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イコライザのつなぎ場所

ギターのラックシステムを組んでいます。構成はチューブプリアンプ⇒マルチエフェクタ⇒パワーアンプです。このたび音質を補正しようとグラフィックイコライザを購入しようと思います。この場合、イコライザはどこにつなげば一番効果的でしょうか。プリアンプからステレオ出力で以降は全てステレオ入出力です。イコライザもステレオ入出力のものを考えています。 プリアンプとマルチの間でしょうか?マルチエフェクタとパワーアンプの間でしょうか?まさかギターとプリアンプの間なんてことありますか?よろしくお願い致します。

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  • kenta58e2
  • ベストアンサー率74% (2483/3311)
回答No.4

No.2,3です。 お礼をどうも…なんですが、包み隠さず正直言うと、質問者の方の機材構成を拝見して「なんでやねんっ!」と思っております。いや、申し訳ないとは思うんですが… 質問者の方から、「それくらいは承知の上だ!」と反論いただければ、むしろホッとするんですけども… ○なんでキャビが1つでステレオやねん? ハッキリ言って、これだけステレオにこだわられているなら、SPはPA仕様2発か、SPキャビ2つだと思っていました←これは単なる私の勝手な思い込み。ただ、このクラスのキャビ1個では、ステレオ効果は対してでないと思うが…という面はあります。 とはいうものの、機材屋目線でも、機器構成を逆順に言って 「スピーカが2発仕様だから」←「アンプもステレオ仕様で結線的にちょうど良い」←「エフェクタもステレオ出力だから、エフェクタ-アンプ間もステレオで結線しちまえ」 までは良いんです。よくわかるんです。 でも、イコライザをステレオにするのは、操作が煩雑になる割には(キャビ1個では)大した効果が無いので、オーバースペックなんだけどなぁ…などと(^^ゞ 特に、エフェクタ前に置くなら、両チャンネルをきっちり対象にしないとエフェクタの効きが上手くコントロールできなくなる懸念が大きいですねぇ。 その点では、SR231QXVは(私もPAでよく使ってます)あんまり操作性良くないのも気になるところです。 ○なんで31バンドやねん? バンド数が多いと、一見「きめ細かい調整ができる」と思いがちですが、実際はそうでもないですよ。 感覚的に「ある帯域で調整が効いている」感じにしようとしたら、前後5~7バンドくらいを細かく調整しなきゃならず、労が多い割に効果的に使うのは結構やっかいですし、実際調整には慣れてもかなりの時間がかかります。 PA用で31バンドが多用されるのは、ハウリング抑制対策などで1つの帯域をピンポイントで増減しても、全体の音質に影響が少ないからです。(つまり、フェーダー1つだけの増減だと音質はほとんど変わらないということ。隣り合った複数のフェーダーを上手く計算して調整しないと、積極的な音色調整はできない)。 PA用でも15バンドくらいの製品が結構多いのは、純粋に「音質を調整」する時には15バンドくらいの方が素早く確かに、かつ感覚的に調整がしやすいからです。楽器用のグライコが7~10バンドくらいが主流なのも、ほぼ同じ理由です。 …ということから、私が質問者の方と同じ事をするなら、接続は プリ→ペダル→15バンドモノラルグライコか4~5バンドパライコ→エフェクタ→ として、エフェクタからステレオ出しでパワーアンプ→スピーカ としますねぇ。 で、ペダルを使うという情報が新たに得られましたので、私なら プリ→ペダル→イコライザ→エフェクタ… にします。 プリ→ペダル→イコライザの間をシールドで引っ張ると、出力の減衰とか高域の減衰は結構馬鹿にならないと思うので、それをエフェクタ前でイコライザを使って、ブースト(増幅)というよりは『補完』するというやり方を選ぶ所ですね。 と言っても、モノラル15バンドグライコという製品も、逆にそんなに無いですね(^^ゞ でも、そういう形でギター音を調整するなら、グライコの能力としては、正直これでもいいくらい(この方が操作が圧倒的に楽で自由自在に自分の音が作れる)なんです。 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5EFBQ800%5E%5E でも、さすがに上のはちょっと…だと思いますので(^^ゞ やっぱりステレオにはしたい+操作性は確かに楽な方が良い…となれば、私ならこっちの方を薦めたいですねぇ。 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=280%5ESR830QX%5E%5E SR231QXVと同じく2Uサイズの分、フェーダーのストロークが長いので、こっちの方が圧倒的に操作スピードは手早くできますよ。繰り返しですが、エフェクタ前でのギター音の調整なら、15バンドの方が思い通りに出来ます。

toraninnni
質問者

お礼

こんばんわ。 非常に丁寧なご指摘、アドバイスを頂きましてありがとうございます。 キャビの件、確かに日頃から 「スピーカ2発入りでもこんなに隣接していてはそんなに効果は  ないよなぁ(^^;;」 とは思っておりましたが、場所の問題で半ばあきらめています(><) ギター暦はすでに30年位ですが、正直に申して、機材関連にはそ程 詳しくありません。 かなりの期間アンプ直でエフェクタ関連はボリュームペダルすら 持っていませんでした。ハードロック一筋でした。 最近(3年位前から)いろいろなジャンルをやるようになり、音色の 幅を広げようということで、ラック系に移行しました。 で、やっぱステレオでしょうと・・・とりあえず実態もあまりわから ず購入した始めた次第です。 実際、この時期にようやくハイインピー・ローインピーの意味合いを 知った程度ですから。 真空管プリアンプのMP-1の音は凄く気に入っているのですが、 非常にアメリカ的でトーンコントロールがかなりいい加減で使えない 為、今回のイコライザ購入を考えました。 SR830QXVは実は最初に気になり購入を考えましたが、バンド数が 多いほうがよいのでは(大は小をかねる⇒多は少をかねる」なんて ことでこちらをSR231を候補にしていました。 考えてみれば、まだ私にはこれほど細かい設定はできないでしょうし、 宝の持ち腐れだったかも知れないですね。 アドバイスありがとうございました。 大変参考になりました。SR830QXVを購入する決心をしました。 後はどう使いこなすかですが、いろいろ弄繰り回して楽しんでみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • kenta58e2
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回答No.3

No.2です。ちょっと気になったので追加。 マルチエフェクタの機種によるんですが、デジタル仕様のラックマウントエフェクタで、ハイインピーダンス入力の無い、ライン入出力仕様のエフェクタだったら、入力前でブースト掛けて過大入力にすると、壊れないまでもまともにコントロールできなくなるものがありますからご注意を。 マルチエフェクタの機種名がわかんないので確定的には言えませんが、ラックマウントエフェクタとコンパクトエフェクタは設計仕様が全く別物で、コンパクトと同じ考え方では使えないものも多いですから、くれぐれもその点はご確認下さい。 マルチエフェクタ自体にギタープリアンプ的な機能も搭載されているモデル(入力端子がギター直接入力も可のタイプ)だったら、コンパクト的に使えるケースは多いですけどね。 でも、それでもライン入出力仕様のグライコをブースタに使うのは、弊害が多いので音響屋は絶対にしません。そういう時はチューブプリでブースト音を確定させます(音響屋はね。ここは経験があるので「経験者」にしときます)。

toraninnni
質問者

お礼

kenta58e2様 丁寧なご説明ありがとうございます。 現在(イコライザ無し)状況ですが、一応全てラックタイプです。 プリ(ADA MP-1) マルチ(Rocktron Intellifex LTD) パワー(Marshall 9100) キャビ(Marshall 1922) という構成で問題なく音は出ています。 音作りは飽くまでプリで行い、マルチは空間系エフェクタなので、残響音やハーモナイザー的効果音として使っています。 マルチでも補正は出来るのかも知れませんが、マニュアルが非常に評判の悪い「英語直訳系&大雑把」なので、良くわからないっていうのが正直なところです。 そして、音作りメインのプリMP-1は古いモデルの為、真空管は交換したので音は問題なく良いのですが、トーンコントロール系がかなりいい加減で使えないため、音質補正を外付けイコライザにて行いたいというのが今回の趣旨でした。 MP-1はステレオアウトですので、これ以降は全てステレオ入出力です。 購入を考えているイコライザは DOD SR231QXV  http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=280%5ESR231QX%5E%5E です。 ハイインピーとローインピーの違いや意味は何となくですがわかって(いるつもり?)です。 同時期購入のステレオフットボリュームもローインピータイプで、プリとマルチの間に繋ぐ予定です。 マルチの後ですと、ボリュームを絞った場合、リヴァーブやディレイの残響音も絞ってしまうので意味が無いと思い、マルチの前にしました。 これなら原音を絞っても効果音は設定分は持続されると思いますので。 非常に参考になりました。 ありがとうございました。 なにかお気づきの点がございましたらアドバイスをお願い致します。

  • kenta58e2
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回答No.2

そのグライコは、ラックマウントタイプですか?  それともコンパクトタイプとかハーフラックタイプとか…? (いや、質問文の範囲ではラックマウントに読めるんですが、念のため) チューブプリもマルチエフェクタもグライコもラックマウントタイプだったら、ごく一部例外的な機種もあったと思いますが、基本的にはグライコがチューブプリの前に来る事は、入出力の規格上から、あり得ない場合がほとんどですけども。(一般的なステレオグライコは、ローインピーダンス/ラインレベルの信号しか受けられませんから、ギター出力を直接受けられないと思う。) 私は本来ギタリストではないので、ギターの専門家(ただし、ラックマウントタイプの機材に造詣が深い方。ラックマウントとコンパクトの電気特性の違いもわからない人は別)からは違う意見もあるかもしれませんが、純粋に一般的なラック機材の特性だけから言えば、 音作りのメインをチューブプリアンプ主体に考えるなら、 チューブプリ→マルチ→グライコ→アンプ 音作りのメインをマルチエフェクタ主体に考えるなら、 チューブプリ→グライコ→マルチ→アンプ ってのが、一つの考え方かと思います。 プリ主体の場合は、グライコの仕事は、ある意味で 「プリで狙ったとおりの音になるように、アンプ~スピーカの出音をグライコで補正する」 というノリの任務という感じ マルチ主体の場合は、グライコは 「プリは基本的にはギター出力をマルチに送る信号増幅器(ブースタ)で、肝心のマルチが最大限に能力が出せるよう、グライコでプリの出力を補正する」 というノリの任務という感じ もっとも、お気づきとは思いますが、マルチ主体の場合でもグライコに 「マルチで狙ったとおりの音に、アンプ~スピーカの出音を補正」 という任務を重視するなら、プリ主体と同じく チューブプリ→マルチ→グライコ→アンプ の繋ぎ方も有りですけどね。 言うまでもなく、プリがモノ出力でマルチがステレオ、それ以降もステレオなら、もちろん『チューブプリ→マルチ→グライコ→アンプ』しかあり得ないわけですが、プリからステレオで出せるなら、上のような選択肢は考えられます。 あとは、非ギタリストの素人機材屋では、具体的な製品がわかんないと難しいですね(^^ゞ ちなみに、ライン入出力のグライコで、PA仕様のパワーアンプを使うのであれば、グライコ部分でのブーストは「機器の電気特性的」に有り得ません(PA仕様のパワーアンプは、ギター用と違って過大入力はそもそも御法度)。その場合はハイインピーダンス入力仕様のコンパクトかハーフラックのグライコを、プリの前に入れる事になりますね。

  • ssmanishss
  • ベストアンサー率47% (487/1019)
回答No.1

音質の最終調整に使うのなら、パワーアンプの直前ですが、ロック系の場合、マルチにつなぐ前のブースターとして使うことも(マルチへの入力ゲインを上げるため)ありますから、その場合はプリの後か、場合によってはギターの直後という「まさか」もあり得ます。

toraninnni
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。ブースター的に使えるという想像外の良い事を伺うことが出来ました。 実は今度プリアンプとマルチの間にローインピーダンスのボリュームペダルをつなぐ予定でしたが、音圧劣化を心配していましたので、補正足すブーストということでプリアンプ⇒ボリュームペダル⇒イコライザ⇒マルチとつなごうと思います。もちろん音質重視で位置を変えたりもして確認はします。 大変助かりました。ありがとうございました。

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