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アメリカ人って
アメリカ人って計算が弱いとか教育レベルが低いっていう 言説を見ることは少なくないですが、 日本人は教育レベル高いですよね、比較的。 これは昨今だけでなく、江戸時代くらいからそういう土壌は できつつあったと思います。 ではなぜ、アメリカは世界最強たるのでしょうか? またなぜ、日本はアメリカに負けたのでしょうか?
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最強と最上は違います。 アメリカは、アメリカン・ネーティブ・インディアンから、土地を奪い、建国を始めました。これは、たとえて言えば、貴方がいくら経費・節減しようが安い材料を買ってきて加工して、利益は最小にしようが、もし私が仕入れ値、0のものを売るようなものです。貴方も、他の誰も、仕入れ値0の会社にはかなわないのです。しかも奪った土地は不毛の小さな土地ではありません。地下資源も豊かで農耕にも適した大きな土地を奪ったから、旧大陸の国々とは、最初から違うわけです。有利な出発です。 で、たくさんの人々がやってきて、人的資源にも事欠きません。天然資源・人的資源 豊富です。世界で最も豊かな国になっているのも不思議ではないです。しかし、世界最強でも、最富裕ではあっても、最も上品な国ではない。格の高い国でもない。 アメリカ人の自分のアイデンティティーの表明の仕方、御存知ですか? I'm French. I'm Irish. I'm French and Danish. というように親・先祖の国としてヨーロッパをあげる人が多いです。もちろんアメリカ人と答える人も多いです。私は、日本出身ですからI'm Japanese.と言います。アメリカ人だと答える中国人が多いので、一度、そんな事を言うと、日本人か韓国人かに間違えられるかもしれないよ、と言ってみたことばあるんですが、かれは、自分はアメリカ人だと訛の強い英語で繰り返すので、もう、余計な事はいいませんが。 日本が負けたのは、第二次大戦という戦争です。 戦争はスポーツのような規則がありません。1対1で戦わなければならないとか、1億対1億で戦うのだとか、使って良い資金は、これだけ、とかありません。多数の国 対 日・独・伊の3国のみで、アンフェアだというアメリカ人もイギリス人もいませんでした。当時の日本人は、鬼畜英米と言って腹を立てていたらしいですが。つまり、人数でも、資金でも資源でも圧倒的に、連合国側が最初から優勢だったからです。物量比較だけで、とうてい、勝つはずのない戦いだったのです。といって、戦争をしなければよかったかというと、そう簡単にはいかなかったのです。もともと、ABCD包囲網とかゆうやつで、お金を払っても、資源を売ってやらない、製品を買ってやらないという、つるし上げを喰わされていたわけですから。戦うも地獄、戦わないのも地獄、と日本の上層部は知っていたそうです。 私は、アメリカ在住20年ほどですが、産休の先生の代用などをしています。数学です。アメリカ人のほとんどは くくう を知らないので、掛け算はできません。簡単な鶴亀算も方程式も解けないのが大多数なので、数の利を利用して、数学や科学の得意な生徒・学生をナードとかギークといって、かえって馬鹿にする風潮があります。国として大丈夫かと心配する必要はありません。毎年、優秀な外国人が移民としてやってきます。アジア系の子供は優秀な成績をあげ、名門大学へ行きます。1990年代ですでに、MITとはMadi in Taiwan? とか冗談が言われてました。ハーバードもジョンス・ホプキンスもコロンビアも、名門大学では、白人が半分以上、というのは、不可能です。アジア系が多いのです。人種の均衡とか、平等とかいって、ボストン大学などでは、黒人・メキシコ人・ネーティブ・インディアンのみの特別医学博士コースがあって、偏差値・平均点以下ではいれる、という風にしています。日本人とか中国人、韓国人、インド人は、入れません。黒人様、メキシコ人様、インディアン様御用達だと、私の友人達はぼやいています。ま、いわゆる逆・差別ですな。
- MrCandy
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今アメリカが強い理由は、単純に言うと人材の豊富さと、多様な人材が満足して働いて生活できる環境の良さだと思います。 人材は世界中から集めていますが、大学からもたくさん供給されます。 アメリカには定評のある大学が多いです。 http://www.arwu.org/rank/2005/arwu2005_top100.htm 上位20の大学はほとんどアメリカの大学です。こういった大学で学んだり研究したりしている人はアメリカ人というより外国から来ている人が多いです。大学を卒業して母国に帰らずアメリカで就職する人も多いです。 日本だと、博士号を取得した人は大学に残るとか、国立研究所とか一部の大企業とかで働くと思います。アメリカだと博士が普通の会社で普通の仕事をしています。また博士や大学院卒の人の絶対量が多いです、都市部では子供の友達のお父さんやお母さんにも博士が普通に居ます。 有名な企業だと半分ぐらい博士と言う部署もあります。小さな会社でも普通に博士がいて普通の仕事をしています。 日本的に考えると、博士がつまらない仕事をしている、と言うことになるかも知れませんが、新しい状況に直面したときの問題解決能力や対応力が違ってきます。恐ろしく人材の層の厚い国だと言う感じはします。
負けたというのは第二次大戦ですか? 歴史カテゴリの過去ログを見たらたくさん話題がありそうですが・・・・。 日本の場合、資源や食糧がありませんでした。 石油が足りなかったのは有名です。 戦前は米国から石油を多く輸入していたので、そこの供給がストップしたら、そりゃ石油が無くなりますよね。。。 2年分ぐらい備蓄があったそうですが、4年戦争をやってたんですから。 南方から持ってくると言うわりには政府も軍も輸送を軽視していたので、うまく行きませんでした。 商船を米軍に沈められたりして。 最後のほうは塩もなくなりそうだったと聞いたことがあります。 なんで海があるのに塩不足なのかと思ったら・・・・燃料不足、人不足だったとか。 http://www6.atwiki.jp/army2ch/m/pages/54.html?guid=on#id_8a5d7a1a 戦後米国が強くなったのは(まあ戦前からなんでしょうけど・・・) 米国本土が空襲を受けなかったとか、ヨーロッパより疲弊しなかったのがあるんじゃないでしょうか。 ヨーロッパは空襲があったし、国土が戦場になってたりしました。 私も名前ぐらいしか知りませんが、マーシャル・プランというヨーロッパ復興計画は米国発案だったそうなので、他国の復興を助けるだけの力があったんでしょうね。 欧州はその後、アジアやアフリカの植民地を失うことになりましたし。 米国が優秀な人をひきつけるのは、外国人や移民が比較的活躍しやすい土壌があり、母国より良いと思える点が多いのでしょう。 研究者なら研究資金を得やすいとか? インテリや富裕層でなくても、母国で仕事が無いとか、政情不安で暮らしにくいとかだと、米国に来たほうがマシ、ということもあります。 不法移民も多いです。
アメリカは、世界中からタレントフルな人をインポートしているが、日本の魅力は相対的に低いので、日本へ来て骨を埋める外人は少ない。 Googleの創業者の一人、セルゲイ・ブーリンは、ロシアからの移民。 アーノルド・シュワルツェネッガーは、オーストリアからの移民。 アメリカのロケット開発の基礎を築いたフォン・ブラウンは、ドイツからの移民。 インテル創業者の一人のアンドリュー・グローブは、ハンガリーからの移民。 ニコール・キッドマンは、オーストラリア人みたいなもんだ。 ジェニファー・グランホルム(ミシガン州知事)は、カナダ出身。 南部陽一郎(ノーベル物理学賞受賞)は、アメリカに帰化した日本人。
- ybnormal
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別に米国人の教育レベルが日本人に比べて低いとは思いませんが、100歩ゆずって仮にそうだとしてもそれは日本人の平均が米国人の平均より高いということに過ぎません。平均は高いがずば抜けた人材が少ない国と、平均は劣るが世界でトップクラスの頭脳がごろごろしている国を比べたらどちらが理想的か?世の中は分業で成り立っていますから、なにも国民全員が微分方程式を解ける必要はなく、それぞれが自分に応じた仕事をこなせればいいわけで、後者の方が頭脳と労働がうまくかみ合えば大きな力になります。 そもそも、教育は国力を語るうえでは一つの要素にしか過ぎません。現在の「世界最強」の米国は、移民の受け入れ、新しいものへの積極的な投資、地下資源、人口、軍事力など全部ひっくるめた結果で、現時点ではそれに勝る国が他にないというだけでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 そう考えれば、合点もいきます。 アメリカ全国民が裕福な暮らしをしているわけでもなく むしろ極端な格差社会で二極化していますものね。 (裕福なのはごく一部になりつつある)
お礼
回答ありがとうございます。 その、人材を集める求心力はどこから来るのでしょう? それがアメリカの強さなのでしょうか。