにだまされてるためではありませんか? 頭悪そうな風采の悪い男が実は非常に頭の切れるできる男だというこの点だけで人気があると思いますがどうでしょうか?
- bataine
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質問者が選んだベストアンサー
確かに推理ドラマではありません。歴史に残る、心理サスペンスドラマですね。 作品の共通点は、 ・ 犯人が社会的地位が高く、プライドも高い。 ・ ドラマのはじめに犯人がわかる。 ・ ドラマのはじめにトリックもわかる。 ・ 犯人は最初、完全犯罪に自信満々。 ・ 徐々にコロンボに追い詰められていく。 まあ、これが定番のパタンですね。トリックも犯人もわかっていますから、推理ドラマではないことは明確です。面白みは、コロンボの論理的な仮説の積み上げと、天才的なアイデアで犯人を巧みに追い込む心理戦。とくにプライド高い金持ちを、正義の味方の庶民が追い詰めるワンパターンは、爽快です。論理的な仮説構築は間違いないですが、推理ドラマとは誰も言っていないと思うので、勝手に勘違いされたように思いますね。 このドラマ、日本語は、コロンボ役の小池朝雄の言い回し「うちのかみさんが~」有名に。英語版は、ピーターフォークの、単純な言い回しで、なぞを引き出していくところが、生の英語として勉強になります。また、若いときのスピルバーグも監督をしていたり、多くの才能を映画界に送り出したことや、犯人に毎回有名ゲストを呼ぶという手法も一般的にしましたね。 三谷幸喜などは、これをもとに、まったく同じコンセプトの古畑任三郎を書いて、大ヒットしました。 少なくとも、テレビ版の安っぽい謎解き推理ドラマのポアロとは、別次元の作品と思います。
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- qaqa246
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あのドラマって視聴者にまず犯人を見せて コロンボがどう犯人と心理戦をするかを楽しむ物だと思うよ。
お礼
ありがとうございました。 そのとおりですね。 でもなにぶんにも証拠の捏造が多すぎるのです。 いくら犯罪者といえど嘘の証拠で逮捕されては怒るでしょうと。
- mayosilo
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ぜんぜん推理劇ではありませんよ。 観客が考えるための材料は無いんだから。 「頭悪そうな風采の悪い男が実は非常に頭の切れるできる男だというこの点だけで人気があると思いますがどうでしょうか」 いいえ。 コロンボシリーズは出来不出来の差が大きく、 つまりないものがかなりありキャラクタ性とは無関係です。 面白い話はキャラクタが平凡と想定しても面白いですよ。
お礼
ありがとうございました。 私もこれまで全放送を見てきましたが余り面白いと思う作品が無かったのです。 しかし「黄金のバックル」という作品にはおやっおもしろいと思いました。 でもスピルバーグが監督したものなど特に何も感じませんでした。 私はコロンボはキャラで話を持たせていると思います。 今放送中のモンクなどもキャラだけでみせていますし。 でも作品の出来不出来とは無関係ですね。
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