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産業における国民性(中国、インド)は?

国民性というのは産業の「売り」に色濃く出ますね。 そこで、中国、インドの今後の「売り」となる国民性はなんでしょうか? 例(ある産業界で3極の国民性を見てきて)   日本 精度・正確さに神経質なほど拘る       →工業製品など精度を必要とするものに強い。        ただ、新規物・新発想物は弱い。        システム化など全体把握力も弱い。   アメリカ 全体を構想する      →システム物に強い(宇宙開発・プラント・P/Jなど)       ただ、大雑把で精度などを要するものNG       なんでもいい加減(なんでこの国が世界NO1か不明)   ヨーロッパ(ドイツ)       新発想に強い、システムも精度物もそこそこできる。 はてさて 中国、インドは今後どのような国民性で出てくるのでしょうか?  単に人が多くて人件費が安かっただけ?(だとすると一時的でスグ衰退する?)         

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回答No.1

Brics諸国の産業に対する解説/戦略の情報など探せば山ほどありますが・・ それとも2国に対する主観的な「イメージ」をお求めでしょうか? とりあえずその両方をお求めかと思いましたので 内閣府資料をベースにわたしのイメージを付け足したものを以下に紹介します。 ○は強み、×は弱みを表します。 ●●●労働力・人的資本●●● [インド] ○豊富で安価な労働力 ○教育システムの質の高さ(理数系、MBAなど) ○カレー ×教育の普及度は発展段階相応ながら絶対水準が低い [中国] ○豊富で安価な労働力 ○ラーメン ○発展段階と比べた平均余命の長さ ×発展段階と比べて高等教育の質・普及度が低い ●●●輸出競争力●●● [インド] ○ナマステ ○鉱石・お茶・綿花などの一次産品、繊維製品などの労働集約型製品、ITソフトウェア・システム開発 ○カレー ×より高度な工業製品 [中国] ○労働集約型製品、組立加工製品、比較的低レベルの素材 ○ラーメン ×インテグラル型ハイテク製品、穀物 ●●●ハードインフラ●●● [インド] ○発展段階対比では、比較的良好×絶対的な整備水準はBRICs中、最も低く、電力インフラが脆弱 ○ガンジス河でバタフライ [中国] ○発展段階相応の整備状況 ○ラーメン ×好況期にしばしば電力、鉄道などのインフラが逼迫 ●●●私的財産権保護●●● [インド] ○発展段階と比べて良好 ○ナマステ ×カレー [中国] ×保護レベル低い ×チャーハン ●●●経済の自由度●●● [インド] ○発展段階対比、市場経済を支える法制・サービスが整備されている ○税負担が相対的に軽い ○カレー ×貿易の開放度はBRICs 諸国中、最も低い ×事業認可手続きの煩雑さ ×補助金の多さ [中国] ○貿易の開放度はBRICs 諸国中、最も高く、国内競争も激しい ○税負担が相対的に軽い ○賃金決定の柔軟性の高さ ○ラーメン ×金融関連規制の厳しさ ×法・政策の不透明性・不公平性 ●●●技術革新能力・産業基盤●●● [インド] ○自然科学系研究機関のレベルの高さ、技術者の調達しやすさ ○ナマステの高さ ○R&D、産学連携意欲の相対的な強さ、企業の技術吸収力の高さ ○地場サプライヤーの量・質 ×カレー ×独自技術の少なさ、価格競争中心 [中国] ○企業の技術吸収力の高さ ○地場サプライヤーの量 ○R&D、産学連携意欲の相対的な強さ ○ラーメン ×独自技術の少なさ、価格競争中心 ●●●統治能力●●● [インド] ○発展段階対比でみて、統治の質が高い(法の支配、言論の自由など) ○カレー ×迅速な意思決定、政治的安定性などでは課題あり [中国] ○発展段階対比でみて、政府の効率性、政治的安定性は高い ×絶対水準はまだ低く、とりわけ言論の自由に大きな制約あり ×チャーハン ●●●所得格差●●● [インド] ○所得格差は相対的に小さい ×カレー ×貧困人口比率は高い [中国] ○ラーメン ×大きい。格差拡大中 ×チャーハン ●●●マクロ経済運営上の課題●●● [インド] ×慢性的な財政赤字の解消による公的債務の削減 ×天然資源依存のモノカルチャー的構造に起因する経済のボラティリティの高さの抑制 ×カレー [中国] ×国有企業・国有商業銀行・政府のさらなる改革を通じた行政指導依存型のマクロ経済運営からの脱却 ×為替・金融政策の柔軟性向上 ×チャーハン

Lead90
質問者

お礼

早速ありがとうございます。 んー聞いている内容と違うんですが、、、。 それらの内容はおっしゃるっ通り あちこちにありますし、概ね衆知の内容です。 私が知りたいのは 「国民性」でして、質問にあるような「例」のような感じのものです。 教育レベルや政治体制、資源の有無など産業発展にはもちろん多くの要素があります。当面(5~10年)は人的資源を中心に概ね全ての産業で発展していくと思います。 ただ、その先に核として残る技術か産業は国民性などによるところが大きいと考えたからです。(なお、国民性が産業にどの程度影響するかの議論は不問でお願いします)

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