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バロック期の記譜法
バロック期の記譜法についてですが手原稿を直接見たことがないので質問させていただきます。 1.鍵盤楽器の記譜はハ音記号とバス記号を結んだ大譜表なのでしょうか? 2.ソナタやカンタータの場合はトレブル記号とバス記号の組み合わせ(バス譜表の音が極端に高い時はハ音記号を使う)でしょうか? 3.オペラなどの大規模な管弦楽の場合はどうなのでしょうか?また管楽器は移調されるのでしょうか? よろしくお願いします。
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説明できませんので回答にはなりませんが,もし,ご存知でないことがあれば 情報として参考にしてください。 リコーダ譜はト音記号が第2線上ではなく第1線上にずれているという話を 聞いたことがあります。トラヴェルソの楽譜のようですが, そのような手書き譜の写真がありました。 http://flfukumimi.exblog.jp/7900572/ あと,手元にある楽譜にある手写稿の一部ですが, バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタは, ヴァイオリンもチェンバロも現代の楽譜と同じです。(ト音記号とヘ音記号) バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番も現代の譜と同じです。 バッハ:1723年の自筆譜 インベンション第1番では, ヘ音記号の位置は現代の譜と同じですが,ト音記号の位置は,ずれているようです。 几帳面に書かれた楽譜ですが,音部記号のところは見づらいです。 ドレミをそのまま気づかずに読むとミファソと読んでしまうところです。 ドが五線譜の第1線上にあります。上記のトラヴェルソ譜とは,ずれ方が違います。 このご質問をきっかけに気づきました。 いろんな楽譜を見てみないと分かりませんが,楽器や音域によって 音部記号(ずれ方)はいろいろと使われていたのではないかと予想します。 バロック期のいつ頃まで使われていたのか分かりませんが, リュート系ではタブラチュア譜が使われていたようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2
お礼
回答ありがとうございます。 音部記号の位置が現代譜と異なる場合があるのですね。 ヴァイオリンの場合は同じというのは興味深いです。