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幕末に活躍した人の中で誰が好きですか。
かなりマニアックな質問ですみません。 幕末はまさに、きら星のごとく印象的で優れた人物を輩出しました。 新撰組あり、松下村塾あり。 戊辰戦争、大政奉還。 明治になって幕引きのごとき西南戦争。 あなたは、どの人物に心惹かれますか。 その理由も教えてください。 広く捉えて、幕末から明治でも、複数でも構いません。 よろしくお願いします。
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こんばんわ☆ 私は岡田以蔵が好きです。 不器用ながらに必死で自分なりの生き方をしようとした彼が好きです。
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- Ae610
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・荒井郁之助 日本ではじめて日食コロナ観測(写真撮影)をされた人物。 初代中央気象台長を勤められた。 あと、そのお人柄・・・。「至極結構!」
お礼
荒井郁之助。 知りませんでした。 これは迂闊にお礼ができないと思い、ネットで調べる時間を必要としたため、お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。 函館戦争で海軍総裁だった人なのですね。 あれで浮かぶのは、土方歳三と榎本武揚ぐらいでしたので、 こんな人物もいたのかと驚きました。 至極結構というのは気象台長時代のあだ名なのですね。 大変勉強になりました。 ご回答を頂きありがとうございました。
井伊直弼ですね。 政策の是非の問題はありますが、重要な政治決断を果敢に実行した行動力にひかれます。藩主になるまでの経歴等、いわゆるエリートとは違う一面に、ある種のシンパシーを感じるのかもしれません。
お礼
近江彦根藩の第13代藩主。江戸幕府の大老ですね。 井伊直弼といえば、安政の大獄が有名ですが、 弾圧の対象となったのが、幕府の秩序を乱したり過激な攘夷論者だけではなく、 「継嗣問題」で反対派に回った大名や開明派官僚たちに処罰が及んだのは、やはり間違いでしたね。 しかし、彼の決断力と果敢な実行力は目を見張るものがありますよね。 ご回答を頂きありがとうございました。
- mk0817
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個人的にぱっと思いつくのは高杉晋作、人生狂気のごとく自分の信ずるところに従い突き進んだ、功山寺決起で痛快極まる一発逆転劇をたて形勢を変えた明治維新の陰の最大の功労者、男が惚れます 昨年は1000キロ近く離れた下関、萩旅行でたっぷり晋作の世界に浸りました、東行庵へお参りし、お墓参り、萩の武家屋敷では桂小五郎・晋作・伊藤博文の生家、松下村塾などまさに歴史のロマンの旅でした あ、旅行の話ではないですよね、すみません 幕末には一徹に武骨に自滅を顧みず自分を押し通した、会津松平容保、西郷隆盛・井伊直弼(皆タイプは違うかもしれませんが) 狂気のように突っ走った高杉晋作はじめ長州 その間で生き残った公家・徳川慶喜・勝海舟・大久保利通 まだまだ言い尽くせません 今度は会津東北へ心を馳せています
お礼
ご回答ありがとうございます。 萩へ行かれましたか。一度は行ってみたいです。 会津へも行かれるのでしょうか。 松平容保というと、愚直なイメージがありますね。 そして西郷隆盛という人物を、私は愛して止みません。 越後長岡の河井継之助はいかがでしょう。 私が心惹かれる人物のひとりです。 幕末を語りながら、一度酒を酌み交わしてみたいものですね。
- Knl_Panic
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山岡鉄舟(鉄太郎)です。 なんというか、本当は実在しなかった創作の人物でないかと思うくらいの愛すべき馬鹿(失礼、本当は書にも通じた文武両道の人ですよ!)といいますか…まさしく「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」(by西郷隆盛)の表現がぴったりくる人物です。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 山岡鉄舟は、身の丈の大きい人だったようですね。 ある意味馬鹿だったのでしょう。 だからこそ、西郷隆盛の心を動かすことができたのですね。 至誠が通じるだけの一途さと胆力を感じさせる人物です。 あれがあったからこそ、後の勝海舟と西郷の対談も成功したのでしょうし、江戸を火の海から救ったのですね。 まさに、これは漫画の主人公かと思わせるぐらい破天荒で真っ直ぐな人物です。
- jamiru
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北里柴三郎、岡倉天心、南方熊楠など。 疫病対策?病は気力で治せ!!の根性論が蔓延る中、世界最高権威の研究所を蹴って日本の医学会の為に尽くしてくれた北里、旧来の日本文化を否定して西洋の仲間入りをしようとする政府や大衆に対し日本の旧来の文化でも世界に通じる事を示した岡倉、蝶・日本人の南方。 類は友を呼ぶのか、辿ると面白い人たちがたくさん出てきます。 榎本武揚もこういった毛色を持っているので好きです。 まぁ明治になって破壊されていく日本を支えた人たちですね。 他にもたくさん居ると思いますが今の私はこの辺り。 日本人として自信が持てるのもこういった人たちのお陰だと思う。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 北里柴三郎、世界的に名をとどろかせた医学者ですね。細菌学だったでしょうか。 岡倉天心は残念ながらよく知りませんが、確か、関連する美術館があったような気がしますので、 美術関連で功績のあった人物なのでしょうね。勉強不足ですみません。 南方熊楠は、何年前でしょうか、関連本などでブームになった記憶があります。 様々な分野の功績者がいてこそ成功した、日本の改革だったのでしょうね。
- au-W52SH
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坂本龍馬に一票! 理由は、親父に借りた司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬にはまったからですw 後もう一人挙げるとしたら徳川慶喜…ですかね? 200年以上続いた「徳川幕府」というブランドや地位、先代の思いなどを捨てて返上したその心意気に少し惚れましたw
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 幕末の偉人を語るには、坂本龍馬は欠かせない人物ですね。 「竜馬がゆく」は私も読んではまりました。 坂本龍馬とはどういう人物だったのか。通読していないので間違っているかも知れませんが、 勝海舟の氷川清話にもろくに登場していなかったと思います。 龍馬を歴史の表舞台に引きずり出したのは、案外司馬遼太郎だったのかなとも思ったりします。 ナポレオンが忘れ去られたジャンヌ・ダルクを引きずり出したように。 徳川慶喜は、西郷らに担がれ家康以来の英明と謳われたのに、やがて倒幕の矢面に立たされてしまう。 数奇な人生を歩みましたよね。
幕末ということなら、小栗上野介だな。 どうもな、新政府側というのは、「建設的な天才」というのがほとんどいないんだよな。維新前に名をはせた人間はほとんどが「壊し屋」だし、維新の際にほとんどの有能な人間は死んでしまって、維新以後は凡庸な人間ばかりが残って明治建国をしていた感じがする。壊すことでなく、造ることに天才だった人間ってのは、維新前後にはほとんど見られないんでないか。 小栗上野介は、そういった意味では、ものを壊す、ものを改める、ものをゼロから生み出す、すべての点で天才だった。が、幕臣だったため、更には維新後に(何の罪もなく)捕縛され斬首されちまった。更には長生きして口だけ達者だった勝海舟にほとんど小栗の功績をもっていかれちまったせいで、悪い評判ばかりが残ってるんだよな。が、実は明治以降、やっている近代国家建設の基本的な事業は、すべて小栗が幕末にやってたことの焼き直しなんだよな。明治の改革は、大勢の薩長出の官僚の代りに、小栗が一人いればもっとうまくいっただろうと思う。それくらいの天才中の天才だと思うな。 後は、榎本武揚も面白いな。とにかくやることが奇抜だ。しかも幕臣として、新政府の人間として、両方で活躍している。その節操のなさは、とても武士とは思えない。頭の中のどこかが当時の武士とはまったく違ってた人間という気がする。とにかく、次に何をするのかわからない。何をするのも面白い。こういう人間は、なかなかいないな。人間として興味を持つのは、偉大な業績を残したクソ面白くもない人間より、人間としていかに魅力的な人かってところだろうと思う。そういう点では、こいつは実に面白そうだ。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 幕末は時代の要請に応じたかのように壊し屋が登場してきますね。 多くは命を落としていますが、残りかすが新政府を作った感は否めません。 小栗上野介は先駆的な幕臣であり、先見の明があった人物だと思います。 造船所、火薬製造所を始め、ガス灯や郵便局、彼の頭の中は構想でいっぱいだったでしょう。 彼ひとりがいれば、多くのことはなし得ただろうとさえ思います。 「上野介」の官位を賜った時、吉良上野介と同じで縁起が悪いと周りが辞退を進めた時、 そんなことはどうでも良いと一蹴したことからも、大きなことを考えていた人物であるのが分かりますね。 処刑されずにいれば、歴史が変わったほどの人物だと思います。 榎本武揚は掛け値無しに好きです。
こんにちは。 遅かった。 先に殆ど書かれてしまいましたですね。 それじゃちょっと変わった所で、大村益次郎。 ダサカッコいい感じがします。 鳥肌が立つほど。 他の事は何をやらせても不器用なくせに、軍師としての才能だけが突出している感じです。 小説や漫画に出てくるような、無機的な人物像もいいですね。 あと、写真で見たカッコよさで中岡慎太郎。 私も寺田屋に行ったクチです。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 上野戦争の折、江戸を戦火から救おうと尽力し、なし得た人ですね。 兵を動かす天才。やはり生まれついての軍師というイメージが強い人物です。 大村益次郎は、西郷隆盛の影を薄くしたほどの天才軍師でしたね。 キヨソネの絵心は大丈夫なのかと疑うほど、大きい額が印象的です。 靖国神社にこれでもかと高く聳え立つ銅像が目に浮かびますが、高すぎてよく見えません。 中岡慎太郎の写真は凄みがありますよね。確かに武士を感じさせる風貌です。
- hirarno36
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うわ~、幕末史は弱いのです。 が、あえて挙げるなら勝海舟です。咸臨丸や江戸城無血開城などが印象に残っています。海プラス幕末ってことで男のロマンがあります。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 勝海舟といえば、やはり江戸城無血開城が浮かびます。 江戸の市民を千葉に逃がし、火消しの新門辰五郎にを使って焦土作戦を取ろうとしたことでも有名です。 幕府側が新政府と戦うことに反対したことから見ても、やはり大きな戦略的頭脳を持っていた人なのでしょう。 坂本龍馬が斬ろうとして惚れ込み門弟となった人物ですね。
- theonti
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高杉晋作ですね。号は東行 結核で29歳に没。 過激とも取れる性格で突き進む志は憧れでも有ります。 劇団はぐるま座の、千葉県館山での「高杉晋作と奇兵隊」公演に協力までしちゃいました。 お礼に、会員を詩吟で出演させてくてたのは嬉しかったですね。 イザとなったら、他人なんかに頼ってはいられない。 自分一人で何処までも行ってやる。 と言う晋作の心意気が良く出ていて、好きな漢詩 馬上偶成 険に臨み危うきに臨んで豈衆を恃まんや 単身孤馬乱丸の中 沙辺甲を枕にす腥風の夕 幽夢悠々海東に到る 辞世の詩に、 「ますらおの つくすまことの おほかたは 百世の後や 人の知られむ」 が有りますが、よく知られているのは、 「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」 此れは下の句を看病していた野村望東尼が付け足したとも言われています。 この詩も両方好きです。
お礼
ご回答を頂きありがとうございます。 時代というのはやはり、優れた人物を配するものなのですね。 松下村塾で、久坂玄瑞と双璧を為した人物でしたね。 漢詩はお恥ずかしながら勉強不足で知りませんでした。勉強になります。 不思議と、この高杉晋作という人物と、つい先頃他界した自分の兄とよく重なるのです。 その後生き延びても、政治家として大成したとは思えないけれど、時代が必要とした人物だったと思います。 そうですか、詩吟をおやりですか。 一度聞いてみたいものです。 ご丁寧なご回答ありがとうございました。
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お礼
こんばんは。 土佐藩の人斬りと恐れられた岡田以蔵ですね。 幕末に人斬りと呼ばれる人は何人かいましたが、 この人が一番、哲学的に藻掻いた人のような気がします。 正直で不器用だったのかも知れませんね。 早速のご回答を頂きありがとうございます。