• 締切済み

小説の内容がパッとしない

自作小説を書き始めたのですが、友達に見せても酷い感想しか返って来ないのです。 いろいろな人に見せているのですが、やはり『おもしろい』とは言われません。 理由などを聞いても、『う~ん、何となくパッとしない』とだけ言われてしまいます。 一応、HPに掲載するつもりなのですが、出来が悪いまま載せる事はやはりできません。 下記に小説の一部を載せて置きたいと思います。 面白くない点や文法の合っていない点などを指摘して頂ければ幸いです。 闇に包まれた市街・・・人影が喪われたこの街を二人の影が歩いていく。彼らがこの街に召喚されたのは、生者がほとんどいなくなった直後だった。 「・・・ここは?」 学生服を着た少年の問いに、小さな影が答える。 「あなたの住んでいた街の、成れの果てよ」 声の主は外見の幼い、少女だった。年齢にして12歳くらいだろうか。隣に立つ少年とは頭二つ分、背が低い。 このような状況を既に経験しているのか、少女は見た目に反して冷静だ。 一方、少年は街の変わり果てた姿を目の当たりにし、わずかながら動揺をしていた。それでも、歩みを緩める事はない。 「生存者は居るのかな・・・」 「・・・居るわ」 少女がその高い声を響かせる。だが、少年の独り言に反応したわけではない。歩みを止め、少女は腰の高さに手を持っていく。 「えっ、もう見つかったのか」 同じように少年も立ち止まり、左手で持っていた鞘から刀を抜き放つ。淡い光を帯びた刀は、やがて白い炎を纏う。 紺碧の瞳が異形の存在を睨みつけ、その出現方向を予測する。少女ほどではないが、少年も『異形の存在』を感知する事ができる。 少年を横目で見つつ、少女は焦りも、余裕もない様子で柄に手を掛ける。 清楚な顔立ちの少女がやるにはあまりにも違和感のある動作だった。だが同時に似合っているような印象も与えるのは手馴れた動き故か。 「敵は五体・・・阿真炎(あまえん)を使う必要もないわ」 「そのようだね。手早く済ませて、生存者を探しに行こう」 少年がそう告げた数瞬後、少女のベージュ色の瞳には剣の軌跡が映っていた。真っ二つにされたその『存在』は、形を保つ力をなくし、光と共に暗黒の空へと消えていった。『成仏』ではなく『消滅』したのだ。 「・・・後ろね」 言葉と風が立つのはほぼ同時だった。そして先程と同じように、少女の薄く明るい茶色の髪が揺れ、美しい情景を作る。 とても12歳程度の少女とは思えない、動きと剣閃。 霊を敵にした、ホラーっぽいアクションにしたいのですが、なかなかうまく行きません。何かいいアドバイスはないでしょうか?

  • Lhize
  • お礼率20% (3/15)

みんなの回答

  • moonpaper
  • ベストアンサー率53% (7/13)
回答No.12

>やはり『おもしろい』とは言われません。 それはきっと、文章よりも内容に問題があると思いますよ。 友だちが面白くないと言ったのは、きっとストーリーです。 Lhizeさんはこの作品のどこが面白いと思っているのでしょうか。 細かい文章に気を付けるのは、誰でもできるのです。 だけど面白い小説が書けるかとなると、「気を付ける」だけではどうしようもありません。「考える」ことが大事です。 ・ストーリーの面白さとは? ・キャラクターが持ち得る面白さとは? ・読者が面白さを感じる要素とは? この辺のことが、Lhizeさんが今書いてる小説では考慮されてないか、不足してるかどちらかです。 十分考慮した上でお友だちに認めてもらえないなら、「考えたけど文章で実現できてない」状態でしょうから、あとは頑張って書き込むしかありません。 アドバイスが役に立った立たなかったに関わらず、回答をいただいた方にはお礼をしましょうね。

noname#168882
noname#168882
回答No.11

こんにちは もう絶版になっているかもしれませんが、栗本薫の「小説道場」という本が出ています。 やおい系(ボーイズラブ)の雑誌に連載された、実際に読者から投稿された小説をとりあげて添削、小説をどういう風に書いたらよいかという解説をした本です。 一冊これを読んでみませんか?原稿用紙の使い方から、句読点による文章の区切り、キャラクターの名前のつけかた、抱腹絶倒しながら面白くかつ小説の書き方の基本がわかるという代物です。 この小説道場からプロも何人か出たようです。きっと役に立つと思いますよ。

  • soma_h
  • ベストアンサー率61% (11/18)
回答No.10

 私も、皆様と同じように「小説のあらすじ」のような感じを受けました。多分……私が書いたら、この2~3倍は情景描写を入れるだろうな…と。これがお話の冒頭部分だったらば、なおのこと。  最初の数行で、ぐっと読者の心を掴む…のは、本当に大切だと思います。意外性と言うか……でも、奇をてらいすぎてもダメでしょうが。 でも、自分が読む立場の時も…そうじゃありませんか? 最初の数行で、読み続けるか、諦めるか決まっちゃう…。  こういうジャンルだと、菊地秀行氏や夢枕獏氏の小説手法なんかは参考になるのではないかと思います。(私も駄文を書き散らすのですが、多分に両氏や京極夏彦氏などの文体の影響をうけておりますから)  もしも……私がこの文章をもとに書いたとしたら……こんな感じにするかな? と言うのを、書かせてもらってもいいでしょうか?  もしもご不快なら、ここでお読みになるのをおやめ下さい。 _______________________________  奇妙に歪んだ中空の月。  血のように赤く染まったその月から降り注ぐ光を浴びて、その街は…死んでいた。  崩れたビルの壁、折れた鉄塔。  それらが月の明かりの下、白骨のように無残に輝いている。  人影は、無い。  街の明かりも失われて久しい。  そう、今この街で生き、そして呼吸している人間が、一体どれほどいることだろう。  魑魅魍魎が跋扈する夜の時間……生き残ったわずかな人々は、身を寄せ合い、息を潜めて「奴らの時間」が過ぎ去るのをじっと待っている。  そんな恐怖の「夜の闇」の中に、二つの人影があった。  闇を切り取ったかのような漆黒の髪、意志の強そうな紺碧の瞳。 そしてその年齢には相応ではあるが、この場に相応しいとはあまり思えない…学生服を身にまとった少年。  彼は右手を上げ、詰襟のホックを外し、そっと息をついた。そして、瓦礫の山を見渡した。 「……ここは?」  かたわらの人物に、彼は問うた。 「あなたの住んでいた街の、成れの果てよ」  細い、可憐な声が答えた。それは、この場にもっとも似つかわしくない…少女の声であった。細いが、しかし鈴のように凛と響く声…だが、その声とは裏腹に、その言葉は刃のように冷たい。 「覚悟はしてたつもりだったけど……実際見ると、キツいな……」  もう一度辺りを見回して、彼は、目の前の光景に、自分の記憶の中の街を重ねてみようと努力してみた。あれはテレビ塔、あれは学校、あれは………。  しかしやがて、その行為の空しさに気づき、大きくため息をついて、先を歩く人物の後を追った。 「生存者はいるのかな…?」  かつてこの街には20万人ほどの人口があった。ショッピングセンターや、中規模の工業施設などもあり、また大都市に直結した鉄道も通っていたために、ベッドタウンの一つにもなっていた。  不夜城とは言わないまでも、駅前の飲み屋街には深夜遅くまで灯りがともり、国道や幹線道路には車の姿が絶えなかった。  しかし今は……。  そう、この街は文字通り「死んで」いるのだ。  少年の先を歩く少女が歩みを止めた。その、少年よりも頭二つ分も小さな背中に、氷のような緊張が走る。 「……居るわね」 「え? もうみつかったのか?」  少女に追いついた彼がそう問うた時には、少女の両手は左腰に伸び、一息に白刃を抜き放っていた。鳶色の瞳が、前方の闇を凝視している。 「……そっちかよ…」  少女は彼の問いかけに答えたわけではなかったのだ。  そこに居るモノは……。  少年は無造作に右手を上げた。そして背にした鞘から、一振りの刀を抜き放った。月の光を浴びたその刀から、やがて白い炎が滲み始めた。 _____________________________  もしも、私が書いたとしたら、こんな感じでしょうか? コレにもまだまだ(×100)推敲の余地はあると思うのですが……。あと、勝手にセリフを足してしまったり、動作を足してしまったりしておりますので……。  この文章が、お話の冒頭部だったらという仮定で書いてみました。          

回答No.9

 三点リーダーは二つ繋げて「……」のように使うとか、段落頭は一文字下げるとか、いろいろと細かい作法もありますが、まあそれはWeb掲載前提なら気にならないって人もいるでしょう。  基本設定は「見た目幼いが戦闘経験豊富な少女」と「まだ数回しか戦闘を経験していない未熟な少年」と見てよいでしょうか。それなら、地の文で行われている説明の何割かを、少女が少年に説明するようにしたら会話が多くなってテンポがよくなるかもしれません。  それとは逆に、会話の中の説明的なところを無くして地の文で説明するというのもホラーっぽい雰囲気を出すのには有効かも。  あと、情景や外見の説明は文章内に分散させずにまとめてしまった方が、純粋にストーリーを追えるという利点もあります。  既に指摘のある「少女は焦りも、余裕もない様子で」というのは「自然体で」という意味でいいのでしょうか。それなら「余裕もない」というより「気負いもない」という方がしっくり来るかと。  少年は学生服、では少女の方は? 読者は頭の中に情景思い浮かべつつ読むから、描写無しで進められると勝手な想像しちゃいます。後からそれをくつがえす描写が出てくると状況判断に迷いが出て、一瞬作品世界から現実に戻っちゃいます。  「異形の存在」も同じく。想像するのは伝統的な怪物か、外形すら安定しないものか、そもそも実体のないものか。読む人によってまるで違うということがあるでしょう。  とりあえずざっと思いついた点を挙げてみました。

  • beru2007
  • ベストアンサー率52% (87/167)
回答No.8

ほとんどの方が指摘されてますが…いくつかヒントが得られればと思います。 * 主人公は誰ですか?少年でしょうか?少女でしょうか? * 『彼らがこの街に召喚されたのは…』誰が召喚したのでしょう?そしてなぜ『彼ら』が召喚されたのでしょう?このあとで説明するのだとしても、抜粋しただけの文面ではそれが分かりません。状況説明・意味や理由は後々ガッツリと説明文を入れるにしても、最初からこまめに一部分を出していった方が良いんじゃないかと思います。 * どうして『ほとんど生者がいなくなった直後』なのでしょうか?『直前』に出来なかった理由は?『直後』である意味は?間に合わなかったのか、他に何かしていたのか。それによって『直後』の意味合いは大きく変わります。 * 少女が12歳、それでは少年はいくつでしょう?少年、という言葉のイメージから中学生程度を連想しましたが、仮に少年が15歳とすると平均身長が多分、160センチ位でしょうか。そんな彼よりも頭二つ分低い、となりますと頭の長さ(変な言い回しですが…てっぺんから顎までです)が約20~30センチそこそこのはずです。その二つ分となると100センチ~120センチぐらいの身長となりますが、この身長は小学校低学年程度の身長です。仮に少年がもっと背が高いとしても『少年』としては170センチがせいぜいだと思います。それにしてもこの少女は随分と背が低いということになりますよね?頭二つ分低い、12歳の少女の身長が違和感なく思える少年の身長は180センチ程度だと思うのですが、180センチの少年…ちょっと無理ですよね?それと少年と少女、一体どちらが年上なのか分かりません。少年の方が少女よりも背が高いので年上かもしれないと思うのですが、年下で異変が起きている状況になれているらしい、冷静な少女…。見た目が12歳でも修羅場をいくつも抜けてきているという設定なのでしょうか? * 『…左手で持っていた鞘から刀を抜き放つ』いつから刀を持っていたのでしょう?どうして『淡い光を帯びた』『白い炎を纏う』不思議な刀をこの世界に関してほぼ何も知らないと思われる少年が持っていたのでしょう?少女が持っていたのならあまり気にはならないのですが…。それにどうしてその刀を扱えるのでしょう…。ここら辺の理由が冒頭の『彼らがこの街に召喚された』理由に繋がると思うのですが…。冒頭からココまでその理由が全くないので、状況が掴めないのかなと思います。 * この世界の状況をほぼ把握していない少年が力は劣るが少女と同じく『異形の存在を感知する事ができる』ココでいきなりこの説明が出てくるとご都合主義です。街に召喚された理由・刀を使える、持っている理由・だから少年は異形の存在を感知することができる。これらに繋がりがないと全部が繋がりません。 * 少女も刀を持っているのは何故でしょう?少女が持っているのならば少年が持っている理由は?少女が持っていることに違和感はないのですが(少女はこの世界を知っていて戦い方を知っていると思われるからです)二人共に持っている理由は何故でしょう?少女の方が力があり、刀を使うのも手慣れているのであれば、少女だけが持っていて戦えばいいのです。どうして少年がいるのでしょう?少女では補えない部分を少年が持っていないといる意味がありません。それに力的にも経験的にも劣っている少年が少女よりも先に刀を抜く意味はあるのでしょうか? * 『阿真炎』とは??そしてそれがどういうものなのか、どうして少年が知っているのでしょう?この街のことを知らない少年が刀の使い方や力の使い方を知っているのはどうしてでしょう?この街に来る前にこの少女と同じような現象が起きた街で経験済みなのでしょうか?冒頭部分、そう言うことにはなってないように感じるのですが…。 * 敵は5体、真っ二つにされたのは何体ですか?一気にすべて真っ二つですか?そしてそれは少年と少女、どちらの刀が真っ二つにしたのでしょう?少女の瞳に刀の軌跡が映っただけなのでどちらの刀が振るわれたのか分かりません。少女も少年も刀を振ったのでしょうか? * 紺碧の瞳の少年、薄く明るい茶色の髪の少女、ということは二人は基本的に日本人ではないのでしょうか?けれど少年の服装は学生服。…混血と言うことでしょうか。それとも少年はこの力を使う時だけ紺碧の瞳になるのでしょうか? 冒頭部分から疑問点をいくつか上げてみました。視点は少女でも少年でもないので神様視点と言うことでしょうか?それにしては少年が動揺していることや少女が冷静だということが書かれているのでブレが生じているようです。読者は一体どちらの視点から見ればいいのか戸惑ってしまうのだと思います。 まず読者の視点に立って、少年と少女どちらの目から見た世界の方が面白いのか考えてみてはどうでしょう?それから作者としてどちらの視点で書いた方が話しが面白くなるのかを考えて視点を統一した方が良いと思います。 書かれている文章は三人称なので、まずは主人公を定め、その人の背後に立っている気分で書いてみてはどうでしょうか。読者はこの世界を知らないので同じくこの世界を知らない少年を視点に据えるのが良いかと思いますが、少年と少女の視点どちらも書いてみるのもいいかもしれないですね。 お話としてはとても面白いと思うのであとは『意味』と『理由』と『繋がり』を持たせればいいのではないかと思います。すべてのことにはその3つが必ず絡んできます。少年・少女の力で消された『存在』は『成仏ではなく消滅した』ことにも意味や理由があるはずです。そしてそれらが繋がって話しになっていくのだと思います。 1つの事を思い付いたら『それはどうして?』と考えてみてください。力を持っているのは『少女』である理由、それはどうしてか?『力を持っているがゆえに少女から成長できない』『少女でなければその力を持てない』『見た目が少女なだけで本当は成人女性』…などなど色々とあると思いますが理由が違えば意味も変わり、そして結果も繋がりも変わっていきます。結果的に納得できる理由がなければ少女である意味も力を持っている根拠にも繋がりません。 色々とまだ直す余地のある話しだと思うので頑張ってください。

  • phobos
  • ベストアンサー率49% (515/1032)
回答No.7

他のご回答にもありますが、私も ・情景がイメージしにくい: をまず感じました。全体として、アニメのシナリオあるいは絵のない絵コンテという印象です。  一般に、作者は自分の抱いたイメージを読者に伝えたい(分かち合って欲しい)わけですが、小説の場合は使える道具はコトバだけというのが難しいところですね。アニメなら一枚の絵で表現できることでも、小説では順を追って(しかも必要最小限に絞って)描写しなければならないですね。  最初は白紙状態である読者の頭の中に、読者自身がイメージを再構築していってもらわなければならないわけですから、作者は使うコトバを選ぶこと(凝った言い回しより平易なコトバで)や、描写すべき事柄とその順序を解りやすく工夫することが大事だと思うのです。  読ませていただいた小説(の一部)は、正直言って一度読んだだけではイメージをつかむのが難しかったです。この回答を書くために何度も読み返してようやく作者さんの抱いている(であろう)イメージが再構築できました。  なかなか絵的には雰囲気がいいと思いますよ。あとは、読者がさらっと一読しただけでこのイメージが伝わってくるような「小説としての」書き方の工夫と言うことでしょうね。 さて以下にいくつか感想を挙げさせていただきます。重箱の隅モードで恐縮ですが、参考になれば幸いです。(なお紹介された部分は小説の冒頭部であると仮定しています) * * * * * ▼「見た目に反して冷静だ」→読者にはまだこの時点では『見た目』がイメージできてないので納得できず混乱する。アニメなら萌え系少女の描写で登場時から表現できるだろうが。小説の流れでは「12才くらい」という描写が既にあるので、ここは『年齢に似合わず冷静だ』とするなら読者もすんなり納得できると思う。 ▼破壊された街の情景や故郷を破壊された少年の想いががイメージしにくい。「『あなたの住んでいた街の、成れの果てよ』」に続けて「少年は街の変わり果てた姿を目の当たりにし……」とつないで少年の主観から破壊された街の様子(および彼の心境)を描写した方が、読者が感情移入できるのでは?また、「声の主」である少女の描写はその後に回して、そこからアクションシーンにつなげてみたら? ▼「少女は腰の高さに手を持っていく。」→読者はこの時点では少女が腰に刀を差しているとは知らないので、手を持って行く動作の意味が解らない。「少女は腰の剣に手を持っていく。」なら判る。 ▼「……左手で持っていた鞘から刀を抜き放つ。」→刀を持ったのは右手?左手?どちらにも意味が取れるので混乱する。また、「刀」と言うコトバから日本刀を連想するのだが、だとしたら両手で持つはずなので、鞘は捨てたのか?と気になる。 ▼「少女は焦りも、余裕もない様子で」→ANo.4のご指摘にもあるように、私もこの部分が意味よくわからず。 ▼「清楚な顔立ちの少女がやるにはあまりにも違和感のある動作」「同時に似合っているような印象も与えるのは」→「違和感」や「似合った印象」を感じているのは誰?小説の視点があいまい。ANo.4のご指摘に同感。私も少年の一人称の方がよいと思う。 ▼「少女のベージュ色の瞳には剣の軌跡が映っていた」→このシーンは、アニメで瞳のクローズアップにカットを切り替えて表現するなら見事な演出と思うが……。小説の描写としては、読者には少女がどんな行動を取ったのか判りにくい。ここが例えば「少女の剣が一閃し……」なら判るのだが。第二撃の「少女の……髪が揺れ」も同様。 ▼ANo.3のご指摘にも同感。「ベージュ色の瞳」「薄く明るい茶色の髪」といったアクションには無関係な描写をアクションシーンの最中に入れると、読者としては読むテンポが間延びして乱れる。必要な描写ならば別の個所で行うべき。アニメなら彩色一つで表現できるところですが、小説ならではの工夫のしどころですね。 * * * * * 以上かってに挙げさせてもらいましたが、参考程度にしてください。 私の考えでは、まずは一番大事なのはなにより「書きあげること」だと思います。表現の仕方や文法その他の技法は、追っつけ身に付けていけば良いのです。 ぜひ完成めざして頑張ってください。

  • gyounosuke
  • ベストアンサー率20% (1446/7021)
回答No.6

なんだか「あらすじ」を読まされているばかりで臨場感というか躍動感が感じられません。 必要最低限の説明もないままに物語がどんどん進んでくので読者が置いてきぼりになってると思います。 「街の変わり果てた姿」を具体的に描写したり、「わずかながら動揺をしていた」は彼のどんな仕草や行動で見て取ることが出来るのか、そんなような本来読者に伝えなければならない基本的な情報が欠けていると思います。 読者が頭の中にそのシーンの映像をくみ上げるのに必要な情報です。 このシーンだけでも2~3倍の分量を書く必要があるのでは? 但し、ここで出た問題点を鵜呑みにするのでは抜本的な解決にはならないでしょう。読み返してみてを自分自身でも見つけられるかどうか、それが一番重要なことだと思います。

  • setuka
  • ベストアンサー率46% (72/154)
回答No.5

どなたかの小説講座で書いてあったのですが(プロの方だったと思います) その方が言うには、 「小説というのは文字だけしかなく、ドラマや漫画やゲームなどといったモノと違って、映像や音楽という小道具が使えない(視覚や聴力でごまかせない)のに、読者は最初の数行で面白いのかどうか決める。 とにかく冒頭の数ページでどれだけその世界に引き込めれるかが勝負だ」 と説いてありました。 最初の数行で躓いたら、後半で面白くなっても最後まで読んでくれない人が多数らしいのです。 面白そうなアイディアだと思うので、冒頭にアクションシーンの一部を持っていったり、何故街が廃墟になったのか、それらのことに主人公はどれだけ衝撃を受けたのか、を誇張してみたらどうでしょう? 後は、 「主人公だけは生まれから現在に至るまでの年表を作って、 何歳に、どんなことを経験して、どんなことを考え、今に至るのか を、小説には出てこない部分も詳細に作れ!」 とも書いてありました。主人公以外の脇役もとても大事ですけど 主人公ではないキャラがどう思おうと、どんな行動をとろうが 読者からは見えないけど、主人公に関しては、読書は主人公の真後ろに貼り付いている状態なので、主人公の人間像をしっかり作らないと読者はついてこられないのだそうです。 「『主人公がある事件に関して何かを思った』のなら、そう思えるようになった過去の出来事がないと、そんな風に思えるわけがない。 それが初めての経験なら慌てふためいて頭の中真っ白な行動を取るはず」 と、そのようなことが書いてありました。言われてみれば納得なのですが、読んだ時衝撃を受けました。 たとえ同じ出来事が起こっても、その人の経験や性格等によって取る行動が一人一人違ってくるはず。事件が起こった。敵が襲ってきた!じゃあ、その主人公だったらどんな行動をとるのか?戦う?逃げる?味方を裏切って敵に寝返る(フリをする)? また、その時の心情は? と、状況や主人公が強いのか弱いのかによって行動が変わってきますよね。 ライトノベルだろうが、本格的な小説だろうが、これらは重要だと思いますよ。 頑張ってください!

  • Pochi67
  • ベストアンサー率34% (582/1707)
回答No.4

 率直に思ったことを書いてみます。  あくまでも個人的な意見で、参考程度に見てもらえればと思います。  ところでこれは冒頭部分ですか?(私は冒頭部分だと判断して書いてみます) ・設定がわかりにくい。 ・見た目に関する情報が不足気味。  人物の見た目に描写があまり無いので想像しにくいです。  刀も日本刀とか、洋剣とか、装飾はどうとか、そういうのはないですか?  「異形」についても見た目が無いなら、「近くにいると嫌な感じがする」「圧迫される」等の描写があってもいいかも。 ・「つかみ」だとしたら迫力不足。  本編に入っているなら説明不足。 ・文章に無理が見える。  使い慣れていない文体や単語を使っていませんか? ・少年の心情に納得できない。  異様な状況に陥っているなら動揺が見えないし、既にその状況を受け入れているならのんき過ぎな気がします。そういうキャラなら、この項目は気にしないでください。 ・「少女は焦りも、余裕もない様子で柄に手を」はどんな様子?  「焦らず、(しかし)緊張した面持ちで」ぐらいの意味ですか?  文章を見ると、少年の一人称で進めた方がもっと読みやすくなると思います。  ライトノベル風ではなく、本格的な小説を!とおっしゃるなら、もう少し本を読んで勉強した方が良いかもしれません。  いかがでしょうか?

  • ASAYOSHI
  • ベストアンサー率42% (358/834)
回答No.3

No.1の方がいいところ指摘しているなと思います。 登場人物の外見や雰囲気の描写を、行動の描写の中にからめているのは、説明的にならずに良い方法だと思います。が、それがアクションシーンにまで及んでいるので、テンポが悪く感じるのではないでしょうか。 あとまあ。 この手のものはこういうものだ、と割り切ってしまえばよいのでしょうが。 予定調和的に、「ああ、こうくるか」というパーツばかり並べられるので、読者の興味を引くポイントがこの部分だけを見る限り全く無い、とは言えそうです。 文法の合っていない点というのは、あからさまにはないと思います。いくつか「これはどうかな」と感じるところもありますが、つきつめれば「間違ってるとまでは言えないから良し」という感じです。そういうところの積み重ねが「個性」になる場合もありますので、私はあまりケチはつけない読者です。 あ、一カ所だけ。 >少女は見た目に反して冷静だ。 これだと、「見た目上は冷静でない様子」のはずですよね。でも、この前の部分までで、そのようには感じられませんでした。

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    テレビのニュースで、たまに剣道の全国大会などの結果が放送されます。全く興味はないのですが、赤だか、白だかの旗が上がって、勝負がついている。私のようなウスノロには、「えっ、いつ、勝負がついたの、どうなったの???」という印象しか、残りません。悔し紛れに、「あれは、武士が刀を使う技能ではない」なんて漠然としたもやもやを抱いていたのですが、某書を読んでいましたら、「刀は武士の魂」というのが出てきまして、ふと、またぞろ「剣道」のことが、頭の中に浮かんできました。 それで、ネットで「剣道」のことを調べたりもしたのですが、どうも江戸時代の発祥らしいのですが、「なぜ、剣道なのか」、「柔道とどう違うのか」というような疑問が生じました。 教えてほしい、あるいはご意見をいただきたいのは、4点です。私の認識に間違いがあれば、それも指摘していただければありがたいです。 1 「刀」と「竹刀」は、武器として、基本的に使い方が異なるというか、竹刀をいくら上手に振り回しても、「重たいであろう刀……想像……本物の刀は触ったこともありません。」とは、違うような気がするのですが、なぜ、江戸時代に「剣道」が生まれたのでしょうか???剣道に、何か役割があったのでしょうか???江戸時代なんて、ほとんど刀なんて必要のない時代だったと思うのですが。過去の漫画ですが、幕末期を描いた「浮浪雲」なんかにも、少年たちが、寺子屋や道場に通う姿が描かれていたような記憶があります。 2 幕末期の有名人にも、剣道の免許皆伝もいましたし、刀を使った刺客というか、殺人者もいたと記憶しています。小説の知識ですが。動乱の時代には、「剣道」もそれなりに、役に立ったということなのでしょうか???それとも、「剣道」とは異なる「真剣を鍛える世界」もあったということなのでしょうか??? 3 昭和になってからも、軍人さんが刀をぶら下げているのが、写真や映像で見られますが、あれは、刀が「権威の象徴」のように見られていたという理解でよいのでしょうか???剣の達人なんていなかったと思うのですが??? 4 柔道やフェンシングが、オリンピックの競技として、いろいろな国のスポーツマンが参加する競技になっているのに、剣道はなぜ、そうならないのでしょうか???

  • 富士見ファンタジア文庫作品の名前を教えてください

    半年ほど前に、富士見ファンタジア文庫の公式サイトを見たときに あるラノベか漫画(おそらくラノベ)作品が特集されていたのをチラッと見たのですが それを思い出して、急にタイトルが気になってしまい、思い出せず困っています ほとんど覚えていないのですが、世界観の設定として 現在、生態系の頂点に立つのは人類ではなく、新たな生物が人類を脅かしている その生物から逃げる一方だったが、人類の希望と為りえる存在が現れ 今、人類の反撃が始まる といった感じだったと思います 武器(刀や剣のようなもの)を持った制服の少女の絵が載せられていました 絵柄は近代的な雰囲気でとても綺麗なものだったと思います かなり曖昧な記憶で申し訳ありませんが、わかる方や詳しい方教えてください よろしくお願いします

  • ワンシーンしか思い出せないマンガがあります

    いつどこで読んだかも忘れてしまったのですが、ワンシーンしか思い出せないマンガがあって、気になって仕方ありません。 「あなたを僕に殺させる」というセリフ(というか心の中の言葉)がでてくるマンガです。 このセリフがでてくるのは、少年が「あなた」の背中にナイフを振り下ろそうとしているシーンです。 少年と「あなた」は敵同士なんですが、「あなた」は少年にわりと好意をもっていて、少年を抱きしめるんです。 少年にとっても「あなた」は大切な存在で、殺したいわけではないのですが、「あなた」の背中に回した手にナイフを握り、上記のセリフになります。 上記セリフの前に、「やっぱりあなたは残酷だ…」みたいなセリフもあったような気がします。 もともと「あなた」は少年より強くて、少年が勝てるはずのない相手なのです。 少年を左側から見る構図(うまく言えないんですが…少年の顔の左半分が見える構図、というか…)だったと思います。 少年はたぶん主人公だと思います。「あなた」が準主役くらいでしょうか。 少年、と書いていますが、性別は覚えていません。一人称が「僕」の女の子の可能性も(低いですが)あります。 「あなた」の性別も覚えていません。少年より大きかった気がするので、男性かもしれません。 作品のジャンルも覚えていませんが、少女マンガ的な、線の細い絵柄だったような気がします。 たしか、「あなた」殺害には失敗したような… こんな曖昧な記憶で申し訳ありませんが、このマンガのタイトルが分かる方、いらっしゃいませんか?