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プラズマテレビのマイナス面

先日、量販店の店員がプラズマテレビのマイナス面を言っていました。 (1)プラズマテレビを作っているメーカーが少ないのはなぜでしょうか? 液晶と比較して将来性は薄いのでしょうか? (2)消費電力が大きいと聞きました。液晶テレビと比べて、電気代がかさむのでしょうか? (3)表面が熱を帯びるので故障が多いと聞きました。事実でしょうか? ぜひお教えくださいませ。

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  • ベストアンサー
  • tetoramid
  • ベストアンサー率46% (6/13)
回答No.4

(1)プラズマテレビを作っているメーカーが少ないのはなぜでしょうか?液晶と比較して将来性は薄いのでしょうか? 最初はソニー、東芝、ビクター、富士通、NECなどもプラズマテレビを作っていましたが相継いで撤退しました。 (ほとんどがOEM生産ですが) 理由の一つに製造工程が複雑過ぎるのと小型化できないから多くの消費者のニーズに答えられないのが理由だからです。 液晶テレビは超小型から大画面まで製造できると見てメーカーがプラズマは不利と見たのかも知れません。 プラズマテレビの将来性は私個人としてはあまり期待しておりません。 それは液晶テレビメーカーは圧倒的にその市場が大きいからです。 参入しているメーカーの数やその機種も含めれば非常に大きいです。 一方、プラズマテレビは大型化できるので法人向けとして活路を見出すかも知れませんが、 同じ自発光でコントラストの高さで言えば有機ELの方が市場が大きくなるでしょう。 将来はプラズマテレビに変わって有機ELテレビが超高画質テレビとして君臨するでしょう。 一方、液晶テレビは次世代液晶テレビも登場するらしく、市場の大きさからそう簡単には無くならないのではないかというのが私の考えです。 プラズマテレビは足並みが悪いのがよくありません、 赤字を計上しているパイオニアがパネルの製造から撤退したり、 結局は販売力のあるパナソニックのみがプラズマテレビにこだわり続ける程度でしょう。 日立は生産台数を減らし、いづれプラズマテレビから撤退するかも知れず、有機ELに注力するかも知れません。 (2)消費電力が大きいと聞きました。液晶テレビと比べて、電気代がかさむのでしょうか? 消費電力は互いに減り続けるでしょう、液晶テレビはバックライトの消費電力が問題ですが、これも各社が省エネ化に力を注いでおります。 (3)表面が熱を帯びるので故障が多いと聞きました。事実でしょうか? 故障の話はあまり聞きませんが、以前、パナソニックの某工場でOEM生産していたビクターブランドのプラズマテレビが発火した記事がありました。 やはり放熱量に関しては依然としてプラズマテレビが大きく、言わばあれは暖房器具みたいなようなものです。 熱による故障の原因は無いとは言えません。故障してもメーカーが極秘扱いにします・・・ プラズマテレビの事を「プラズマパネルヒーター」なんて揶揄する人もいるくらいです。 耐熱テストなどの工程があるのですが、それは猛烈な熱さです。 以下のURLに 実際、使用している方々の感想が書いてあります。 参考にして下さい。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213567967 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私見になりますが、はっきり申し上げてプラズマテレビは松下だけが利益が黒字ですが、 プラズマの先駆者とも言われたパイオニアは赤字決算を計上しました。 日立もプラズマテレビ事業で巨額な赤字を計上しました。 パイオニアの画質はプラズマでは最高画質ですが、価格が50インチでも60万以上もします。 結局、採算が合わず赤字を計上しパイオニアは自社製のパネル製造から撤退を余儀なくされ、今後は松下と共同開発する方向へ向かいます。 日立はあまり話題性がありません。日立は産業用電機が強いのでそこでの利益が大きいので、あまりプラズマテレビの発展には注力しないでしょう。 売れるプラズマテレビと言えば中小規模の電気店ではパナソニックのビエラくらいでしょう。 とにかくパナソニックは販売力がありますからね。 結局、プラズマテレビで売れるのはいつもパナソニックのビエラだけになってしまうのです。 プラズマ市場はパナソニックの独り勝ちでシェアはパナソニックが70%を占めているのではないでしょうか。 海外ではサムスン電子や国内ではパイオニアや日立が売れません。その理由はパナソニックが同業のライバルメーカーを食い尽くしているからなのです。 パナソニック独り勝ちが仇となっているのです。 また、プラズマに対抗する液晶陣営の存在は無視できなくなり、とにかく多士済々で群雄割拠の状況とも言え、 弱点だった動画表現力にも強くなり、プラズマとの差は無くなって来ました。 ただブラウン管のような奥行き感、立体感はまだプラズマの表現力が上でしょう。 それとプラズマテレビの弱点は画面サイズ種類が少ないので選択肢の幅が少ないという事です。 プラズマテレビの売れ筋は37インチ、42インチ、46インチ、50インチですが、37インチや50インチも売れなくなって来ました。 32インチ以下はプラズマ方式では作れませんから、小画面から大画面サイズでもなんでも作れる液晶市場がどうしても拡大してしまいます。 つまり、液晶テレビはそれだけ多くの消費者のニーズに答える事ができるのです。 また液晶陣営のメーカーの各サイズ別の出荷台数では各サイズともプラズマテレビを凌いでいます。 まあ、メーカー数が多いので当然ですが・・・ さらに、将来の液晶テレビ優位を決定付ける話題は、プラズマ市場で最も利益を出しているパナソニックが、 今度は3000億円かけて液晶テレビ専用の工場を建設し液晶テレビの一貫生産に踏み切る事が決定したことです。 パナソニックは現在は他社のパネルを使ったりしておりますが、 来年からは子会社化した元日立系の「IPS」という会社のパネルを使用し、 パネルから完成品まで一貫生産し本格参入するらしいのです。 まとめれば液晶テレビは参入メーカーが多く、また、画面サイズが豊富なのに加えて動画表現力が飛躍的に良くなったため、 何処の家電量販店でも液晶テレビが圧倒的に売れているそうです。 勢力地図はプラズマのパナソニック対液晶陣営と言う事になりますが、 ほぼ、液晶陣営に追い風が吹いていると言えるでしょう。 大変長文になり失礼しました。

その他の回答 (3)

回答No.3

(1)プラズマテレビを作っているメーカーが少ないのはなぜでしょうか? →プラズマの製造過程より、液晶の製造過程のほうが簡単なので参入する企業が多いからです。また、液晶も大画面ができるようになり、大画面に対するプラズマの優位性が薄れてきているのも事実です。 液晶と比較して将来性は薄いのでしょうか? →家電の雄である松下が独占しつつあるプラズマから撤退しないので、有機ELが本格化してもプラズマは続けられるはずです。液晶は有機ELにとって変わられますが、大画面はプラズマの独壇場になるはずです。(有機ELの大画面は液晶以上に難しい) (2)消費電力が大きいと聞きました。液晶テレビと比べて、電気代がかさむのでしょうか? →現在の消費電力と同じであれば2倍の明るさを持ち、同じ明るさであれば半分の消費電力となるプラズマを先日松下が発表しました。2009年の発売を予定しているようです。つまり、それまでは液晶より電気代がかさみます。 (3)表面が熱を帯びるので故障が多いと聞きました。事実でしょうか? →最近はそのような話は聞きません。心配しなくて良いかと思います。 ※その量販店の店員さんは液晶のマイナス面や、プラズマのプラス面を言いましたか?店員さんには2種類いて、ひとつはそれぞれの利点や欠点を言って、お客さんのニーズを聞いて、それに合った機種を選定してくれる人。もう一つは、お客さんの様子を見て、あまり詳しそうじゃない人に対して利益の出る機種を進める人。つまり、店員さんの言葉を鵜呑みにすると危険ということ。この教えてWatをうまく利用して、自分のニーズに合った機種を上手に選定したほうが良いと思います。

回答No.2

>(1) No1さんの回答にもありますが、大画面用として研究開発されたプラズマは製品化までに費用がかかり、製品も高額な為金額の回収が難しく開発を辞めてしまうメーカーが多い様です。5社あった国内の開発メーカーも今作っているのは2社になってしまいました。そうなると多くのメーカーが扱う液晶の方が購入時に選ばれる事が増え、現在の主流は液晶という印象を与えているのだと思います。 >(2) 消費電力は、以前はプラズマの方が多かったですが、液晶も大画面化が進み意外と電気を食う様になりました。 また、プラズマは暗い場面と明るい場面とで消費電力に差が出るそうですが、液晶は画面の明暗での差は少ないそうです。 消費電力が200Wも多いプラズマの品でも、年間消費電力量ではその差が100以下になっている様な事があるのは、こうした使用時での違いがある為と思います。 ですが、一般的にプラズマの方が電気を食いますね(^^; >(3) 自分が以前使っていたプラズマは熱により故障を2度しました。 古い品ですので、最近はそうした事も無いと思いますが、パネルが蛍光灯の様に発光するプラズマは液晶より発熱が多いと思います。 プラズマを使っていた頃は夏場の冷房効率も悪く、エアコンが設定温度に達して止まっても、またすぐ動いてました(^^;

  • URD
  • ベストアンサー率21% (1105/5238)
回答No.1

ここだけ >(1)プラズマテレビを作っているメーカーが少ないのはなぜでしょうか? プラズマパネルはその構造上、ある程度大きくないと作れませんでした 技術の進歩に伴い次第に小さなものも作れるようになりましたが当然大型TVはそう数が売れませんから、せっかく作った工場も研究開発費も、すぐに売りにくい(元が取れない)商品のためにお金をかける必要がありました。 一方初期の液晶パネルは大きいものが作れませんでしたが、売りやすい安価な小型の製品を売ってそのお金を大型パネルの開発に回せました 企業としては当然後者の方がビジネスとしてそろばんを弾きやすいでしょう

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