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かぐや姫が、月の都から、地球に落とされた詳しい理由、また続き話等あれば教えて下さい。
廣済堂文庫の、世界の妖怪事典によれば、かぐや姫は「罪人(つみびと)」とか書かれてあったぐらいでしたが。 より詳しく知りたいので教えて下さい。 何故、落ちて来て竹の中で輝いていたのでしょうか? 続きについてはどうなのでしょうか。 あのままかぐや姫は、おじゃる丸みたいにまた帰って来たり、 帰ってもまた爺や婆やの元へ顔を出しに偶に戻って来たりとかはしているのでしょうか?
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- mizunoe
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先ほど、書き忘れました。 >地球に落とされた理由 一般的に言われているのは、契りに関わる罪です。 月の住人ではないと思っているので、すっかり忘れていました…。
- mizunoe
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>何故、落ちて来て竹の中で輝いていたのでしょうか? 以前読んだ本が見つからなかったので、以下をお勧めします。 http://take-tanabe.hp.infoseek.co.jp/take-sono2.htm 最近読んだ本では、こちらをお勧めします。 http://www5.tokyo-shoseki-ptg.co.jp/tosho_new/book/bookdata/01/4487801893.html かぐや姫も、ある意図を持って創られた書物だそうです。 語り継がれる中で変わっている、元は二つの話であったのではないかとも言う人もいますし…。多くの物語には真実が形が変えられ秘められているものです。 また、七夕伝説も合わせて調べると更に見えてくると思います。 鉄分のある温泉で笹濁りって言葉が使われるのをご存じですか?これを竹取物語と重ねたらどうでしょうか?竹=笹として。当時、鉄は貴重なものだったと思います。その鉄を巡る戦いではないかと私は思っています。
- Yumikoit
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もう20年も前のことでしたか、かぐや姫に関する本を読んだことがあります。 かぐや姫の文章の構成について語り、竹の中から生まれた「異常出生説話」、求婚者が次々に難題をふっかけられる「求婚難題説話」、そしてかぐや姫が天に還る「羽衣説話」の3つの部分に分け、それぞれについて類似の伝説が残っていないかアジアの伝承伝説との対比をしつつ、竹取物語のルーツを中国やインドネシア、チベットの方まで探ってみるという内容でした。 その中では、かぐや姫の出生前の罪について語られている部分はありませんでしたので、今回のご質問を興味深く感じ、いくつか検索してみたところ、折口信夫の「竹取物語」に類似するくだりが出てくるようです。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/18412_22284.html この文章の、「かぐや姫」に関する言及のところにも 姫がどうして、竹のよの中に這入つたかなどゝ言ふことも 言はれてはない。天で失敗があつて下界に降り、或期間を地上に居て また天へ還つたといふ風に、きれいに作られてゐる。 とあるようですが、天にいて神につかえていたような神秘の女性が地上に降りて来る過程には何らかの事情(天女の羽衣のように水遊びばかりでもなく)を求めるくだりがあったということでしょう。 私は、折口信夫氏の竹取物語を直接読んではいないのですが、検索したところ、日本語ジェンダー学会第6号に載せられていた「竹取物語から見たジェンダー 高木香世子」という文章にも関連する記述がありました。 大本のサイトが見つからないので、グーグルのキャッシュのURLをあげておきます。 これからも、かぐや姫の天上での罪、に関する詳細はどうもありません。 地上に降りてきて物語を展開するための一つの必然的な要素だったかと思います。 http://74.125.153.132/search?q=cache:FA2RSBcvCZcJ:wwwsoc.nii.ac.jp/gender/journal/no6/05takagi.html+%E6%8A%98%E5%8F%A3%E4%BF%A1%E5%A4%AB+%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB&cd=14&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja&client=firefox かぐや姫のルーツや解読にかかる解説書も色々と出ていると思います。ご自身の研究のきっかけになればいいと思います。頑張ってくださいね。
- mizunoe
- ベストアンサー率20% (71/351)
衣を通して光輝いた、衣通姫とも言われます。 歴史的観点からでしょうか? 竹取物語は、大和朝廷と地方豪族の戦いだと言いたいところですが、果たしてどこまで書きましょうか。 ロマンを壊しそうなので、取り敢えずここで失礼しておきます。
お礼
有難うと言わなくてはなりませんが、何でも良いので御願いしたかったですね。