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マイクロフォン・トランスフォーマーとは具体的にはどのような働きをしますか?マイクから卓へのつなぎ方

マイクロフォン・トランスフォーマーとは具体的にどのような働きをしますか? ■マイクロフォン・トランスフォーマー ■フォン(オス)-XLR(オス) ■50KΩ⇔600Ω というスペックになります。 サウンドハウスに売っていました。 また、 ・ダイナミックマイクSM58(XLR)→(バランス)マイクプリアンプJOEMEEK VC3(アンバランスフォン) →(フォン)BOSS VF-1(アンバランスフォン)→上記のトランスフォーマー→XLRのマイクケーブルを通して卓へ(多分バランス) といった接続は可能なのでしょうか? ・PAの方に迷惑をかけないように自分でつなげたいのですが、もう少しシンプルな接続方法はありましょうか? ・トランスフォーマーをただの変換アダプターに代えてしまったら問題がありますか? ・そもそもトランスフォーマーはバランスアンバランスをトランスフォームするのでしょうか? ・バランスとアンバランスを入り乱れさせたらまずいでしょうか? 質問が多いですが、よく分からないので、詳しい方はご教授いただけますと幸いです。

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  • kenta58e2
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回答No.3

No.2です。 な~んか、ちょっと誤解されてしまった(書き方が悪かったですかね?)ようですが… 私の前回の投稿の主要点は、ライブハウス等でボーカルとしてライブされる時に、 「ステージ上に自前のマイクプリやエフェクタを持ち込んで、マイクラインに勝手に繋ぐなんてことされたら、それは本来的にはええ迷惑で、普通はPA担当がぶち切れますよ。」 「前もってPA担当に話を付ければOK…ではありますが、他にも対バン出て入れ替わりがあるようなライブだと、そんなことは頼んでも認めて貰えないのが普通ですよ。」 「もし、そのマイクプリやエフェクタを使わせてくれたとしても、それら機材はPA卓に預けて、PA担当が操作する(つまり、ステージ上で値要請なんかさせてくれない)という形が関の山ですよ」 という点と、 「現代のステージPAでは、マイロクフォントランスなんか使いませんよ。それは大昔の機材規格用で、今ではそんな物使ったら音が悪くなるだけなので、誰も使いませんよ」 という点を説明しただけです。 なので、マイクだけ自分の物を使わせて欲しい…というのは、PA担当によっては『あくまでも、事前了解を取っていれば』OKしてくれるかもしれません。 とはいえ、まぁ私が知ってる限りの(特定地方のほんの一握りですが)ライブハウスでは、基本的にはマイクは自分のハウスのものを使うのが前提なので、いつでもどこでもOK貰えるとは限りません。基本的には断られるつもりで、ダメ元でお願いしてみるのは有りかと思います。 しかし、コンデンサマイクは断られる確率がさらに格段に高いですね。 ファンタム電源の問題より、ライブ会場の音響特性上使えない場合がほとんどです。 (プロのライブでボーカルにコンデンサマイク使う時は、何人もの専門家が、会場の音響特性から何から一切合切徹底的にチェックして、大量の機材と一流のテクニックで時間を掛けて徹底的に調整した上で使ってるんです。人手もお金も半端無く投入してます。) ガイコツマイクのShure 55SHとかBEAT58Aは、音響特性が定番のSM58とそんなには違わない(音は違うが)ので、頼んでみると意外とOK貰えるかもしれません(あくまでOK貰える確率がちょっと高いという程度ですから、あんまり過信しないように)。 念のために、ちょっとしつこく書きますが、 >ワンマンでも58以外使わせてもらえない場合とかって多いんでしょうか? 独演ライブで、高い金出して会場もPA屋も借り切りなら、(それでもコンデンサマイクは会場的に無理な場合がほとんどだが)PA屋雇ってるわけですから、PA屋の技術と機材が許す範囲なら、自前のマイクは使えるでしょう。もちろん事前にPA屋と打ち合わせは必要。 この場合は、それこそBETA58や55SHなら、特に事情がない限りはPA屋もそんなには嫌がらないと思います。 (素人PAの私でも、この2つのマイクならなんとか受けられるので) ワンマンでなくで断られるケースでは、「SM58しか使わせて貰えない」というよりは、「そのライブハウスで調整済みの、ライブハウス備え付けのマイクしか使わせて貰えない」というのが、正しい事情です。 たまたま…というかなんというか、その「ライブハウス標準マイク」に採用されているのが、SM58が圧倒的に多いというのが実態です。 実際、ゼンハイザーとかAKGといった、SHURE以外のマイクメーカーのマイクで統一しているライブハウスなんかでは、逆にSM58を持ち込もうとしたら断られるというケースも、有ることはあります。 独演ライブ以外…というか、独演ライブでも「まず、絶対にPA担当に断られる」と思っておいた方が良いのは、マイクの種類よりも「ボーカル自身が自前のマイクプリやエフェクタをステージ上に持ち込んで、自分で調整しようとすること」です。実際、そんなことしたらステージ音響自体がめちゃくちゃ=ライブ自体がメチャクチャになる公算大なので、ご自身のためにも、そんなこと考えない方がよいです。 (前述の通り、PA担当にすべて任せる条件で使って貰える可能性は、少しくらいはありますが…かなり難しいのが前提ですね) そして、ライブステージ音響でマイクロフォントランスを使うことは、現代では有り得ません。

tuolang
質問者

お礼

ご丁寧にご回答いただきまして、ありがとうございます。 私もPAとかしてみたいです。専門学校通っておけばよかったなぁと思っています。そのほうが就職とか斡旋してくれそうですよね。 とにかく、とても参考になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • kenta58e2
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回答No.2

素人PA屋です。 専門家の方から、もう完璧なお答えが出ているところですが、PA屋目線で個別に言えば… >・SM58(XLR)→(バランス)JOEMEEK VC3(アンバランスフォン) > →(フォン)BOSS VF-1(アンバランスフォン) > →上記のトランスフォーマー→XLRのマイクケーブルを通して卓へ >といった接続は可能なのでしょうか? 接続自体が純粋に「可能かどうか」なら可能ですが、PA現場ではステージ上でそんな馬鹿な結線はしません。 理由: 1)マイクプリアンプはステージ上には置かず、使うとしてもPA卓側に置く (演奏中にプリアンプを触ると、音量バランスが崩れてステージがめちゃくちゃに…なので、使うとしてもPA卓側でコントロールする) 2)VF-1のようなエフェクタは、これもPA卓側でミキサーに繋いで使用するもの (質問の結線だと、音質的にも音痩せが顕著で不利だし、エフェクト量の適切な調整もPA卓側で会場全体の音が把握できないと無理) 3)(↑ということで本来あり得ないが)もしそれでもステージ側に質問の機器を置いたなら、VF-1の後にはトランスではなく「D.I.BOX」を使ってバランス化→PA卓へ…とする。 (この手のトランスでのバランス化は、めちゃくちゃ高域が落ちる。D.I.BOXの方が遙かに音質が良くノイズに強い) >・PAの方に迷惑をかけないように自分でつなげたいのですが、もう少しシンプルな接続方法はありましょうか? ステージ上にプリアンプやエフェクトを持ち込まれて、勝手にPAのマイクラインに繋がれるだけで、もの凄い迷惑です。 ライブの事前にかなり手間暇かけて、マイクラインの音量や音質を調整しているのに、それがぶち壊しになるから。 その意味では、接続がシンプルか複雑か…というレベルではなく、マイクラインに自前機材を繋ぐというだけで、徹底的に迷惑です。 ご自分達だけしか出演しないステージで、PAも丸抱えで雇って、事前に「ステージ側でこういう機材を繋いでこういう事をする」という打ち合わせもできるなら、PA屋に依頼するのは有りですが、そんでもまともなPA屋なら断るでしょうね。 ましてや、ライブハウス等でバンド入れ替えがある現場では、そういうことは認めて貰えないのが普通です。 私なら、こっちも素人なので自由が利くから、「VC3とVF-1を是非使って欲しい」と言われたら、検討はしますけど、機材はPA卓側に貰ってコントロールはPA側で行うのが譲れない条件です。ステージ上ではSM58だけしか使わせません。勝手に機器の設定変えられたらとんでもない事になるので危険すぎるから。 >・トランスフォーマーをただの変換アダプターに代えてしまったら問題がありますか? 前述のとおり、最近のライブPA現場では、よっぽど『わざと』特殊な事をする時でない限り、音質的に不利なこんなトランスは使わずにD.I.BOXなりを使いますから、この質問の問題は事実上発生しません。 PA現場以外の機器間接続では、機器間の電気特性上問題がなければ、むしろトランスを使わず変換アダプタで繋いだ方が、音質的に有利な場合の方が多いと思います。 >・そもそもトランスフォーマーはバランスアンバランスをトランスフォームするのでしょうか? 本来的には、機器間のインピーダンスを合わせる事が第一義、バランス化することは、その次の効用です。 大昔は、電子回路でそのような事をすると、巨大かつ高価な機器が必要だったので、トランスがよく使われていました。 今は、アンバランス→バランスは、D.I.BOXなどが非常に高音質・低価格になったので、実質的には役割は終了。 バランス→アンバランスについても、今ではミキサーの方にバランス入力端子がズラッと常備(大昔はそうじゃなかった)なので、必要性は実質無くなった。 ただ、大昔の規格の機器で、今でも『名機』と誉れ高いものがあったり、放送設備などでは古い規格も健在だったりするので、今風の機器をその手の『旧規格機器』に接続する必要がある時などに、まだ若干はこの種のトランスの需要が残っている…という状態。 >・バランスとアンバランスを入り乱れさせたらまずいでしょうか? ここは、ちょっと質問者の方の質問の意図がよくわからない。 アンバランス信号をバランス入力に繋いでも良い場合とダメな場合、逆にバランス信号の片側だけを取りだしてアンバランス端子に入力しても良い場合とダメな場合…があるが、これはケースバイケースで一概には言えない。 ・・・ってところです。 質問にきっちり対応した回答になってるかどうかは自信ないので、不明点があれば補足下さい。

tuolang
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 本当に参考になりました。 実際には現場に入ってみないと分からないようなことですよね? 僕も勉強してみたいです。 結局58しか使えないなら、 コンデンサーマイクもガイコツマイクもワイヤレスもご法度ですよね? コンデンサーマイクはファンタム電源も必要だし。 ライブ用のマイクは58しか持っていないので、 他のマイク(87や、BETA58とか)を使ってみたいなと購入検討していました。 ガイコツマイクも持ってはいますが、やはりお蔵入りになりそうです。 ワンマンでも58以外使わせてもらえない場合とかって多いんでしょうか?

回答No.1

マイクトランス(?)が必要なケースは、 機器の入力回路が不平衡型である場合、 平衡型の伝送ラインを平衡で受ける時に使用します。 また、その逆の場合。 機器の出力が不平衡で、平衡ラインで送りたい場合に使用します。 必要なケースは マイク回路が必要以上距離が長い時。 高品位な音質や仕様が必要な時です。 一般的には 質問者が言われているような 50kΩ:600Ωの トランスは使いません。 1:1 の 600Ω:600Ωのトランスを入れるのが常識です。 CD や MD,DVD 機器の出力を平衡出力する為に 10k:600 とかのトランスを入れる場合はありますが、 電圧が落ちるので、ホールとか大宴会場のプロ仕様のケース以外では この様なトランスを使用するのは殆ど意味がありません。 質問の 50kΩ:600Ω のマイクトランスについては 現状で使用するケースは殆どありません。 まず使い道はないのでは。 現況で使用している一般のマイクロホンで 50kΩ仕様のものは まず無いでしょう。 この様なトランスは特殊用途以外に使い道はありません。 ましてや、ステップダウン電圧の比率がでかすぎる。 なんか、マイクの接続を書かれているようですが マイクは、ミキサーにそのまま接続してください。 バランス、アンバランスは普通に接続すれば何の問題もありません。 素人が使用するには、問題は出ないはずです。 バランス、アンバランスは、ノイズに強いか弱いかの問題であって 途中にトランスの様な固有の周波数特性を持つ機器を入れる事は お勧め出来ません。 ただ、それが聞き分ける事ができるかどうかは問題ですが。

tuolang
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 バランス、アンバランスやインピーダンスについての説明とかはネット上にあるにはありますが、 具体的じゃない場合が多いのでいまいち理解できてない部分があります。 もう少し勉強が必要そうですね^^;

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