• ベストアンサー

なぜ現代、うつ気味またはうつ病になる人が多くなっていったのでしょうか?

なぜ現代、うつ気味またはうつ病になる人が多くなっていったのでしょうか? 高度情報化社会、核家族化、少子高齢化、地域の共同体の喪失、家族構造の変化、女性の社会進出、バブル崩壊とリストラ・・・急激な社会構造の変化がストレスを増大させています。 (http://www.geocities.jp/udaidoctor/より) などという説明はよく雑誌などあちこちに見られ、なんとなく分かるんですがうつ病増加についてもっと具体的にというか、分かりやすい説明が欲しいな、と思うのです。http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3390943.html見ましたが説明はどうも部分的なのように思います。どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

お答えします。これは、私の想像ですが、仰られている時代背景が、確かに有ると思いますが、それに加えられている要素が、二つ程、有るような気がします。 その一 個人に対しての心の教育の甘さ、或いは、心に対しての認識不足。昔は、生活が厳しくて、生きてゆくこと自体が厳しいものが有ったと、想像できます。その事で、子供時代から「我慢」を強いられてきたと思われます。その「我慢」してゆく生活そのものが「精神修養」となっていたのでは、ないかと思われます。子供時代に「我慢」の練習をしてきていないために、大人に近い年代になって、「人生」に対する不安から、うつが多くなっている気がします。 その二 昔は、お寺が、精神科医の役割をしていたと思われます。今の時代に「お坊さん」が心の不安に対しての「心がけ」のようなものの講演会みたいなもの、を聴く機会が余りないかと思います。私の認識不足かもしれませんが、ともかく、私の地方ではそういう事はないみたいです。「お坊さん」の話を聴く機会が有って聴きに言っても、世間話の延長、「聴いても、聴かなくてもいい様な」雑学的な話で終わっていて、立派な車を見せにきていただけ。そんな後味の悪さです。 精神科医にしても「不安或いは恐怖」に対しての「認識」が甘い感じがします。不安の解消という事が難しいということでしようが。それでも専門分野ですので、物事の本質を見極めて、それを大学とかで教えてもらいたいと思います。薬というものが、本当に効いて治るものは良いと思いますが。何年薬を飲んでも、治らないものに対して、どういうことなのか。その治る原理と治らない原理をハッキリして欲しいものです。 結論としては「心の固着」「心の停滞」が殆どの「精神疾患」の元を成している事の原理原則をその道の専門家が「見落としている」そんな気がします。「心の停滞」が不安であり、悩みであり。その事が元となって、「恐怖」「パニック」にまでしているという事を、本当に理解している「専門家」が少ない気がします。その事が分かったとしても、本当の目的で有る「不安の解消」という事まで出来る専門家が非常に「少ない」という時代かと思います。 不安の解消した姿は、キリスト教では、「幼子」と言うことです。仏教では、子供の心です。ものを二つにして見ない心です。禅宗では「平常心是道」です。

xelion
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 岩波新書みたいな丁寧な説明でわかりやすかったです。 「解消」という集中的な治療の他に社会による心の悩みの「開放」といった機会が少なくなっているように感じました。

その他の回答 (5)

noname#96295
noname#96295
回答No.6

原因は不明です。 症状自体は古来から存在します。 アリストテレスは薬学の基礎を築きましたが、憂鬱に効果のある薬草をすでに指摘しています。 現代になってうつが増えたのかどうか、実際なんともいえませんが、 産業革命以後、社会のありかたも共同体の性質も変わったため、 うつのまま暮らしを営むのは困難になりましたし、うつ症状の緩解も難しくなりました。 つまり、現代は、うつ患者を悪化へ追い込む環境という言い方になります。 うつの発症に関わる要素として、微量栄養素の欠如をあげることができます。体質的、習慣的な要因と考えられています。 食べ物から摂取し吸収できるビタミンやミネラルが不十分になると、 ほかの栄養が体内で機能するための力が衰え、 酵素を浪費し、酸化への抵抗力が弱まり、代謝が衰えます。 自律神経の恒常的な失調状態に陥り、 長い休息が必要になってしまいます。 医学は症状を特定することと、その症状を発症するしくみを調べることと、 そのしくみをさえぎるために、何のはたらきを抑えたり逆に活発にしたりすればよいか、 ということに取り組むものなので、 「原因」をはっきりさせることはできないのです。

xelion
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 史的観点からのアプローチありがとうございます、 私も家族との食事団欒はこの世で大切なことの一つと思っています。

  • shift-2007
  • ベストアンサー率14% (143/1013)
回答No.5

ある面で病名が病気を誘発していることがあるんじゃないでしょうか。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3558168.html

xelion
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます、でもこれ 世界の普遍的なケースに入るのかな?

  • eienn
  • ベストアンサー率16% (77/462)
回答No.4

いやな現実ですね。 戦争が終わって、みんながんばったのに。 次から次へと問題がでてくる。 私は16歳ですが、うつで(ノイローゼかな?)高校をやめました。 http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2150.html 上のURLには、30代のうつ病者増加について述べています。 10代のうつ病は、 社会に対する閉塞感から始まります。 URLにあるように、働いても幸福になれない。 年金は横領される。 老後は孤独死? 結婚、恋人?金?地位?安定した生活? どれも大切かもしれないけど、 でもそれって、本当に・・・・・ 答えがみつからない闇の中、 人は、光を見つけることができるのか・・

xelion
質問者

お礼

生きるとりえ、というか生きる原動力となる自分の憧れが少なくなっているように感じますね。

  • t-ka
  • ベストアンサー率28% (14/50)
回答No.2

うつ病の最悪の結果が自殺であるとすれば、直接原因は経済問題にあると思われる。間接的原因は教育問題・福祉にある。教育問題でいえば人間を機械と思わせるような型にはまった教育・失敗を許さない教育・・国でさえも弱者を救済しない。これは見せしめなのか国家の生贄なのか?私にも 分からない。 (http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm) (http://www.mhl.or.jp/jisatuokangaeru.htm

xelion
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >これは見せしめなのか国家の生贄なのか? 新しい表現じゃないですか・・・でもその通りなのではと思います。

  • ja-matane
  • ベストアンサー率53% (232/436)
回答No.1

先日、似たようなご質問でNo.2で回答しました。質問URLのコピーですみませんが、よかったらご覧ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3782994.html

xelion
質問者

お礼

あ、それも見たんですよ(便宜上質問に載せなかっただけです)すみませんがなんだかじっくり来ません、断片的な理由ですね。社会的な認知によるものもあるかも知れないけど「高度情報化社会、核家族化、少子高齢化、地域の共同体の喪失、家族構造の変化、女性の社会進出、バブル崩壊とリストラ・・・急激な社会構造の変化がストレスを増大させています。」の理由はどうなるのでしょうか?やはり要因は複数あって複雑に絡み合うようになってきたから増えたのでしょうか? うつ病増加をテーマとした、Wikipediaに載っているような全体的でかつ具体的な説明が欲しいのです。あ、もしかしたら載ってるかな? なんでしたら本の紹介でも構いません・・。

関連するQ&A