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駅名表示
よく、JRの駅などの駅名表示を見ると、右上に、山、区と書いてありますがこれは何を表しているのでしょうか?分かる方は教えてください。
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- gootaroh
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No.5です。長々と書いてしまいましたが、1ヶ所訂正します。 最後の方の部分で、 >このほかにも一部に行政区画と不一致の例外はあるものの、原則としてその政令指定都市に住所があるJRの駅の看板(「駅名標」といいます)には、乗客が間違えないように、「横」とか「京」など、その駅が特定市内エリア内であることを示す記号が表示されています。 とありますが、「横」ではなく「浜」でした。回答内容に影響はありませんが、一応訂正します。何ともお恥ずかしい・・・。 失礼しました。
- gootaroh
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御質問者様のご覧になった駅は、きっと山手線の駅か、四ツ谷とか飯田橋など山手線の内側の駅でしょう。 これは、「特定市内制度」の適用駅を示す記号です。東京都区内も含めて「特定都区市内制度」ともいいます。 JRの乗車券の運賃計算などに適用される特例で、東京23区、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、北九州市、福岡市、仙台市、札幌市の合計11のエリアが設定されており、それぞれの市内にあるJRの駅が該当します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E9%83%BD%E5%8C%BA%E5%B8%82%E5%86%85 JRの乗車券の話ですので、他の私鉄にはありませんし、JRでも特急券には適用されません。 それぞれの市内(エリア内)にあるJR駅からの乗車券を購入する場合、エリア内には「中心駅」が設定されており、その中心駅からゴールの駅までの営業キロが200kmを超えている場合は、実際にエリア内のどの駅から乗車しようと、運賃(乗車券の代金)はその中心駅からの営業キロで計算するというものです。 逆の場合も同じで、あるJRの駅からそれぞれの市内(エリア内)にあるJRの駅までの乗車券を購入する場合、スタートの駅からエリア内の中心駅までの営業キロが200kmを超えている場合は、実際にエリア内のどの駅で降りようと、運賃はその中心駅までの営業キロで計算するのです。 もし、スタート駅もゴール駅もそれぞれのエリア内にある場合は、スタートもゴールも中心駅同士で運賃計算します。 中心駅とは、それぞれ、東京駅、横浜駅、名古屋駅、京都駅、大阪駅、神戸駅、広島駅、小倉駅、博多駅、仙台駅、札幌駅です。 新横浜駅、新大阪駅、新神戸駅などは、中心駅ではありませんのでご注意ください。 ただ、あくまで、中心駅から200kmを超えている場合の話ですので、たとえエリア同士であっても、「京都市内~大阪市内」(中心駅間は最短42.8km)とか、「東京都区内~横浜市内」(同35.7km)などの乗車券は、原則としてあり得ません。(最短経路以外の経路で、意地でも200km超にすれば可能ですが。) いずれにせよ、ポイントは中心駅からの「距離」です。 そういう意味で、微妙なのは、「名古屋~大阪」間ですね。 いずれも「中心駅」ですが、最短距離は190.4kmと、わずかではありますが200km以下であり、通常であれば特定市内制度は適用されません。 ですので、「名古屋→大阪」とか「名古屋→京橋」など、降車駅を特定した乗車券を買わないといけません。 ところが、例えば、名古屋駅から新幹線で新大阪駅まで行き、そこから大阪駅まで足を延ばすとして、名古屋駅で新幹線特急券を買う際、何も考えずに乗車券も一緒に買ってしまうと、乗車券は「名古屋→新大阪」ですので、当然、大阪駅で自動改札機が開きません。 「?」と思って有人改札に行って駅員に乗車券を見せると、「新大阪から大阪までの160円を別途払ってください」という羽目になるのです。最初から「名古屋→大阪」の乗車券を買っておけば、新大阪までと同じ3260円なのに、特定市内制度を知らなかったばかりに、損してしまいますよね。 中には、駅員の特定市内制度の説明が理解できず、「何でやねん!」と駅員に詰め寄るトラブルもあるようです。 このほか、例えば、大阪市内エリアの端っこである杉本町駅から、名古屋市内エリアの端っこである新守山駅までの乗車券(最短220.6km)を買おうとすると、杉本町駅から名古屋エリアの中心駅である名古屋駅までは200km超(204.8km)ですが、中心駅同士である大阪駅から名古屋駅は200km以下(190.4km)ですので、「杉本町→名古屋市内」となります。 しかし、一方で、大阪エリアの中心駅である大阪駅からゴールの新守山駅までは200km超(202.7km)ですので、「みどりの窓口」などで特に希望すれば、「大阪市内→新守山」という乗車券でも発行してくれます。 いずれにしても、この場合は、原則として片方の駅に特定市内制度が適用されるわけです。 ただ、特に希望がなければ、普通は「杉本町→名古屋市内」という風に、ゴール側に特定市内制度を適用します。理由は、乗車券購入駅がスタート駅になることが多いので、「杉本町駅発」は動かず、乗ってしまえばもう終わった話ですが、乗車中にゴール駅が変更になることが考えられるからです。 もっとも、新幹線回数券など、特別の企画モノの乗車券の場合は、「大阪市内~名古屋市内」という乗車券も存在しますが、あくまで例外です。 http://www.rosenzu.com/rr/rijrc11.html (「■新幹線のきっぷのルール」の3つめの●である「特定都区市内発着」をご覧ください。これは、「原則」の内容です。ちなみに、名古屋→新大阪の最短は188.6km、千種→大阪の最短は197.5kmです。) http://jr-central.co.jp/service.nsf/otk_idx_02?searchview&query=%5Bod%5D=%E3%80%94%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B-%E6%96%B0%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%80%95&SearchOrder=4&SearchMax=0 (これは、「例外」の一つです。1つ目の「新幹線回数券(普通車指定席用)」と、3つめの「こだま号専用グリーン回数券」をそれぞれクリックして内容をご覧ください。設定区間が「名古屋(市内)~新大阪(市内)」となっています。) 話を戻しますと、エリア内「発」の場合はエリア内のどの駅から乗車してもいいですし、エリア内「着」の場合はエリア内のどの駅で降りても構いません。特に降りる場合は、そこでゴールとみなされますので、途中下車のようにその乗車券を再利用することはできず、回収されますので注意が必要です。 要するに、中心駅を中心にエリア内を一つの大きな「駅」とみなし、エリア内のそれぞれの駅は、その大きな「駅」の単なる改札口にすぎない、と解釈するわけです。 基本的に政令指定都市に設定されていますが、国鉄からJRになって以降はエリアは増えていません。ですので、現在のすべての政令指定都市イコール「特定市内エリア」とは限りません。 また、原則として、その政令指定都市に住所があるJRの駅に限られるわけですが、一部に例外もあります。 例えば、川崎駅は、その名の通り神奈川県川崎市に住所があり、横浜市ではありませんが、横浜市内エリアになっています。 理由は、川崎駅を起点に南武線が走っていますが、二つ先の矢向駅の住所が横浜市であり、横浜駅から矢向駅に最短経路で行くためには必然的に川崎市に住所がある川崎駅と尻手駅を通らざるを得ず、仕方がないので、川崎駅と尻手駅も横浜市内エリアに含めたのです。 川崎市は国鉄時代からある立派な政令指定都市なのですが、こういう事情で、川崎駅が横浜市内エリアになっている以上、川崎市内エリアというものは存在しません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E5%90%91%E9%A7%85 このほかにも一部に行政区画と不一致の例外はあるものの、原則としてその政令指定都市に住所があるJRの駅の看板(「駅名標」といいます)には、乗客が間違えないように、「横」とか「京」など、その駅が特定市内エリア内であることを示す記号が表示されています。 先に述べたように、特定市内制度とは、原則として中心駅から200km超の場合に適用される特例ですが、東京駅から100km超~200km以下の場合だけ「山手線内発or着」の乗車券になります。山手線だけでなく、その内側を走っている中央本線の駅(御茶ノ水や水道橋など)も含まれます。 この場合は、エリアが23区内から山手線内に縮小されるだけで、その他の基本的な考え方は200km超の場合と同じです。 ですので、山手線内のJRの駅では「山」のほかに「区」という二つの表示があるのです。山手線内ではない23区内のJRの駅の場合は「区」だけです。大井町駅や西荻窪駅などがそうです。 なお、「山」というのは特定の「駅」を意味するだけで、必ず山手線を利用しなくてはいけないわけではありません。 例えば新幹線で品川駅や東京駅、上野駅に行ってそのまま降りても、あるいはそこから京浜東北線や東海道本線などに乗り換えるなど、山手線の電車を一切利用しなかったとしても、とにかく山手線の電車が停まる駅であれば適用されます。 また、「中心駅」というのは、あくまで運賃計算上の話ですので、必ず中心駅を利用しなくてはならないとか、通過しなくてはならない、というわけではありません。例えば、名古屋駅から東京都区内行きの乗車券で、東京駅の手前の品川駅で降りてもOKです。 それから、例えば、名古屋駅から東京都区内行きの乗車券で、東京ディズニーリゾートがある京葉線舞浜駅まで乗り越した場合は精算が必要ですが、その精算起点は中心駅の東京駅ではなく、エリアの端っこの葛西臨海公園駅になります。
- kaede_c104
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仙台市内の表記に関する問題点を補足しますと、 あくまで仙台市内ですから、需要が殆どない「奥新川(仙山線)」までが西限です。仙台から西側の需要は愛子までが殆どです。 逆に北限が「岩切(東北線)」までなのはいかがなものかと…実際の需要は範囲外の塩釜・松島まであります。 そう考えると仙台市内ではなく仙台圏内にしたほうが良い気がします。
- PAP
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「山」は「東京山手線内」該当駅 「区」は「東京都区内」該当駅 をそれぞれ表しています。 乗車券には「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」「東京山手線内を発着する場合の特例」という特例があります。 JR東日本公式サイト内の説明は、以下のページを参照して下さい。 http://www.jreast.co.jp/kippu/1104.html 都区市内駅や山手線内の範囲については、同様に以下のページを参照して下さい。 http://www.jreast.co.jp/kippu/11041.html 札幌市内の最初に書いてある「札」や仙台市内の「仙」のように、それぞれれのエリアには文字を□を囲ったマークがあります。 これが、ご質問の駅名表示にある山や区の字に該当するわけです。 このほか、特例の適用となる乗車券にも「区」東京都区内(正確には「」ではなく□で囲まれた区の字です)といったように表記されています。 この都区市内駅または山手線内発着となる乗車券の場合、乗車券記載の該当エリア内では途中下車ができません。 該当エリア着の場合はその駅の改札を出たら乗車券はおしまい、発の場合でエリア内の駅の改札を出たい場合は、今まで乗ってきた区間の運賃を別途支払うことが必要です。 このような制度になっていますので、利用客が途中下車の可能性を判断する材料として、駅名表示にも該当エリアの駅にはそのマークがついています。乗車券にあるのと同じマークが駅名表示にあれば、その駅では途中下車ができないことが分かる仕組みですね。いちいち利用客がエリア該当駅を覚えておかなくても大丈夫なようになっています。 なお、山手線内は都区内にすっぽり入りますので、「山」の字がある駅名表示には必ず「区」も表示されています。
- fujichrom
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山は、山手線内の駅、区は、東京都区内の駅を意味しています。 長距離の乗車券だと、東京からの距離によって、東京山手線内ゆきと、東京都区内ゆきとして乗車券を発売されます。その時に降りる駅が、山手線内か都区内かを知る、手かがりとして表示している様です。
- 6dou_rinne
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以前にも同様な質問がありますが。