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「冷静と情熱のあいだ」bluとrossoについて
辻仁成と江国香織の「冷静と情熱のあいだ」について詳しい方、教えてください。 私はbluを先に読み、後からrossoを読んだのですが、 この本はもともと「月刊カドカワ」に、二人が1章ずつ交互に 掲載するかたちで連載していたものを1冊ずつの本として 出版したのですよね。 そこで質問なのですが、連載当時、作者のお二人は ストーリー展開についてこまかく話し合ったり打ち合わせを しながら書いていたのでしょうか。 それとも、ある程度大筋だけ決めて、あとはひとりひとりが 自由に展開させていたのでしょうか。 そのあたりのことをご存知の方、どうぞ教えてください。
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ちょっとおもしろいページがあったので参考までに。 http://www.kt.rim.or.jp/~igeta/gr00/rs2/01.html#t4 私もなにかで読んだのですが、お互いに大まかな設定だけを決めて交互に交換日記のように書いていたみたいですね。 ですから例えば【Rosso】で順正があおいにあてた手紙は江国さんが書いたものだし、【Blu】であおいが書いたとされる詩も辻さんが書いたもののようです。 確かに2冊を読むと少しの矛盾点に気付くときがありますね。 私はまず【Rosso】を読んで次に【Blu】を読んだのですが、最近もう一度交互に読んでみました。そうすると時間の流れが同じようで一冊ずつ読むよりおもしろかったです。 もともと江國香織さんの小説が大好きなのですが、「冷静と情熱のあいだ」は特に好きですよ。 書き手が違うことによって、実際の恋愛のように考え方の違いやちょっとした誤解がリアルに出ているようでおもしろいですよね。
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- rat_farm
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何で読んだのかは忘れましたが、江國さん⇒辻さんの順で連載していて、 打ち合わせ等は全然(ほとんどだっけな?)していなかったそうで、 お互いに原稿が来るたびに「やられた」だの言っていたそうです。 共書で「恋するために生まれた」(幻冬舎)もあります。 お二人が恋、愛、セックス、結婚等々について同じテーマで一章づつ書いて行く形式です。 かなり良いです。 っと、話がそれましたね、失礼。
同じストーリーではあるけれど、男性側と女性側、それぞれの側から描かれているらしいです。
お礼
ご返事ありがとうございました。 同じストーリーなのですが、書かれた過程を知りたくて 質問しました。 作家同士がどの程度打ち合わせをして書いていたのか・・。 この作品が話題になっていた当時、私はまったく関心がなく、 二人の作家が雑誌などのメディアで語っていたであろう制作秘話 のようなものを、何も見ていないのです。 もし、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
- matilda
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こんにちは。 随分前に回答したことがあります。 ご質問の趣旨とは異なるかもしれませんが、よろしければご覧下さい。
お礼
ありがとうございました。 実は、あの質問と回答は、この質問をする前に拝見しておりました。 また、何かご存知のことがあればどうぞ教えてください。
お礼
さっそく見に行ってきました。 たいへん面白い意見ですね。 あとでもう一度、ゆっくり読み返してみたいと思っています。 ありがとうございました。 私も今、「愛蔵版」を読み返しているところです。 最初に1冊ずつ読んだ時とはまた違った印象です。 時を経て読むと、自分自身の成長(老化?)とあいまって、さらに別の感想をもちそうな、そんな作品ですね。「冷静と情熱」は。 ありがとうございました。