• ベストアンサー

m7b5とdim7、dim等の使い分け

 m7b5、dim7(全て短3度の関係の4音構成)、 dim(根音、短三度、減5度のトライアド)、dimMajor7(dimに長7度を追加)、dim9(dim7に長9度を追加)など、 似たような(定義の違いはわかるのですが)コードの使い分がわかりません。  m7b5は、 ダイアトニック・コードのVIIm7b5だけでなく、 準固有和音であるIIm7b5も、 世に出ている楽曲や、作曲の中で理解しています。  一方dim7は、(転回形を許容すれば)3つしかパターンがないということで、 適当に当てはめて気持ちよかったら使う、 という程度です。  dim、dimMajor7、dim9は(難しそうなので)置いておいて、 特にm7b5とdim7の使い分けを知りたいと思っています。 助言等、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.2

学問的な意味でのコードの解釈なのか、実践的に使うときの使い分けなのか疑問点がはっきりしないので的外れな回答になる可能性がありますが。 >ダイアトニック・コードのVIIm7b5だけでなく、 >準固有和音であるIIm7b5も、 >世に出ている楽曲や、作曲の中で理解しています。 >一方dim7は、(転回形を許容すれば) >3つしかパターンがないということで、 >適当に当てはめて気持ちよかったら使う、 >という程度です。 これで答えは半分出ているように思えます。特に >世に出ている楽曲や、作曲の中で理解しています。 >適当に当てはめて気持ちよかったら使う この部分が以外に重要です。 実際にどう使われるか、いくつかの例を挙げます(ハ長調・イ短調の場合)。 長調の場合 1.IIm7b5 - I (Dm7b5 - C) 2.IIdim7 - I (Ddim7 - C) dim7 はいろいろなコードに割とつながりやすいのですがそれはともかく IIm - I の代用として使う場合この二つは構成音は似ていますが響きはかなり違います(ドとシの違いが大きい)。Dm7b5 は Fm6 と同じ構成で IVm - I (Fm6 - C) の代用と考えられ響きは長調的です。Ddim7 はシの音が効いており E7 (or E7b9) に響きが似ておりここだけ VI (Am) に続きそうなのに I (C) に続くという一種の違和感が演出できます。 3.IV#m7b5 (F#m7b5) これは Am6onF# の代用表記のようなもので Am からベース音が F# まで下がっていった場合に見られます。 4.IV#dim7 (F#dim7) ご存知のように Cdim7, Ebdim7, Adim7 と同じ構成音です。これは C にも G にも F にもつながりますがベース音の動きにが自然になるように選びます。 5.I#dim7 (C#dim7) A7b9 の代用で Dm への橋渡しとして使われます。 IIIdim7 (Edim7) も同様。 6.IIIm7b5 (Em7b5) もっぱら A7 へと続く(さらにその後 Dm へ)。 7.VIIm7b5 (Bm7b5) これは C major でも A minor でも後続するのはもっぱら E7。6とキーの中での役割は違いますが2つのコードの関係は同じです。 8.VIIdim7 (Bdim7) A minor では E7 の代用として使われることがあります。 C major ではあまり使われることはありませんが G7 - C の代用として Bdim7 - C が考えられます。しかし2同様 E7 的なのでここだけ短調っぽく聞こえます。このためベース音を G として Bdim7onG(実際には G7b9 と書く)とすると長調らしさがでて、さらに洗練された響きでもあります。 以上実際に使われた例から書いてみましたが何もこれが決まりというわけではありません。うまくいけば斬新な進行になりえます。 結局既存の曲を聞いたり自分で弾いてみた時にどう感じるかです。

その他の回答 (2)

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.3

具体的に、借用の考え方(どこからの借用)や、使い分けを教えて頂けると、 非常にありがたいです。 ■「具体的」なことは、2番さんがいろいろ書かれているので、その他のコメント ですが。。。 ・「借用の考え方(どこからの借用)や、使い分け」というのは、 「理論的」に、根拠を明確にしたいのだと思います。。。(^^; 私も、そういうタイプです。爆! ただ、「借用」とは、「他の調」のコードを利用する。という考え方です。 確かに、「他の調」のコードなので、そう感じるのですが、 もう一つ、別の解釈があって、「偶成和音(変化和音)」という考え方があります。 いわば、「臨時記号」の和音版です。 「メロディー」に「臨時記号」が付くと、一見、「借用和音」や「部分転調」したと、考えがちです。 しかし、「経過和音」として一時的にできた和音は、他の調からの「借用和音」ではなく 「臨時記号」の和音版なので、「コードネーム」にすると、 「他の調(ノン・ダイアトニック)」のコード名になりますが、 本質としては、「基調」の解釈であり、要するに、一見「他の調(ノン・ダイアトニック)」も 「コードネーム」が、たまたま、他の調にもあった。。。ということです。 特に、「ディミニッシュ系」のコードが多いですし、その代理には、「○7(b9)」のテンションにもなります。 ということで、「★偶成和音」の関係も勉強してみると、解釈のヒントがつかめると思いますよ。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

特にm7b5とdim7の使い分けを知りたいと思っています。 「m7b5」は、旋律短音階 「dim7」は、和声短音階 の違い。。。ということではなくて? ですかね。。。

cambodian
質問者

補足

 ご回答ありがとうございます。 大前提として言い忘れていたのですが、 質問は、長調の曲での使い分けでした。 失礼しました。  ご回答の意味は、 平行長調のドミソで言うところの、 ソ#を根音とするm7b5とdim7が、 それぞれ旋律的短音階と和声的短音階、ということでしょうか。  自然短音階以外の短音階でのダイアトニック・コード(augが出てきたりと、すごいことになっていますね。)を考えたことがなかったので、 非常に参考になったのですが、 具体的に、借用の考え方(どこからの借用)や、使い分けを教えて頂けると、 非常にありがたいです。 よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • m7-5とdim7は同じ意味?

    前回、ダイアトニックコードに関する質問をさせていただいたばかりですが、今回もそれに似た質問をさせていただきます。申し訳ありません。 メロディックマイナーダイアトニックコードのVIとVIIの名称は共に「m7-5」だと思っていましたが、「dim7」とも呼ぶことができるみたいなのですが、構成音は同じといっていいのでしょうか。 例えば、Am7-5の構成音は「m=短3度 -5=減5度 7=短7度」なので 「A、C、D#、G」です。 そしてAdim7は短3度ずつ音を積み上げたものと考えてるので、 「A、C、D#、F#」となり、GとF#が半音違うと思うのです。 その時によって「m7-5」と「dim7」を使い分けるべきなのでしょうか。

  • トライアドのダイアトニックスケールについて

    スケールの作り方についてお教えください。 triadはルートの上部に3度と5度音を重ねた三和音。 triadには ルートを0として、半音ずつ数えると |maj|0|4|7|メジャー・トライアド(長三和音) |min|0|3|7|マイナー・トライアド(短三和音) |aug|0|4|8|オーグメント・トライアド(増三和音) |dim|0|3|6|ディミニッシュ・トライアド(減三和音) の四つがありますよね? この関係からスケールを導いていくと Cメジャーダイアトニックスケールなら |C|Dm|Em|F|G|Am|Bdim| だと思います。 Dメジャーダイアトニックスケールを考えると |D|Em|Fm|G|A|Bm|Cdim| となりますか? このスケールで曲を作ると気持ちの悪いものになってしまいます。 このスケールに間違いがあれば違う部分とその理由を教えてください。 また、トライアドのCメジャーダイアトニックスケールを一続きにして読みたい場合、 Cメジャートライアドダイアトニックスケール と読んでいいのですか? よろしくお願いいたします。

  • マイナーのダイアトニックコードの覚え方

    マイナーのダイアトニックコードをどのように覚えていいかわかりません。 ある2つの音楽理論のサイトに載せられているハーモニックダイアトニックコードを見てみると、 CHmスケールの場合、   ※H=ハーモニック 「ImM7、IIm7(b5)、III♭M7(#5)、IVm7、V7、VI♭M7、VIIdim7」 AHmスケールの場合、 「ImM7、IIm7(b5)、IIIM7(#5)、IVm7、V7、VIM7、VII#dim7」 サイトによって「IIIにb」「IVにb」「VIIに#」が付いてたり、ついてなかったりしてますがこの場合どういう風に覚えればいいのでしょうか。 私の見解では、CHmの3度はEb。AHmの3度はC。なので単純に主音に#、bが付いてる/いないから違うだけなのかなあと思っています。

  • ギターでのディミニッシュコードについて

    ギターを独学で学んでいる初心者です。 ディミニッシュコードについて教えてください。 ディミニッシュの3和音は根音、短3度、減5度の3音で構成されるかと思います。 しかし、大半のサイトやコードブックでは根音、短3度、減5度、減7度の4和音(dim7)で押さえ方が説明されています。 「ギターでのdimはdim7を弾くのが一般的です」とか書かれていますが、それ以上の説明が見当たりませんでした。 例えばこちらのサイトとか http://port.rittor-music.co.jp/guitar/column/guitarchord/07.php?smpl_page=3 なぜギターでは減7度も足して弾くことが多いのですか? また、ピアノなど他の楽器ではどちらで弾くことが多いのでしょうか? よろしくお願いします。

  • dim7と7b9の関係

     ハ長調の場合、 Ddim7は、 Ddim7/E=E7b9であるためか、E7やE7b9に響きが似ていることから、 Amに繋がりやすい、 C#dim7は、 C#dim/A7b9であるためか、A7やA7b9に響きが似ていることから、 Dmに繋がりやすい、 と聞きました。 これ自体、理屈としても、音を聞いても納得できます。  しかし、 あるdim7を考えたとき、 響きが似ているm7b9も4つあります。 例えば、Ddim7のグループの場合、 E7b9だけでなく、G7b9(そのため、Cに繋がりやすい)、A#7b9及びC#7b9にも似ていると言えます。 あるdim7を見たとき、どのm7b9に響きが似ていると考えればいいのでしょうか? また、このように7b9に対応させて考えるのは、 dim7が借用的な使われ方をしているときだけで、 経過音として偶成和音的に使われているときは、別の考え方をした方がよろしいのでしょうか?  よろしくお願いします。

  • マイナーキーのダイアトニックコード

    マイナーキーのダイアトニックコードって Im7/IIm7♭5/III♭M7/IVm7/Vm7/VI♭M7/VII♭7 だと思うのですが、私の持っている本には Im6/IIm7♭5/III♭M7/IVm6/Vm7/VI♭M7/VIIdim と言うふうに1度、4度、7度が変わっています。 特に何故そうなるのかは説明されていないのですが、どちらが正しいのでしょうか?

  • CのダイアトニックコードにおけるBのパワーコード

    楽曲でCメジャーキーでのダイアトニックコードには、 Bのパワーコードは存在しないのは理解してるのですが、 ハードに歪んだエレキギターで演奏する場合、 例えば、譜面で「Bm(b5)」というコードに遭遇したときに、 パワーコードの理屈で言うとBのパワーコードを弾くことになりますが、 これはこれで正しいのか疑問に思っております。 Bのパワーコードは「BとF#」で構成されているので、 「F#」が出てくるということはCのダイアトニックコードから外れることになります。 これは「一時的に転調している」という理屈で補えるものなのでしょうか? それともハードに歪んだエレキギターで演奏することを前提にする場合は、 Cのダイアトニックコード上では「B」というコードを外すべきなのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 音楽・循環コードの分析について

    循環コードの ・IーIII♭dimーIIm7ーV7 の「III♭dim」って元々は何の和音なのでしょうか? ・IーI♯dimーIIm7ーV7 の「I♯dim」は IーVIーIIーV7 の基本の循環コードの「VIをVI7(IIm7の副属7)」ととらえて、そこから♭9thをつけた和音のかなぁと、なんとなくわかったのですが、 どうも「III♭dim」のとらえ方がわかりません。 どなたか、教えてください。

  • 借用和音について

    初歩の初歩ですが独学で作曲の勉強をしている者です。 key cのメジャーダイアトニックコードのコード進行で借用和音が使われている曲について疑問があるのですが、 FmやBb等 たとえばこの2つのコードが楽曲ででてきた場合逆に借りてくる前のFやBmb5に戻してしまいコードとメロディをダイアトニックコード cメジャースケール1本にすることは可能でしょうか?

  • ダイアトニックコードについての質問です

    こんばんは 音楽理論を勉強しているのですが ちょっとわからないところがあるのでお尋ねします (まだ薄学ですので質問の時点で間違いなどございましたら申し訳ございません) 作曲の過程の質問なのですが メジャースケールによってつくられたメロディには とりあえずメジャーのダイアトニックコードで和音を装飾し マイナースケールによってつくられたメロディには とりあえずマイナーのダイアトニックコードで和音を装飾し 曲に仕上げていきますよね? ではこれら以外のスケールで作曲するにあたっては ペンタトニックにはペンタトニックのダイアトニックコード チャーチモードにはチャーチモードそれぞれのダイアトニックコード などなどそれぞれのスケールにそれぞれのダイアトニックコードを 用意してやらねばならないのでしょうか?

専門家に質問してみよう