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ヨーロッパの国々の物価と税制について
- ヨーロッパの国々の物価と税制について詳しく教えてください。
- 現在日本でデフレが問題になっていますが、ヨーロッパの国々では物価はどのような状況ですか。
- また、ヨーロッパの国々では高い税率が教育や福祉に十分な予算をもたらしているのでしょうか。
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ドイツ在住です。 (1) 食品、生活必需品は消費税 7%。CD、DVDその他の消費税は 19% です。 物価としては、いわゆる定価制ではないので、どういった店で購入するかによってかなり変わりますが、普通のスーパーで ハム200g 50セント(73円・税込)くらいから、コーラはコカ・コーラ社のものは1.5Lで 1.2ユーロくらい(150円くらい・税デポジット込)、空き瓶を返すと15セントほど戻ってきます。コカ・コーラ社ではなく、他社の類似品であれば 1.5Lで55セントほど(80円ほど・税デポジット込)、空き瓶を返すと25セント戻ってきます。ビールは、そこそこ美味しいビールが70セントほどから飲めます(500ml、日本で言う中瓶)。音楽CD、映画のDVDはモノによって値段もピンキリ。CDは一枚4ユーロから30ユーロまで、DVDも6ユーロほどから40ユーロまであります。 外食は、レストランで食べるか軽食インビスで食べるかによって大きく値段が変わります。ケバブなどは3ユーロ以下で食べれます。一つ食べれば十分ボリューム満点。焼きソーセージなどは1ユーロから。すべて税込。レストランだと少なくとも10~15ユーロは見る必要があります。これに飲み物代がついて、実質は13~18ユーロくらい。サービスは高くつきます。 衣服・靴などは高い価格のものが多いです。ちゃんとした靴は100ユーロ程度から300ユーロ以上まで。とは言え、10年以上は平気で同じ靴を履くことが可能なので、日本の価格に比べたら単価としては安いのかも知れませんね。スーパーなどで安い靴は7ユーロくらいから購入可能です。ただ、「安かろう悪かろう」が多いでしょうか。 (2) 日本に比べて高いか安いか。生活物価は安いですが、サービスは高いと思います。 (3) 教育は大学院まで基本的に授業料無料。大学は登録手数料として一学期当たり 200~300ユーロ程度を取りますが、多くは域内近距離交通の定期代込となっているため、十分に安いと思います。ベルリン自由大学の学生であればベルリンの近距離交通は乗り放題、ルール地方の大学の学生はルール地方内乗り放題となります。社会保障は最近かなり切り詰められましたが、まだ十分なレベルにあると言えます。ただ、最近は町医者のレベルがかなり落ちてきているので、実質の部分では厳しい面も見えます。社会的弱者に対する手当の類も、一時期の手厚すぎる状況からは後退しているとは言え、日本に比べればまだまだ十分な予算が付いています。 (4) 車を所有していないため、具体的な税金の額は知りません。車検は二年に一回。自動車税の他に環境税・鉱油税などが掛かってきます。ガソリンは現在一リットル当たり 1.34ユーロ程度。日本より高いです。
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- PENPENMAKKY
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フランスを事例にします。 (1) 食品、CD、DVD、電気製品、衣類などの価格とそれに伴う税率を教えてください。 食材(肉や小麦)は非課税で、その他は19.6%です。 (2) (1)の価格は日本に比べて高いか安いか。 最低賃金が時給8ユーロ(手取り7ユーロ)に対してコーラが2ユーロ(15分労働)です。日本は800円に対して150円ですので11分労働でしょうか。ランチが10ユーロから20ユーロですので1時間働いてもご飯は食べられません。日本は300円からあります。 (3) (1)での税率が高い国では、教育や福祉などに十分予算がつけられていますか。 フランスの税金は教育・軍事・国債償還費に用いられており、福祉は社会保険(源泉徴収1ユーロ)が用いられています。 (4) 自動車にかかる税金や費用と車検の有無を教えてください。(日本だと自動車取得税、消費税、自動車税、自動車重量税、揮発油税などがある) 存じませんが、ガソリンは日本より高いです。