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ダイキンのエアコンうるるとさららについて

ダイキンのエアコンうるるとさららは加湿もできることで有名ですが、他のメーカーのエアコンには加湿機能がないのはどうしてでしょうか? ダイキンが特許でもとっているからですか?

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  • kei1282
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回答No.2

特許の件もあると思いますが、「加湿」というメリットと加湿機能に付随するデメリットを天秤にかけた時にデメリットの方が大きいからだと思います。 それと国家的な省エネルギー施策推進の流れのなかでエアコンの省エネ性の更なる向上が求められているのにそれに逆行するような機能だからです。 なにより、単位加湿量当たりの消費電力量が多きいし、外気が乾燥している時には加湿量が激減するからです。ダイキンは過去から既に発売している商品なので仕方ないと思いますが、新たに同じ方式でエアコンに加湿機能を搭載しようとしたら監督官庁からは反対されるような気がします。 それに、リビングなどの大きな部屋だったり赤ちゃんなど60%加湿がしたい場合で、肝心の乾燥した時には加湿量が足りませんから、その場合は結局別に加湿器が必要になります。 ダイキンの加湿機構を簡単にいうと室外機にデシカント除湿機を搭載して外で除湿運転をして集めた水分をホースで室内に送り込む方式です。 製品としてのデシカント除湿機は軽くて便利なのですが、ヒーター式なので電気代があまりにも高く今はほとんどのメーカーは作っていません。 今の主流は省エネ性を重視したハイブリッド方式除湿機です。 メリットとデメリットをあげますと <メリット> ・手間なし(加湿器に水を補給する手間なし) <デメリット> ・カタログ値の加湿量はごく限られた条件でしか得られない ・外が乾燥すると連動して加湿量が激減する ・加湿量に対する電気代が高い(デシカント方式のため) ・加湿機能周りのメンテナンスが容易ではない ・外に臭気がある場合は臭いも取り込む ・6畳タイプのエアコンでも室外機がバカでかくなる 詳しく述べると、ダイキンの加湿能力測定条件はエアコンの暖房能力測定条件と同じ外気温7℃相対湿度約87%(7℃DB 6℃WB)です。 考えてもらえばわかりますが、7℃で87%の条件を満たす場合なんて雨の降った後ぐらいじゃないでしょうか? この時にカタログ値の加湿量が得られますが、湿度が低下すると連動して加湿量も減少します。 異常乾燥注意報が発令されているような場合は極端に加湿量が減るということです。 外気が乾燥している時にエアコン暖房をすると室内はもっと乾燥してしまいます。肝心の加湿をしたい時には逆に加湿能力は減ってしまうのでは加湿器本来の意味からは遠ざかってしまいます。 それに加湿機能がフル運転するとエアコンの電気代とは別に加湿の部分で1時間当たり100V機種で約10円、200V機種で約15円の電気代かかります。 また、水を使う製品や水周り製品は汚れやすくメンテナンスが必要ですが、ダイキンのようにエアコン内臓型だと簡単にメンテナンスはできませんからユーザー自身では手入れができないということになります。 あると便利ですが、デメリットの方が大きいので他のメーカーは搭載しないのではないでしょうか。

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  • my-hobby
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