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PCにトロイが感染しました。対処法と確認方法を教えてください。
- PCにトロイが感染しました。スタンバイから復帰できず強制終了した後、ノートン2008がbackdoor torojanを検出し削除し、Ad-Aware2008でwin32.trojan downloaderを隔離しました。
- 現在PCは若干不安定な状態ですが、このままで平気でしょうか?トロイがまだPC上に存在するかの確認方法を教えてください。
- ノートン2008とAd-Aware2008を使用してトロイを駆除しましたが、他に感染している可能性もあります。
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ここまで、利用したのはノートンの2008年度版とAd-Aware2008だけのようですね。 まず、F-Secureのオンラインスキャンを受けてみてください。検出されたものの処理も可能になっています。 http://www.f-secure.co.jp/v-descs/disinfestation.html 検出されたものが削除不能な場合は、追加の処置がややこしくなりそうなのでリカバリ推奨です。何も出ない、あるいは出たものの削除に成功しても依然PCが不安定なままと感じられる場合は、Windows Live OneCare PCセーフティのクリーンアップスキャンも受けてみてください。 http://onecare.live.com/site/ja-jp/center/cleanup.htm ウイルス対策ソフトは検出されたファイルの処理は行うものの、感染によって生成されたレジストリキーはそのままになることも多く、それが不具合の原因となる可能性があります。 それと、一応念のため、Ad-Aware2008が検出、削除したファイルは一旦復元してVirusTotalで検査することが望ましいと思います。誤検出されたファイルを隔離した結果、PCが不安定になった可能性も全くないとは言えないためです。 http://www.virustotal.com/jp/ なお、オンラインスキャンの多くにはActiveXコントロールが使われますが(VirusTotalは違いますよ)、不要になったActiveXコントロールを多数残しておくこともPCを不安定にする要因になりかねませんので、削除が望ましいと思います。参考URLです。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/928rmactivex/rmactivex.html Windows Vista搭載機ではエクスプローラからの直接削除は出来ません。次のURLを参考にしてください。 http://support.microsoft.com/kb/935339/ja リカバリされる場合は、次のURLを参考にしてください。 http://iwata.way-nifty.com/home/2004/10/1017.html 昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。同様な感染を防ぐために次のような点に注意してください。 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれていますが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けのある悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptは特殊なもので、各種感染に利用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。
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- wamos101
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こんにちは。 当方はクラッカーコミュティー潜入調査や対策ソフトの多角的性能テストなどをしております。 >このままで平気なのでしょうか? いえ、平気じゃないです。Downloader系のやつにやられると次々新たなMalwareを送り込まれる可能性があります。 F-Secの解説を読むと、新たに追加されたMalwareがドライバとしてセットされることが多いようですし、デフォルトブラウザなどへのCode InjectionによってFWをバイパスして密かに外部と通信したりします。オブジェクトの隠匿のためにrootkitを送り込まれることもあるようですね。 で、本件の場合、ノートンで処理できてるとはいってもノートンで検出できない新たなMalwareがドロップされてる可能性も拭い去れないです。で、オンラインスキャンを使ってシマンテック以外のスキャンをやってみるのも手ですが、私はこのような陰険なMalwareを検出した場合は即刻リカバリをお奨めします。 私は常日頃ここのサイトで、「最近は対策ソフトを欺くさまざまな手法が使われるようになってきてるんですよ」と言っています。対策ソフト無効化攻撃による被害と思われる事例もちらほら見かけるようになってます。 不測の事態に備えて日頃からバックアップを取るように心掛けていないと駄目だと思います。
お礼
なるほど。専門的な意見ありがとうございます。 他のオンラインスキャンの後、ダメならリカバリしてみます。
- goold-man
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NO1追加 失礼しました。 参考URL「Win32.Trojan.Downloaderが見つかった!」 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2402709.html その他 「警告を出すインチキアプリの削除法」 http://www.higaitaisaku.com/fakewarning.html 本物に感染した場合は、ややこしいようです。 http://www.f-secure.co.jp/v-descs/v-descs3/AgentEOA.htm
お礼
ありがとうございます。 私の場合は誤検出ではないようです・・・。
- goold-man
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誤検出かも知れません。 参考URLをご覧ください。 Ad-Aware以外にspybot-s&dなど複数のスパイウェア・アドウェア対策ソフトの導入はしていませんか?
お礼
詳しい説明ありがとうございます。リカバリは最終手段ですね・・・。 これから順を追って試してみます。