EpiphoneのCASINO

質問

EpiphoneのCASINO

ビートルズが好きなので、CASINOを購入しようかと考えています。二本目のギターなので少し良いものがいいなと思い、Elitistか日本製の中古を検討中です。
ただ、色々と調べていく内に疑問がいくつか出てきまして。
ヘッドで日本製・USA製と中韓製を見分けることができるらしく、日本製・USA製はギブソン型のヘッド、中韓製はいわくチ●コヘッド（下品な表現ですみません…）なのだとか。しかしElitistとレギュラー、両方ともギブソン型ではない気がします。Elitistは日本製と認識していたのですが、勘違いだったのでしょうか。
というかそもそも、かのジョン・レノンが所有していたUS製CASINOすらギブソン型には見えないのですが、単なる私の勉強不足なのでしょうか。
どなたかご教授いただけると非常に助かる次第です。

回答No.1

noname#210617 · ベストアンサー

＞ヘッドで日本製・USA製と中韓製を見分けることができるらしく
それは本来ギブソン製のオリジナルモデル（レスポールとかSGとか335とか）をエピフォンブランドで出している場合だけです。
CASINOはもともとEpiphoneですから、ギブソン型ではなくEpiphone型のヘッドです。

どこで製造されたかは、ボディ内部のラベルで識別できると思います。
私のはヘッドの裏に、思い切りMade in Koreaのシールが貼られていました。
内部のラベルにはKの文字がありました。

お礼

なるほどありがとうございます！
たしかポールはギブソン型ヘッドのCASINOを持ってたような気がしたのですが、あれはCASINOじゃなかったんですねー
勘違いしてました。

回答No.3

noname#210617

＞たしかポールはギブソン型ヘッドのCASINOを持ってたような気がしたのですが
ポールのCASINOのヘッドは、ジョンやジョージのものと比べるとギブソンに近い形状ですね。
先端のOpen Bookの膨らみが小さく、ヘッド全体もジョンのものが先端のほうが広がっていて、頭でっかちな感じがするのに比べて、ポールのものはどちらかというとボディ寄りのほうが幅が広くなっています。
ギブソン型と言われることもあるようですが、私にはちょっと違和感があります。

回答No.2

LB05

>たしかポールはギブソン型ヘッドのCASINOを持ってたような気がしたのですが、あれはCASINOじゃなかったんですねー

　カジノはギブソンES-330（有名なES-335ではありませんよ）の兄弟モデルです（カジノは'６１年にエピフォン社がギブソン社に買収された後のモデルであり、エピフォン社のオリジナルモデルではありません。カジノのモデルNo.はES-230TDで、ギブソンES-330との関連を示しています）。
　故に・・・

※当然ボディ形状は勿論、ピックガードなどの小物類の形状までギブソンと同じです。また当時のカジノは現行モデルの様なスリムヘッドでは無くギブソン的なワイドヘッドだった為、遠目にはギブソンES-330とエピフォンES-230TDの区別は困難です。
　更に・・・当時世界中で最も売れていたバンドがビートルズです。ポールがES-330そのものを持っていたとしても、別に不思議ではありません。
　『ポールはギブソン型ヘッドのCASINOを持ってたような・・・』っとは実はES-330だった、という事も十分考えられます。

※余談ですがついでに。
　細かい事を言うと・・・現行カジノはネックジョイントが違います。
　ビートルズの時代のカジノは１６フレットでネック（正確にはフィンガーボード）とボディがジョイントされており、日本製・韓国製・中国製は１７フレットジョイントです。
　故に現行カジノは、外観上もトーン上も『ジョンやポールのカジノ』とは微妙に違います。

※さてカジノの生産国ですが・・・No.１様御指摘の通りで、ヘッド形状では判りません。
　最近のモデルは、製造年代とモデル名で大まかに分類出来ます。

（１）山野楽器がギブソン及びエピフォンの代理店を返上してから（つまり代理店がギブソン・ジャパンになってから）、基本的には日本製カジノはありません。（エリーティストシリーズは日本製とされていますが、あれは山野の企画で製造されていたモノで、代理店が山野からギブソン・ジャパンに移行した時点で消滅したはずです。）
　故にギブソン・ジャパンが販売している現行の標準型のカジノは、韓国製か中国製（最近は殆ど中国製の模様）です。韓国製か中国製か？はボディ内のラベルを見れば判る事もありますが、何の記号も無いラベルもある様で、必ず『ラベルで生産国が判る』というワケでも無さそうです。

（２）いわゆる'６５年復刻モデル（ジョン・レノン・レプリカとされている、世界１９６５本限定のシリアルNo.が付いたモデル）と、'６２年、’６４年レプリカ（ジョージとポールのレプリカ）は日本製の木部にUSギブソン社製部品（PUもUSギブソン製）を搭載したモノで、ネックジョインが１６フレットに戻り、塗装もラッカーなど非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。
　当然中古でも高価ですが、財力に余裕があるならこの３種類のモデルを探すのがお勧めです。（'６４年レプリカは、特に流通量が多い様です。）

（３）同じ限定・復刻モデルでも、エリート'６５、リミッテッド・カジノなどの木部は不明です。（日本製でない可能性が高いです。また、ハードウェアもUSギブソン製では無い様です。）

（４）ついでに言いますと、もちょっと古いモデル（～'９０年代初頭まで）のカジノは日本製しかありませんが、ネックがメイプルで作られており、オリジナルのカジノとはかなりトーンキャラクターが違います。

・・・故に、

※ギブソンジャパン設立の'０７年以降の標準型カジノには、（その後しばらくは山野の在庫品も出回ったでしょうが）基本的には日本製は無さそうです。

※エリーティストは日本製と言えそうです。

※'６０年代レプリカなどの特殊な限定モデルでも、製造年代によっては日本製では無い可能性があります。

※例え日本製でも、あまり古いモデルは『カジノというギター』として見た場合どうか？と。

・・・っとなりますが、どうせ中古を買うなら。
　韓国製、中国製の最大の問題点は、加工精度や仕上げのバラつきの大きさです。
　中古という事は展示品そのものを買うワケなので、御自身で良く観察され、納得出来るモノであればどこで製造されたかは関係無いと思いますが。