銀行

質問

銀行はどうやって利益をだしているのですか？
教えて下さい。

回答No.2

a_tomo · ベストアンサー

>銀行はどうやって利益をだしているのですか？

　皆さんから預金を集めます。それに利息を付けます。利息は年利で0.3%位です。こうやって集めたお金をお金が必要な人に貸します。ですが、貸したお金を返してくれなくなる人もいます。なので、ちゃんと返してくれそうな人にはドンドン貸して、返済が危なくなり潰れそうな人には貸さずに返せ返せとだけ言います。貸し剥がしとか新聞で書かれている事ですね。

　ちゃんと返してくれそうな人には安い金利で貸します。危なそうな人には高い金利でかします。今の日本で一番潰れそうもないのは、日本の国です。国が潰れちゃったら、日本の会社もみ～～～んな潰れちゃうからです。その日本の国は、盛んにお金を貸してくれと言ってます。国が借りた借金の証文を国債といいます。

　一番信用できる人なので、利息は一番安いです。それでも、年利で1.4%位の利息を取ります。0.3%位の利息を渡して集めるお金を1.4%位の利息を取って貸すんですから、1.1%位が銀行の利益になります。藤井財務大臣は、今度は44兆円くらいの新規国債を出すと言ってますね。44兆円の1.1%ですから、一年間で4840億円もの利益になります。

　日本で一番預金額が大きいのは郵貯銀行で180兆円位。二番目は東京三菱UFJ銀行で106兆円位。三番目がみずほ銀行で74兆円くらい。全部の預金を合わせると564兆円位あります。一方で国債発行残高は684兆円位あります。全部の預金で国債を買ってもまだ足りませんね。

　全部の国債を買い取れば、684兆円×1.1%=7.5兆円も利益が出ます。中小企業など、もしかしたら潰れちゃう所に貸しちゃうと、返してもらえずに損をするかもしれません。その横で、国というまず潰れそうもないところが一杯貸してくれと言って来て、何千億円も儲けが出ます。なので、銀行は一生懸命国債を買って、国にお金を貸してます。他の人に貸さなくてもこれだけで利益が出るのですから、他に貸すのは熱心ではありません。

　政府は、国債という形で、中小企業などがお金を借りに行く前に、銀行からお金を吸い上げてしまってます。それでいて、景気が悪くなると、もっと中小企業とかに一杯貸しなさい！と怒ってます。銀行の役割をしてないとか言って文句を言いながら、国債でお金を吸い上げて、一番お世話になってます。やってることがちぐはぐですね。

　国が借りなければ、その分の預金が一般に出回るようになるはずです。こう考えて、小泉内閣で郵貯を普通の会社にして政府がお金を使っちゃわずに市中に出回るようにし、国債の発行も減らす事にしました。今の鳩山内閣は郵貯をまた国のものに戻して、預金を政府が勝手に使えるようにし、国債の発行額も増やそうとしています。困った事ですね。そういうことにも気をつけてニュースを見てください。

お礼

大変わかりやすい説明ありがとうございました。
こっまた国ですね。もっとニュースや新聞を読んで勉強してみます。

回答No.1

kusirosi

・為替両替等の手数料

元来、西洋でも日本でも、銀行の始まりは、遠方に、大金運ぶ時の両替商でした。今でも外貨為替や振替送金などしてますね。

・貸付利子と預金利子の差額

両替のため、大口の顧客は、あらかじめ両替商は、大金を口座として預け、すぐ使うあてない金は、そのままにするようになりました。
そこで、大きなしごとしたいけど現金ない人に貸しつけて運用し、元金返済とともに利子をもらい、顧客の預金につける利子との差額で、もうけるようになりました。

お礼

勉強になりました。
また宜しくお願い致します。