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エアーブラシで細いライン(スポット噴射?)を描くには
最近、プラモデルを始めました者です。よろしくお願い致します。 エアーブラシで細いライン(直径6mmほどの小さな描点で)を塗れずに困っております。 ダブルアクションのエアーブラシで細いライン(小さな描点「直径6mmほど」で)を塗るには エアー圧はそれなりに高くないといけませんか、それともブラシの使い方がへたなのでしょうか? 私の求めたコンプレッサーは、謝出エアー圧が大変低く、その為かうまく細い線が描けません (エアブラシの噴出圧はエアーブラシ・レバーで変えないほど低く一定しか選べません、塗料の噴射量を変るのみです)。 コンプレッサーとエアーブラシ、どちらに問題があるのでしょうか? 超初心者ゆえ、原因・対処方法等が何も判りません。 ネットで調べましたが、判りません。どなたか原因・対策等、お教えくださいませ。
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質問者が選んだベストアンサー
モデラー歴40年の中年モデラーです。 直径6ミリのスポット塗装だとすれば、そんなに難しいものではないと思います。とは言っても、ある程度の経験とコツは必要です。 まずはコンプレッサーですが、吐出圧は低圧で問題ありません。私はインクスポット(最近ではモットリングと呼ばれるようになっています)塗装の場合、エアの圧力は0.02MPaまで減圧して使用します。質問者さんがお使いのコンプレッサーには減圧弁は装備されていないのでしょうか? もし、装備されていないのでしたら、減圧弁を装備される事をお勧めします。ただ、コンプレッサー自体の性能で、吐出圧が低いようなら不要です。 次に塗料です。塗料は何をお使いか書かれていませんが、出来ればMr.カラーなどの油性アクリル塗料をお使い下さい。水性アクリルやエナメル塗料でも吹き付け可能ですが、やや癖があります。 塗料の濃度は、元になる塗料の濃度が一定ではない為一概に言えませんが、おおよそ塗料1に対し、薄め液を2~3倍程度加えて希釈します。これは様子を見ながら希釈する事になります。 エアブラシの方は、ダブルアクションと書かれていますが、失礼ながら使用方法はお分かりでしょうか? ダブルアクションの場合、エアブラシのボタン(レバー)を押すとエアだけが噴出し、その状態でボタンを引くと塗料が吹き出すシステムになっています。つまり、このエアの吹き出し量とボタンの引き加減で塗料の量を調整しながら、微妙かつ繊細な細吹きが出来るのがダブルアクションの特徴です。 エアブラシのノズルと塗装面との距離は、数センチから数ミリと言ったところですが、エアブラシ本体のニードルストッパーを調整し、ボタンの引き代を小さく(これ以上ボタンが引けない状態に調整=塗料の吹き出し最大量を調整)しておくと一気に塗料が吹き出すのを防止できます。 塗料の濃度とエアの圧力がポイントになると思いますが、これは経験でしか得られません。プラ板などで何度か塗装の練習をすれば、6ミリ程度のスポット塗装なら直ぐにマスターできると思います。 エアブラシのノズル径には数種類存在しますが、0.3ミリの物が一番使いやすいと思います。私は0.2、0.3、0.5を併用していますが、添付写真のキットの塗装は0.3ミリのエアブラシを使用して塗装しました。 スポット塗装の場合、一度に塗料の色を発色させようとせず、2・3度重ね塗りして発色させるように塗装するのが綺麗に塗装するコツです。 少し長くなりましたが、補足事項があれば仰って下さい。
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- apricotman
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補足になるのかどうかよく分かりませんけど。 Arado さんの書かれたことも分かります。ただ、考え方が違うんですね。 レバー操作によるニードルのコントロールはエアブラシの基礎(シングルや簡易式は除きます)です。 初心者のうちにしっかりと基礎を身に付ける方が良いというのが私の考え方です。 固定することの弊害は、レバーを押さえる意識が希薄になることです。 吹き始めにいきなりレバーを押し込むとか、吹き終わりに指の力を抜いていきなりエアをとめてしまうという「悪い癖」がつきやすいのですね。 この場合、吹き始めに霧が一定しないのでムラができます。また、吹き終わりも霧の状態が変わり、霧が粒になってしまうこともありますし、ニードルキャップを汚すことにもなります。 きれいな線を引くにはレバーコントロールは不可欠なのです。 そのためのダブルアクションです。‥‥が、レバーが上部についたトリガータイプなら、これはやらなくて良くなっちゃうんですよねぇ。 やることはあまり力を必要としない「維持する」ことだけで、考えるよりずっと簡単なことですよ。しかし、昨今は筆圧の強い人が多い。 鉛筆(シャーペンでもいいけど)を力一杯握ってしまう人が多いので、悪い癖を付けてしまうと、こういったコントロールを後から修得するのはかなり難しくなるんですよね。教えるには骨が折れます。 と、長くなるので書きませんでしたが、こういう理解ですから「別な方法を提示した」という次第です。 ご了解頂ければ幸いです。 失礼しました。
お礼
ご返信ありがとうございます。 お二人のご意見、大変参考になります。 仰る通り、ダブルアクションですので、それなりの練習が肝要と思います。ここが大変参考になりました。 他にご示唆頂ける事があればお願いいたします。
- Arado
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No.3です。お礼を頂き有難うございます。 お礼文に書かれている点について少しアドバイスさせて頂きますが、その前に、No.4さんが書かれている内容について少し補足させて下さい。(No.4さんへ…差し出がましいようで申し訳ございません。) >ニードルの固定はできるだけせずに、レバーのコントロールを修得するようにした方が良いです。⇒この部分ですが、ニードル固定はしない方がいいと書かれていますが、初心者の方がいきなりニードル固定なし(フリー状態)で、レバー(ボタン)コントロールは難しいものです。下手すると、塗料が一気に吹き出し思わぬ範囲にまで塗料が広がってしまいます。それを防止する意味で、私はニードルを固定した方がいいと書きました。エアブラシの使用方法は基本的な部分以外は、その人の使い方次第となります。ニードルを固定せずともレバーの引き加減を指先でコントロールできるような達人の域に達すれば、固定しなくても大丈夫でしょう。いずれにしろ、プラ板などを利用して、エアブラシでの塗装方法に慣れ親しむ事が必要だと思います。経験が重要ですね。 少し横道にそれましたが、本題に入ります。 >この塗料場合、何か注意点かコツが有るのでしょうか、買い替えた方が良いのでしょうか。⇒水性アクリル塗料でも、エアブラシでの塗装は可能です。ただ、水性特有の癖がありますので、それを理解した上でお使い下さい。 水性アクリル塗料の希釈には必ず専用の薄め液(アルコールが入ったもの)をお使い下さい。水でも希釈出来ますが、水で薄めた場合、塗面への喰い付きが極端に悪くなり、弾かれてしまう場合もあります。また、希釈率は油性に比べて若干濃い目が適当です。(油性の場合は塗料1に対し2~3倍程度の薄め液で希釈しますが、水性の場合は1~2倍程となります。)希釈の状態は、一概にこれだけとは断言出来ません。少しずつ希釈しながら、実際にエアブラシで吹いてみて、調整して下さい。 塗装の対象物が書かれていませんが、艶あり塗装の場合、水性塗料は中々乾燥しません。乾燥しても塗膜が弱くて、いつまでも乾燥しないような状態になります。塗装後は埃がつかないようにして、塗装面に触れないようにしましょう。艶消しの場合は、そんなに神経質になる必要はありませんが、塗膜は油性に比べると劣ります。 水性塗料の最大のメリットはシンナー臭がないと言う点です。(特有の臭いはあります。)そう言う意味では安全塗料なのかもしれませんが、油性でもちゃんとした使い方をすれば危険度はずっと下がります。臨機応変に塗料を選択する柔軟性も必要かと思いますが、私はプラモを作り始めた頃から油性に慣れ親しんでいます(と言うか、当時は油性しか存在せず)ので、専ら油性を使っていますが、水性は筆塗りとして使用することがあります。また、エナメル塗料も墨入れやドライブラシなどに多用しています。質問者さんも今後、色々経験を積まれて自分なりのスタイルを確立して下さい。 長くなりましたが、少しでも参考になれば幸いです。
お礼
ご返信でのお話大変参考になり、エアーブラシ塗装についての考えが、一皮剥けたように思います。 ご指摘頂きました様に、色々と経験を積みマイスタイルを探して行こうと思います。 重ねてのご示唆ありがとうございます。
- Momongar-Z
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エア圧は「塗料の濃さ」に影響するので、低いエア圧でも支障なく塗装できているなら問題ないです。 ただ、フリーハンドで小さな点を描く場合は「位置決めがしにくい」ので、少し濃いめの塗料を使って吹く回数を減らす方が "楽にできる" だろうと思います。 その意味では「普通」のコンプレッサーの方が、調整できるという点で良いと思いますね。 で、「線(点も同じです)の太さ」はエアブラシのノズルと対象との『距離』だけで決まります。 つまり、エアブラシと対象との距離を離したり近付けたりすることで、太い線、細い線を「描き分け」るんです。 線は点の延長なので、エアブラシを対象に近付けて小さな点が描けないと細い線にはならないわけですね。 この距離はノズル口径にもよるんですが、おおむね2インチが「中間程度の太さ」を引く距離になります。 太い方が倍の10cm前後。細い方は大体1cmくらいで最小かなぁ。 でも、これはエア圧と塗料の濃度に依存するため、目安でしかありません。 塗料の出る量が多ければ離さなければならないし、少なければ近付けないという塗装の基本だからね。 塗料の濃さとエア圧が「太さ」に関係する以上、ここをちゃんとやらないとなかなか思うようにはコントロールできないですよ。 たぶん、6mmなら2~3cm程度で吹けると思いますが、ニードルの固定はできるだけせずに、レバーのコントロールを修得するようにした方が良いです。 いつでも任意の大きさの点が描けるように練習すると、どの位置から吹き始めても「吹き過ぎ」ることがなくなるし、迷彩などで線の太さを変える時にもコントロールが効くようになります。 あと、汚し等をエアブラシでやる場合もそうですね。 エアブラシは、多少コントロールの効く霧吹きです。 「適切な塗料の濃さ」を得ることの方がよほど難しいことですよ。 あまり難しく考えずに、塗料が濃い時、薄い時の違いとかも観察するつもりで練習しましょう。 最後に、塗料も自分に合うものを探しましょう。 水性はたいていの場合不評ですが、悪いものでも、使えないものでもありません。 他人の評価とあなたの評価が同じだとは限らないですからね。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 お教え頂いた事をふまえて、私なりに今一度よーく考えてみます。
- athanasius
- ベストアンサー率37% (361/964)
#1です 圧力が必要なのは塗料が若干濃い方が失敗しにくく 圧力が低いと塗料は薄めになるので近づけて吹くといとも簡単に塗料がムラになるからです ついでに言うと少しずつノズルを開けいくには圧力が高い方が良いんです 薄めの塗料でも少しずつ重ねるというのもありますが細吹きではしにくいですね
お礼
コンプレッサーを買い換えることにします。 判りやすいご解説、ありがとうございます。
- athanasius
- ベストアンサー率37% (361/964)
私は0.2ミリくらいの細吹き用のハンドピースを使って作業しますが、一応 3点 ハンドピースを近づけて吹く 塗料が薄いのは厳禁 圧力は少し高め くらいを注意してます これでも結構難しいんですけどね
補足
「ハンドピースを近づけて吹く」やってみます、ご示唆ありがとうございます。 やはり圧力は高くなければいけないんでしょうか。 安いのを、求めすぎたの反省します。
お礼
Arado さん、おはようございます。 何にも判らない私に、判りやすく噛み砕いた説明を頂きありがとうございます。 私は最初から何も判らずに、塗料はMrカラーの水性アクリルを使用して居ります。 この塗料場合、何か注意点かコツが有るのでしょうか、買い替えた方が良いのでしょうか。 まだ求めた色数も少ないので、塗りのメリットが大きいのなら、Mr.カラーの油性アクリル塗料への買い替えも考慮致してしております。 上記について、ご説明頂けるととても嬉しいです。 親切なご返答、大変ありがとうございました。