• 締切済み

曲の本来の姿

私の趣味のひとつに音楽があり、あらゆるジャンルを聞きます。(国内外、ロック、クラシックなど問わず)おそらく、クラシックに対してだと思いますが、楽曲の元の姿が気になります。 つまり、有名なクラシック曲ですとその一曲でも何百年にわたり、演奏された回数も数え切れず、パターンも何万とあるでしょう。 同じ曲でも演奏者や指揮者によってすべて違います。 その作曲家が最初に作った、意図した、本当の曲は普通はどうやって聴けるのでしょうか? その楽譜通りに収録したCDがあるとしても簡単に「このCDだ」とわかるものでしょうか? よろしくお願いします。

  • bondj
  • お礼率97% (412/424)

みんなの回答

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.4

すみません、No.2訂正です。 ×「記録として残っている音楽の方がはるかに多いはず」 ○「記録として残っていない音楽・・・」 です。失礼しました。

  • dipearl
  • ベストアンサー率38% (226/582)
回答No.3

録音が残っていない限り、当然ながら過去の作曲者の意図のとおりの演奏を聞くことは不可能です。しかし、最近は当時の演奏を再演するという動きが高まっていますので、それなりにオリジナルに近い(と考えられる)演奏が増えていますので、そのようなものを選んで聞くと良いのではないでしょうか。 古楽器(ピリオド楽器)での演奏については、音色や音量だけの問題ではありません。ピリオド楽器を使う演奏家は、奏法やスタイルなども当時のそれを研究して演奏していますので、モダン楽器の演奏とはかなり違ったものとなります。特にバロック時代の楽譜は、読み方自体が現在とはかなり違いますが、モダンな(普通の)演奏家は現代風に譜読みしますので、全く異なる音楽になってしまいます。文学に例えると、「てふてふ」と書いて昔は「ちょうちょう」と読んでいた訳ですが、モダンな演奏家はこれをそのまま「てふてふ」と読んでいるようなものです。 ・20世紀以降の作曲家などは、作曲者本人が演奏に加わった録音が残っている場合があります。 ・ロマン派の作曲家の場合は、およそ現在のオーケストラなどが演奏しているスタイルでもオリジナルに近いと思われます。 ・古典派以前、とくにバロック以前になると、ピリオド楽器での演奏でないと当時のスタイルで聞くことは無理です。楽譜の読み方から各パートに割り当てられる人数、演奏する音、音程にいたるまで、全く異なるからです(たとえば「ド」の音にトリルが着いていると、現在は「ドレドレ・・・」と演奏しますが、バロックでは「レドレド・・・」と演奏します。また、低音パートの楽譜には和音記号としての数字が振られていて、チェンバロやリュート、ギターなどの和音楽器で演奏されますが、モダン楽器での演奏ではこの数字は完全に無視されます。ほかにも挙げればきりがないほどの違いがあります)。

bondj
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。今回の質問にいたったのはヴィヴァルディの「四季」が非常に好きで30パターンほど聴いてみて、『はて、みんな早さや弾き方が違う。原音(もしくは近いもの)はどれだ?』とゆう素朴な疑問からでした。 わかりやすい例えでありがとうございます。 大変よく事情が理解できました。

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.2

ずばり言うと、録音技術が出来た近代以降の作曲者本人が関わった録音(本人の演奏・指揮・監修等)が残っていない限り、作られた当初の演奏を聴く事は当然出来ませんし、譜面以外でどんな演奏表現を求められているかなんて解るはずがありませんよ。本人による作曲意図・演奏指示が記録として残っている場合もありますが、大抵演奏に求められる全てを表すには及ばないものですね。 本人の具体的な演奏指示・意図が残っているにも関わらず、演奏者の好みや解釈によりそこから大きくかけ離れて演奏される事だって珍しくない訳ですから、多くの現代の演奏が作者本来の意図からは少なからず外れていると考えるのが自然かもしれません。 とはいえ、音楽を西洋音楽に限らず世界的な観点から見ると、録音・楽譜・演奏指示等が記録として残っている音楽の方がはるかに多いはずですよ。そういうのは大抵、奏者から奏者へ口伝えや手ほどきにより受け継がれていっている訳ですよね。これらも、コピー劣化やその時代の人々の好みの変化により、生まれた当初の形とは大きく変わっているはずです。 クラシック音楽も例外ではなく、そうやって受け継がれていると思います。

bondj
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。今回の質問にいたったのはヴィヴァルディの「四季」が非常に好きで30パターンほど聴いてみて、『はて、みんな早さや弾き方が違う。原音(もしくは近いもの)はどれだ?』とゆう素朴な疑問からでした。 なるほどなるほど。そう言われればそうですよね。経年で変化したり奏者の問題もありますよね。たしかにご本人がいるわけでも当時の録音があるわけでもなく本当の再現とゆうわけにはいきませんよね。

  • bodhi
  • ベストアンサー率35% (24/68)
回答No.1

すべての演奏家はオリジナルの楽譜を元に演奏しているわけでして、違いがあるのは各演奏家の感性が違うからです。 作曲家が意図した曲想で、といっても、もしその作曲家が亡くなった人であれば、どれが作曲家の本当に意図した曲であるか、を決定することは不可能でしょう? 例えばパソコンなどに楽譜のデータを入力して再生させることが可能だとしても、そこから流れてくる曲は逆に無機質で感動のないものになるのではないでしょうか。 ただ、古楽器を使って演奏する楽団もありますから、オリジナルに近いものを求めるのでしたら、作曲された時代に使われていた楽器で演奏しているCDを聴いてみてはいかがでしょうか。

bondj
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。今回の質問にいたったのはヴィヴァルディの「四季」が非常に好きで30パターンほど聴いてみて、『はて、みんな早さや弾き方が違う。原音(もしくは近いもの)はどれだ?』とゆう素朴な疑問からでした。 回答者様のおっしゃるように難しいもの、とゆうよりほぼ不可能と理解しました。 また、CDの選び方も参考にさせていただきます。

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