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ユーロ紙幣が欲しいのですが

ユーロの外貨両替したいのですが、どのような方法が良いのでしょうか?また、トラベラーズチェックも有効なのでしょうか? 全くの初心者です。どなたかご教示下さい。 宜しくお願いします。

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  • Umada
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回答No.3

 年に10回ほど海外に出かけている者です。両替についても興味を持っていろいろと調べております。  ユーロ現金への両替であれば「銀行をよく選んだ上で日本で両替する」がお得です。一部の金券ショップも両替を扱っており銀行より若干有利です。トラベラーズチェック(以下TC)は上手に使えば有利になり得るのですが、現地で有利な条件で換金するのが面倒です。  以下、金融機関および金券ショップのレートを定量的に比較しますが、その前に為替用語の説明におつき合い下さい。 ・銀行間レート 外国為替市場において文字通り金融機関間の取引に使われるレートで、新聞やテレビが「今日の東京外国為替市場、終値は1ユーロ=124円82銭でした」と報じているレートは断りのない限りこの「銀行間レート」です。一般の顧客はこのレートでの取引きはできず、必ずいくらかの手数料を上乗せして支払います。 ・公示仲値 銀行間レートは常に変動しているため、両替や送金の基準レートとして使うと処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートを参照しながら「公示仲値」というレートを定め、その日の取引の基準レートとして用います。  公示仲値と銀行間レートは厳密には一致しませんが、為替取引の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。また公示仲値は各金融機関が独立に定めるため金融機関間で若干ばらつきがありますが、その差は1ユーロあたりせいぜい5銭か10銭です。 ・対顧客電信売レート(TTS) 外貨現金のやり取りを伴わずに外貨を買う取引きで適用されるレートです。具体的には外貨建てTCの購入、外貨預金、外貨建て国際送金などが該当します。TTSは決まった幅の手数料(為替手数料)を公示仲値に上乗せすることで機械的に計算されます。ユーロでは大半の金融機関が1ユーロ当たり1円50銭上乗せに設定しています。 ・外貨現金売りレート 外貨現金の取扱いでは発行国からの輸送コスト、運用に回せないことによる死蔵コスト、為替変動によるリスクが必然的に発生します。そこで外貨現金のやり取りを伴う取引きには「外貨現金取扱手数料」を課すことでコスト/リスク対策をしています。実際の両替ではTTSに外貨現金取扱手数料を加算したレートが「現金売りレート」として発表されます。 ・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社も海外での利用分を決済する関係で通貨間の換算レートを毎日設定します。これも前出の公示仲値と同様に銀行間レートを参照して決定されます。このレートのことを本回答では「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」と呼ぶことにします。  銀行間レート、公示仲値、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの三者は厳密には一致しませんが、両替の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。私の過去のデータでは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートと銀行間レートの乖離は通常時で±0.4%以内、為替市場が大きく動いている局面で±1.0%以内です。  長くなりましたが要約すると、(1)各金融機関、クレジットカード会社には基準レートが存在する (2)基準レートは各金融機関および各クレジットカード会社間で横並び (3)基準レートからの上乗せ分の違いが、最終的な両替レートの違いとして反映される ということです。 1. 銀行でのユーロ現金への両替  有利な銀行は分かっていまして、メガバンクですと三菱東京UFJ銀行[1]と三井住友銀行[2]が有利です。これらの銀行での上乗せ分は1ユーロ当たり4円で、ユーロ現金売りレートは公示仲値+4円ということになります。ゆうちょ銀行はインターネット上にレートを発表していませんが、こちらも公示仲値+4円でユーロに両替できます。メガバンクのうちみずほ銀行[3]だけは公示仲値+6円なので候補から外します。いずれの場合もユーロ現金を常備している支店は少ないので、必要に応じ取り寄せてもらうなどの事前対応をしておくことになります。  地方銀行でも三菱東京UFJや三井住友と同等のレートを出していることがあります。知る範囲では千葉銀行、みなと銀行、泉州銀行などが公示仲値+4円で、またみなと銀行の三宮外貨両替コーナーではさらに50銭、泉州銀行関西空港出張所およびクイック外貨ショップ難波駅店では60銭優遇されます[4]。  ヨーロッパに行ってから日本円(現金でもTCでも)を両替すると、そのレートは公示仲値+10~15円にもなり非常に不利です。加えて両替1回ごとに手数料を別途差し引かれます。必ず日本で両替していってください。 2. 金券ショップや両替商での両替  最近は金券ショップも両替を扱うようになりました。金券ショップは概ね銀行より若干よいレートを出しています。上乗せ幅は最小で3円というところまで見つけています(例えば[5,6])。銀行との差は1ユーロあたり1円なので、わざわざ探し出して交通費をかけてまで金券ショップに出向くことはないでしょうが、日常の行動範囲内にそのようなお店があればご利用ください。なお昨今の急激な円高で両替に来る人が急増しており、金券ショップでは在庫切れも起きていますからご注意ください。全国チェーンの金券ショップでは大黒屋[7]が大々的に宣伝していますが、大黒屋の上乗せ幅は4円で銀行と変わらないので利用価値はありません。  世界各地で事業を展開している両替商「トラベレックス」[8]でのユーロ現金両替は、公示仲値+4円±10銭が目安です。銀行と比べて特段有利ではないのですが、クレジットカード(JCBに限る)で外貨現金を買うことができるので[9]、クレジットカードのポイントを貯めている人なら他での両替より有利とも言えます。 3. トラベラーズチェック  TCのメリットは、日本の銀行における販売レートは現金よりよいこと、盗難や紛失の際に再発行が受けられることです。デメリットはヨーロッパでは換金が面倒なことです。  日本の銀行におけるユーロ建てTCの発行レートは公示仲値+1円50銭です。三井住友は公示仲値+1円40銭、シティバンク銀行は公示仲値+1円です。このほかにTC発行手数料が1%かかります。また通信販売業者のセシールのTC通販[10]は0.7%、シティバンク銀行では口座を持っているとTC発行手数料は免除です[11]。1円50銭+1%は現在のレートで2円75銭ほどですので、ここまでならユーロ現金に両替するより有利です。  問題は換金の面倒さです。ヨーロッパはアメリカと違い、TCをそのまま受取ってくれるお店はごく一部です。そこで銀行や両替商で現金に換金して使うことになりますが、その際に1~3%程度の換金手数料を差し引かれます。これではユーロ現金より不利になってしまいます。  換金手数料を回避する方法もあることはあり、例えばアメリカン・エキスプレスのブランドのTCを作り提携金融機関に持ち込む方法が有名です。しかし提携金融機関を探して立ち寄るのは面倒ですし、換金は英語や場合によって現地語で依頼せねばなりません。 4. そのほか  クレジットカードで買い物した場合のレートは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートに1.60~1.63%の上乗せです。レートは買い物時点(*1)で決まるので「ユーロが安いと思えるので今のうちに買っておこう」という目的には向きませんが、レート変動を抜きにして手数料の少なさだけ見れば現金より有利です。  クレジットカードでのキャッシングは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートで換算し、これに利息を加算した額が請求されます。利率は年利で15~20%程度、利用日から口座引落し日までは25~55日くらいですので、利用額の1.0~3.0%を利息として上乗せして払う計算になります。こちらもレートは引き出し時点で決まるのでユーロ先買い目的では使えませんが、渡航先での現地通貨調達法としては一般に有利です。  国際キャッシュカード(新生銀行、シティバンク銀行)はクレジットカード会社が定める通貨間換算レートに4%の上乗せが目安です。便利ですがレートは決して有利とは言えません。またレートは引き出し時点で決まるので、ユーロ先買い目的で使えないことも自明です。 【まとめ】 (1)両替の有利不利は、基準となるレート(公示仲値)からの上乗せの大小で比較できます。 (2)上乗せ分が小さいのは、メガバンクでは三菱東京UFJや三井住友で公示仲値+4円です。郵便局(ゆうちょ銀行)も同じく公示仲値+4円です。地方銀行で同等のレートを出しているところもあります。 (3)さらに有利に両替するには金券ショップがあり、知る範囲の最良のレートは公示仲値+3円です。ただしわざわざ探すのであれば、(2)の方法で両替すれば十分でしょう。 参考ページ [1] 三菱東京UFJ銀行 http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html CASH S.が外貨現金売りレート [2] 三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/market/index.html 「公表相場一覧」をダウンロード。"CASH SELLING"が外貨現金売りレート [3] みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/information/market/cash.html [4] http://www.senshubank.co.jp/kojin/service/gaika/index.html [5] http://www.ticketzone.jp/gaika/gaika_index.html 販売時3円上乗せ 買取時3円40銭差し引きの非対称な設定 [6] ブルー・トラスト・グループ http://www.btgp.org/BTG%20CashForex.htm [7] 大黒屋 http://gaika.e-daikoku.com/ [8] http://www.travelex.jp/ [9] http://www.travelex.jp/jcb/index.html [10] http://www.cecile.co.jp/travelers_cheque/ [11] http://www.citibank.co.jp/ja/deposits_investments/foreigncurrency/merits/smart_way_of_using_currencyy.html *1 正確にはクレジットカード会社の処理センターに利用データが届いた時点。通常は利用当日~3日後くらいまでの間になる。

その他の回答 (2)

noname#70355
noname#70355
回答No.2

 国内でお近くの銀行へどうぞ。手数料をもう少し安くとお考えでしたらお近くの金券ショップに問い合わせて見てください。ユーロの在庫があればラッキーですよ。  出発間際でしたら、出発空港で!!国際空港です。ココを逃すとユーロ圏まで日本円をもって行くことになります。手数料は桁違いに高いですから、日本国内で両替してお持ちください。日本だとどんなに高くても手数料は5円以下、ユーロ圏では1ユーロ20円程度の手数料はざらですから。10ユーロ 200円、100ユーロ 2000円。この手数料があればお土産の義理チョコが買えますよ。  T/Cに関してはユーロ建てでも使えないところも多いです。ご自分の渡航先を確認してください。下手に銀行に持ち込んでもやっぱり手数料が掛かったりしますので。安全策としてはオススメかもしれませんがクレカや、キャッシュカードの方が便利です。  円が強くなっていますね。質問者様は幸運の持ち主ですよ。楽しいご旅行を!!

noname#70355
noname#70355
回答No.1

なぜユーロの外貨両替をしたいのですか? ユーロ圏への旅行?為替差益を狙って円高ユーロ安の今、ユーロ買い?どちらでしょう。それとも???それによって回答がかわってきますよネ

jintaro123
質問者

補足

ユーロ圏への旅行なので、今のうちに外貨を購入しておこうかと思いまして・・・ユーロやアメリカドルなら国内両替がお勧めだと聞きましたので。ご教示願います。

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