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教育ローンの申し込みについて
- 教育ローンの申し込みは自己破産などの事故歴があっても厳しいのか?
- 成人で無収入だが通信制高校に通っており教育ローンは申し込めるか?
- 教育ローンを考えている方に質問です。申し込みの条件について教えてください。
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#1です。 > 総合すると我が家の場合、どの教育ローンも組むことはできないという判断になるのでしょうか...? このようなサイトでは、ローンに関する判断は、誰にもできません。 審査をし、お金を貸すのが金融機関等である以上、その金融機関の審査担当者が判断した結果しか、正解ではないんです。 結果的に、正解と同じ答えになることはあっても、それは正解とは言えないと思います。 「判断は金融機関等がするもの」なんですが、その「基準」は、金融機関等によって異なっているんです。 ですから、A銀行ではNGと言われたけれど、B銀行では条件付きでOKと言われ、C信用金庫では条件なしでOKと言われた…というように、審査結果が違うことも珍しくないんですよ。 ただし、どの金融機関等においても、ローンの審査においては、『個人信用情報機関』に登録されている『個人信用情報』を参考にしています。 ですから、ローンの申し込みをしてきた人の『個人信用情報』を照会した結果、「ネガティブな情報」が登録されていると、NGとなることが多いんです。 「ブラックリスト」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか? 「信用」に関しては、「ブラックリスト」というリストは現実には存在しないのですが、『個人信用情報機関』に「ネガティブな情報」が登録されていることを、俗に「ブラックリストに載る」「ブラック状態」「喪中」と言ったりしています。 自己破産の手続きが開始された、返済が遅れた、ローンの返済を猶予してもらったetc.といった場合には、俗に言う「ブラックリストに載る」ことになります。 『国の教育ローン』は、民間金融機関の教育ローン商品と比較しまして、「金利が低い」「返済期間が長い」「返済負担率の基準が高め」となっていますので、その分だけ「審査に通りやすい」んです。 また、借入申込者の年齢や居住年数で、審査ポイントを加算できる点から見ても審査に通りやすくなっていると思います。 逆に、年収が多すぎると申し込みができないんですよ。 こういったことから、『国の教育ローン』が借りられなければ、他のローンを借りることはより難しいと言えるんです。 > 色々見てみたら、日本学生支援機構の奨学金の2次の場合、本人の申し込みが可能で、親が債務整理などがあっても関係なく(とは言え、どの程度審査に影響するかはよくわかりませんが)申し込みできると見たことがありますが、そちらも同様なのでしょうか? 日本学生支援機構の奨学金は、ローンとは全く別のものですし、審査の基準も異なっていると思います。 ただし、奨学金の返還率のあまりの悪さから、日本学生支援機構も『個人信用情報機関』の「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」に加盟しました。 さしあたっての利用方法は、返還遅延者について延滞情報を登録するのみの利用で、審査には反映させない…とは言っていますが、申込時に本人と、人的保証制度を利用する場合には連帯保証人、保証人に、個人信用情報の利用についての同意を得ると聞きました。 『国の教育ローン』の「据置期間」が認められるのは、「在学中」だけですから、万が一、ドロップアウトした時には、即刻日本政策金融公庫に連絡のうえ、元金の返済を開始しなければなりません。 この点、奨学金はどうなっているのでしょうか。 出来る限り、いろいろな状況を想定して、「来月から返還・返済しなければならなくなったとしたら…。」も想定するようにしてください。
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- Domenica
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日本政策金融公庫の『国の教育ローン』でしたら、以前審査を担当したことがあります(勤務先が、『国の教育ローン』の受託金融機関なので)。 現状もだいたいのことは現担当者に確認したりしていますので、おおよそのことは判断できると思いますが、実際にどうなるかは、申し込んでいただかなければ何とも言えないと思います。 自己破産に関する事情やお考えについては触れずにおきます。 自己破産の手続きが開始されれば『個人信用情報機関』にその旨の登録がされます。 申請したばかり…とのことなので、もしかしたら、タイミングによってはまだ『個人信用情報機関』に登録されていないかもしれません。 ところで、自己破産をされる前に、そのお借り入れについて、返済の遅延、延滞、返済の見直しなどはされませんでしたか? これらをされたうえでの自己破産がパターンとしては多く、この場合には、それらの情報も『個人信用情報機関』に登録されていますから、この点においても引っ掛かってきます。 ですが、なかには「いきなり自己破産」という方もいらっしゃいますので、そのあたりはどうだったかと気になりまして。 > 申込人が自己破産などの事故歴がある場合、国の教育ローンの申し込みは厳しいのでしょうか? 残念ながら、『国の教育ローン』は、ボランティアではなく、歴とした「貸付制度」です。 しかも、日本政策金融公庫の『国の教育ローン』に関する部分では、『個人信用情報機関』のうち「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」というところに、「信用情報」を照会します。 先ほど申し上げましたとおり、自己破産、延滞などについては、こちらにも登録されたりします。 申込書類を受け取る段階では、『個人信用情報機関』の情報は分かりませんので、「受け付け」の段階でNGとなることはないと思いますが(『国の教育ローン』には申込要件というものもありますので、要件を満たしていなければ、申込自体を受理してもらえません)、審査の段階で明らかになりますね。 仮に、『個人信用情報機関』にネガティブな情報が登録されていなかったとしても、自己破産に至る原因となった債務について、「抱えたまま」ということになりますよね? ならば、そのお借り入れについて、申込書類に記入していただかなければなりません。 自己破産をしなければならないような状況ですと、収入と借入の関係で見る「返済能力」の点で、審査に通らない可能性もあると思います。 返済能力を超えているから自己破産をせざるを得ないのですよね? > 本人が既に成人(20歳)していますが、現在はバイトなどはしておらず無収入ですが、特に事故歴などはありません。 > 現在は、通信制高校に通っており、来年卒業予定です。 > こうした場合、本人名義で申し込むことはできますか? できません。 私が担当していた頃と比較して、現在、『国の教育ローン』は各段に厳しくなっています。 現在は、原則「世帯の主たる生計の維持者」でなければ、申し込みを認められないことがほとんどだそうです。 以前は、「父親がダメなら母親」とか「祖父母」とかもOKになったことがあったんですけれど…。 本人につきましては、OKになる場合もありましたが、今は難しいようです。 そうでなくても、お子さんの場合は「無収入」ですから、返済原資がありません。 確かに、『国の教育ローン』には、「据置制度」がありまして、「在学中は元金の返済を待ってもらえ、利息だけ支払う」ということができますが、だからといって、「本人が卒業して就職してから返済すること」を想定した審査にはなっていないんです。 ですから、ご質問者さまのご家庭の場合、日本政策金融公庫の『国の教育ローン』のご利用は難しいのではないかと思います。
お礼
pcの調子が悪く、接続できなかった為 お礼が遅くなり申し訳ありません。 まだはっきりとした結論には至っていませんが、ローンを使わない方向で検討中です。 細かいところまでアドバイス頂き、助かりました。 ありがとうございました。
補足
早速のご丁寧なアドバイス、有難うございました。 総合すると我が家の場合、どの教育ローンも組むことはできないと いう判断になるのでしょうか...? 色々見てみたら、日本学生支援機構の奨学金の2次の場合、 本人の申し込みが可能で、親が債務整理などがあっても関係なく(とは 言え、どの程度審査に影響するかはよくわかりませんが) 申し込みできると見たことがありますが、そちらも同様なのでしょうか?