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名古屋高裁で自衛隊の空輸に関しては違憲判決がでて確定しましたが違憲状態はどう是正されるのでしょうか?

2008年4月18日名古屋高裁で自衛隊の空輸に関しては違憲判決がでて確定しましたが違憲状態はどう是正されるのでしょうか?政府はどう対応するのでしょうか?また一部政府の人はこんな判決気にしないというようなことをおっしゃられてますが判決確定後も是正しないでやっていけるものなんでしょうか?思想的なバイアス抜きでの回答お願いします。 法律を勉強しているのでこの判決に対してどう世の中が動くのかが知りたいのです。自分は9条に関して中立です。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.3

「高裁の判決には、武力行使の解釈に間違いがあるのではないか」 と、今朝、官房長官と防衛大臣、外務大臣が話し合い、これまで通りの方針と確認しています。 つまり何も変わらないと言う事です。 これが福田内閣の対応=結論です。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080418-OYT1T00315.htm

hiroto69
質問者

お礼

うーん、しかし違憲というのは内閣総辞職もありうる大変な状態ですし世論的にはどうなんでしょうね?テロ特措法も改正しないでそのままなんでしょうか?法律家を志している自分としてはやはり司法判断はちゃんと尊重してほしいと思うところなのですが…

noname#57377
noname#57377
回答No.2

国は司法府の違憲判断を尊重すべきだと考えます。 まず、違憲審査権は、最高裁判所のみがもつ権限ではなく、法令解釈権の一環として、全ての裁判所が持っている権限です。よって高等裁判所も行使できます。また、高等裁判所の判決でも、確定すれば訴訟当事者は等しく拘束を受けます。 次に、今回の違憲判断は傍論ではないかという問題があります。しかし、真の判決理由か傍論かは、本来後の裁判所を拘束する部分としての「判例」かの問題であって、訴訟当事者である国を拘束するかに、この問題は関係ないものと考えます。今回の違憲判断は、旭訴訟の最高裁判決と違い、結論が既に出ているのに付け加えたよた話ではありません。判決を出す前提として、検討したのです。そして、後に検討された別の問題で、請求が棄却されただけです。そのような場合の違憲判断には。当然訴訟当事者たる国に対し、当該行為についての拘束力が生じるものと考えます。 高裁判決が確定した場合、政府は違憲と判断された行為を差し控えるべきです。

  • Hamida
  • ベストアンサー率23% (267/1151)
回答No.1

名古屋高裁判決は、主文で国側を勝訴としながらも、判決理由の中で違憲の意見を述べているに過ぎないので、別に国に是正するように命令しているわけではありません。当然国は無視するでしょう。裁判所の役割は、告発内容が法律からみて、妥当か妥当ではないかの判断をする場所です。今回の判決の判決理由はこの原則から逸脱して越権行為と言っても良いでしょう。

hiroto69
質問者

お礼

本当に専門家の方ですか?どの裁判所にも憲法について審査する権利はあるので越権行為ではないと思いますが…

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