DOSプログラムが完全に終わらないかもしれない

質問

コンソールのアプリケーションとかバッチフアイルとかで遊んでいると、
MS-DOSプロンプトのウインドウを閉じようとした時に、
保存していないデータは全て失われます
といったようなダイアログが表示されることがあります。
exitなど、コマンドが完全に終了していない問題に近そうな現象が起こりました。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main() {
char str[2000] = "a", *p;
system("dir");
if(*str)return 0;
p = str;
return 0;
}

これをC++でなくC言語としてコンパイルしました。
最後の2行は実行されません。なのに、この部分は結果に影響します。
str[2000]では問題は起きませんでした。
str[3000]ぐらいから、この実行ファイルを実行しても、何も起こらず
次のプロンプトが表示されたり、

正しいコマンド インタープリタの名前を入力してください. (例 : C:\COMMAND.COM)
>>

と表示されたりします。

ソースの最初のreturn 0;は実行されます。それなのに、その後に
p = str;が実行され、strの確保容量によってエラーになるようです。

ソースに間違いはありませんよね？
使用したコンパイラLSI自身のエラーなのでしょうか？
system("dir");の次に、exitのようなものが必要なのでしょうか？

回答No.3

liar_adan · ベストアンサー

>どうしてそれで解決されるだろうと予測できたんですか？
>このソースではstatic にすることは無意味に思えたんですが。

staticの付かない変数(自動変数)と、
付く変数(静的変数)では、
メモリ上に確保される場所が違うのです。

自動変数は大抵、「スタック」というところに取られます。
ここはアクセスしやすいのですが、量に限りがあります。
自分で書いたプログラムだけではなく、
C言語のライブラリや、
システム制御などにも使用されるので、
あまり使いすぎるとシステム全体が変になってしまうことがあります。
「スタックオーバフロー」といわれる現象です。

机の上に物を置くと便利だけど、
置きすぎるとぜんぜん作業ができなくなってしまう、といったところです。

LSI-Cは、メモリが貴重だったDOS時代のコンパイラですから、
たぶん数キロバイトしか確保してないと思います。
スタックを使い切っておかしくなったのではないか…と思いました。
(大きな配列を取るとよくあるんです)

静的変数の配列や、mallocで確保したメモリ領域は
別のところに取られるので、
スタックオーバフローの問題は起こりません。

お礼

staticは次回{}が実行された時に、前回の値が保たれ初期化されない
だけだと思っていたけど、もっと他にも違いがあったということが
勉強になりました。

charが3000個程度でも、企画上の範囲を越えていたみたいです。
教えていただいたmallocでも問題が解決できました。

*ｐが理解できず、そこが原因だと勘違いした下のバカも
勉強になったと思います。

ありがとうございました。

回答No.2

liar_adan

自動変数にあまり大きな配列をとると、
プログラムにバグが無くても動きが変になることがあります。
これは処理系によって、どれくらいだと変になるかが違い、
状況によっても違ってくるので面倒です。

LSI-CだとDOSの処理系だから、3000も配列をとると駄目かもしれませんね。

対処方法としては、
・strを配列ではなくてmallocで取得する。
・strをstatic charとして宣言する。(ただし、プログラムの中で
この変数を何度も使うと問題があるかもしれない。
この場合はmainだから大丈夫だとは思います)
のどちらかになるでしょう。
まあmallocで取った方が安全だと思います。

補足

static にしたら問題は発生しなくなりました。
どうしてそれで解決されるだろうと予測できたんですか？
このソースではstatic にすることは無意味に思えたんですが。

回答No.1

PAPA0427

こんな変なコーディングは…。

＞char str[2000] = "a", *p;
たぶん此処でしょう。*ｐってどこで宣言されてるのでしょう？

宣言文だけで、実体がないですね。