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幅広い知識
こんにちは!! 今大学1年の男なのですが、大学にいるうちに幅広い知識を手に入れたいと思っています。 知識を得るにはやはり本を読むことが一番なのでしょうか? 私は法学部の学生ですが法曹の職に就く気はなく、専門の法律をちゃんと勉強しつつも、大学のうちに幅広い知識を得たいと考えています。 只今春休みなので、長い休みを利用して専門以外の分野を少しづつ勉強しています。授業が始まったら専門の法律をメインに勉強して、長期休暇には専門以外を勉強しようという計画です。ちなみ今は哲学と政治、国際関係の本を読んでいます。 ただ、いろいろな本を読んでいても実際に身についているのか、ただの自己満足にしかなっていないのではないかと思ってしまうのです。 実際哲学の本を読んでいてもさっぱり分からず、読んだのにもかかわらず何の知識にもなっていない気がしてならないのです。 だらだらととりとめのない文章になってきました・・・(^^; 受験期に教わった現代文の講師は、哲学・語学・政治・その他さまざまな知識に精通しており、私の父は工業高校卒であるにも関わらず、政治や経済などいろいろな知識を持っており、大学生の私よりをはるかに上回る知識があるのです。このように幅広い知識を持つ人に憧れ、私もそうなりたいと思うようになったのです。 ただ、学術的な知識だけではつまらないので、自分が好きなサッカーやお笑いに関する知識も自分なりに仕入れています。 自分でも漠然とした考えなのですが、結局の質問としては ・幅広い知識を得るには、やはり本を読むのがいいのか?その際、読む本は専門書じゃなく、新書などの手軽なものでよいのか? ・大学にいるうちに得ておいた方が良い知識はなにか?(英語やスペイン語、歴史などは一般教養でやっています。自分の中では哲学くらい は知っておいた方がいいのかな、と思っています。) などです。自分の好きなように本を読んで知識を得ればよいではないかとも思うのですが、なぜかモヤモヤしてこの場で質問させていただきました。 質問以外でも、この本だけは読んだ方が良い、広く浅いよりも狭く深い知識の方が必要じゃないのかなど、アドバイスなり批判なり本当に何でもいいのでご回答いただければ嬉しいです。 よろしくおねがいします。
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・幅広い知識を学ぶことについて思ったこと。 “分野外の知識をもったからといって、それについて何か知った気にはならない”といった謙虚な気持ちで臨むならよいと思っています。いいかえると、それは自分のなかの教養にとどめておいて、何かに積極的に活用できる知識だと思うのは、ある意味でおごりだと思います。また、いろいろなことについて博学な人がいたとしても、その専門分野の人からしてみれば、たいしたことのない知識だったり、一般的でない知識だったりすることが多々あります。というより、学問の細分化が進んでいる現代では、その分野について包括的な知識をもつには、専門家になるしかありません。 そのように謙虚な気持ちで臨むなら、教養のためにどんな本を読もうとその人の自由なので、いろいろな本を読むことをお勧めします。 ・広く浅くか、狭く深くか。 将来広く浅い知識が必要となる職業に就かないかぎり、広く浅い知識は、何かの役にたてるのが難しいと思います。上で述べたように、つねに謙虚な気持ちでいられるなら、広く浅くでよいとは思いますが、得た知識を何かに活用したいと思うのであれば、それなりに深い知識を得る必要があるだろうと考えます。でないと、他人にその分野についての誤った知識やイメージを伝えてしまうことになります。 また、学ぶ当人にとっても、それなりに深く学ぶのがよいだろうと思います。哲学でもそうですが、どの分野でも、本当におもしろいのは入門書でなくて専門書なので、ある分野のこのトピックと決め、それなりに深く勉強するのがよいのではないでしょうか。たとえば、(生物学ではなくて)哲学の、(現象学ではなくて)分析哲学について、1990年代までの成果を把握したい、というように。 ・本。 本以外にもふさわしいことはたくさんあると思いますが、本もよいと思います。どの種の本を読むかは、上で述べたことと関係ありますが、どこまで知りたいかにかかってきます。教養と知っているだけで十分だと考えるなら、新書でよいと思います。それ以後にまでつなげたいなら、新書のあとに、その分野での教科書的な本(一般教養の講義で教科書として指定されていたりするもの)を読んだり、場合によっては専門書を読むとよいのではないでしょうか。新書などの手軽な本の場合、その本で披露されている考え方が、その分野にとって一般的かどうか素人では判別できないので、そのように読み進めていく必要があるだろうと考えます。新書はもともと玉石混淆だし、用途によっては読まないほうがよい本もあるので、それなりの知識を得たい場合に濫読することは、いちがいにはお勧めできないだろうと思います。 ・本以外。 大学生なのだから、もっと積極的に一般教養課程の講義をとればよいのではないでしょうか。それこそ、文系理系関係なく、教養水準の知識と、それなりに最新の知識が得られるだろうと思います。1990年代や2000年代の知見は、入門書や教養水準の本には載っていないので、わざわざ聞きにいく価値はあります。 ・得るべき知識。 得るべきかどうかはわかりませんが、学んで確実に役にたつのは語学です。それ以外については、知りたいと思うものを選んだらよいと思います。たとえば、自分の専門分野のトピックについて、ほかの分野ではどうアプローチされているのかをみたいというのもアリだと思います。また、逆に、まったく関係ない物理学や生物学などを学んでみたいというのもアリだと思います。 この際に哲学を選びたくなる気持ちはわからないでもないです。が、哲学は哲学で専門家が研究しているものなので、ほかの分野と天秤にかけて「哲学くらい」といってしまえるようなものではないと思います。哲学にかぎらず、専門家が幅をきかせているということは、その分野での考え方の習慣のようなものがあるので、それを押さえれば反対に読みやすくなるのだろうと考えます。よく出てくる考え方なら「これはよくあるパターンだ」と感じることもあるし、反対にはじめてみる考え方なら「そう論理を組みたてることで自分の立場を補強するのか」とおもしろく感じることもあり、そのように頭のなかで整理されて読解できるのだと思います。
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- t-h1970
- ベストアンサー率39% (27/69)
こんばんわ 質問者さんは勘違いをなさってるように思います。 知識を得ることを目的にしてはいけないような気がします。 これを目的にすると雑学王だとか、合コンで哲学ネタを延々喋る人だとか そういったタイプになります。 お父様も知識のある人を目指したわけでなく、必要であったり興味があったりしたから自然と知識が蓄えられたんではないかな。 例えば質問者さんは大学1年生、20歳になれば選挙権が与えられます。 自分はどこに投票しようか… 自民党が与党らしいが期待できない。 共産党は消費税を無くすと言ってるし子育て支援を増やすとも言ってるのに何故議席が増えないんだろうか。 とここからスタートしてポイントをリストアップします。 なぜ20歳から選挙権が与えられるのか なぜ自民党が与党なのか 共産党とはどういったものなのか 消費税は何故必要なのか 海外と比べてどうか 海外と比べて子育て支援は少ないのだろうか これに関する本を読めばいいんです。 たいてい新書系には小難しい学術書が参考図書として挙がってますから より興味が沸けばそれを当たる感じがいいですね。 お笑いにしても なぜ現在のお笑い界は吉本興業が大勢を占めているのか? と聞かれて答えられますか? サッカーも何故11人でやるのか答えられるでしょうか。 結局のところ質問者さんが記載されてるように 「自分の好きなように本を読んで知識を得ればよいではないか」 始まりはこれで十分のように思います。
- ashunar
- ベストアンサー率23% (57/241)
知識も重要ですが、知識を活用する訓練もお勧めします。 たとえば、地図だけでネットを利用せずに自分の力だけで 旅行するとか、イベントを企画して実行するとか。 知識はあっても、行動できなければ意味がありません。 人の使い方、頼み方、お金の使い方など一見すれば遊びですが、 大学生でしかできない無駄です。 そう言った知識ではなく、経験から来る考えや知恵は 教えてもらって身につくものではなく、失敗したりすることで 身につくものだと思います。 そうすれば他人の質問にも、ネットからの転用ではなく、独特の 視点や解決方法などアドバイスとかできるようになります。 あと、自分自身のタイプを見極められることを進めます。 たとえばリーダーシップを取るタイプか、一人で何でもこなす 職人肌なのか。それによって就きたい職業(企業ではない)なども 絞れてくると思います。
- pullmandsg
- ベストアンサー率38% (316/817)
広い知識を得るには、自分よりも経験を積んでいる人と交流して、色々話を聞く事も大切です。そういった付き合いが出来て、それで得た知識への手がかりを本を読むことなどによって深めていく事ができれば理想ですね。暗記勉強のように簡単ではありませんが、単なる活字にしか見えなかった本が、生きた知識の宝庫に見えてくる瞬間が出てくるはずです。 ちなみに、哲学を学ぶのは哲学書を暗記してポイントを覚える事はそんなに難しくはありませんが、それだと試験対策や知ったかぶりをするときのネタにしかならないので、自ら哲学を生むくらいの意気込みで取り組まれるといいと思います。まあ、これが幅広い知識を持つ人の人生哲学になるんでしょうが。
- ertyerty3
- ベストアンサー率32% (23/71)
幅広い知識を持っていると、思わぬところで役に立つことがあるので、 ぜひ学生のうちに読んでください。 知識を得るのは、ニュースでも特集番組でも本でもいいと思います。 専門とは違うものでも、興味があったら目を向けてみましょう。 特に、今文系なら、理系の本を見てみましょう。 文系でも分かるように図が多かったり分かりやすく書いてある本があるはずです。 また、知識そのものだけでなく、その分野でも考え方というものも知っておくと、 自分の専門について考えるときも思考の幅が広がると思います。 物事を分解して考えるとか、組み合わせを変えて見てみるとか色々あると思います。 まずは図書館で本を眺めて、楽しそうだと思ったら借りてもいいですし、 その分野の分かりやすそうな本を探しに行ってもいいと思いますよ。