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なぜ飛行機には加湿器が無いの?

何回か海外旅行に行ったのですが、機内が乾燥するというのはよく聞きます。 気圧の関係があるのかなと思うのですが、保湿のためにマスクをしたり、顔に何かパックのようなものをする人もいるようで、長時間の搭乗の場合、結構苦労していると思います。 でも考えれば、これって機内に加湿器を置いたり、あるいは自動的に加湿する装置なんかあれば、簡単に解決する問題ではないのでしょうか? そんな装置があるなんて聞いた事が無いのですが、なぜですか? そんな事をすれば、何か問題が発生するのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

「なぜ無いか?」というと、航空会社から見て経済的に割が合わないからです。 旅客機は空気圧の低い高空を飛ぶ為に空調装置で与圧をしますが、概ね5分で機内の空気を全て入れ換える程度の換気をしています。 それだけ大量の空気を加湿しようとすると、それに見合った大量の水を搭載しなければなりません。大量の水を積むと重量が嵩み、経済的な飛行が出来なくなります。 ’原油価格が圧倒的に安くなり、経済的な飛行をする事を重要視しなくともよい’というような世界情勢にならない限り、旅客機に加湿器が積まれる事は無いでしょう。 ちなみにB747-400については、操縦室のみ加湿できる加湿器を航空会社によっては装備しています。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 へー、旅客機は5分くらいで機内の空気を入れ替えてしまうのですか。 初めて知りました。 それだったら加湿しようと思えば大量の水が必要になりますね。 勉強になりました。

その他の回答 (4)

  • DOCTOR-OA
  • ベストアンサー率15% (298/1891)
回答No.5

経済的や技術的にどうこうとの意見がありますが 20年前日本の生活環境にもありませんでした。 無くて普通なわけですし、航空会社も必需とは 思っていません。 日本は抗菌何々とか、マイナスイオン機器ほか 本来不要な生活用品が氾濫且つ購わされています。 日本が異常?なだけで他の国はその様な事には 関心がありません。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 おっしゃるように日本人は神経質すぎる国民性のように思います。 特にこの10~20年くらい衛生面とかで、そこまでしなくても、と感じるケースもありますからね。 機内の乾燥も指摘されるようになったのは、ここ数年前くらいからでしょうか。 それまでは気にもしなかったという事だったのでしょうね。

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.4

 加湿器がない技術的な理由は、みなさんのご説明どおりです。 今後は、ボーイングの最新鋭機 B-787 に加湿器がオプション 装備品として用意されることになっています。  また、日本人が乾燥に対して特に敏感という観点も見逃せま せん。欧米人はスキンケアに無頓着なので肌がガサガサなわけで、 機内の乾燥も気にしないから加湿器という発想が生まれないのです。  だったら JAL などが独自に設置しても良さそうなものですが、 機内装備品ってひとつひとつが専用品なので、ものすごく高いんで すね。たとえば ANA が導入した機内でも使える炊飯器は、値段が なんと数百万円するそうです。  これが加湿器となると、大量の水を貯めるタンクも必要だし、 そこに効率的に給水できる装置も必要でしょう。そう考えると、 B-787 のように航空機メーカーが最初から装備品として用意 しない限り、加湿器の導入が難しいこともわかります。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 へー、欧米人って空気の乾燥に鈍感なんですか ・・ そう言われると、逆に日本人は神経質すぎると指摘されるかもと感じました。 日本人って、何事につけ、おそらく世界でも1、2位を争うくらい神経質な国民と思います。

  • hirorin38
  • ベストアンサー率59% (388/648)
回答No.3

機内が乾燥しているは、エアコンを動かしているときに結露をしないようにするためです。結露が発生してしまうとや飛行機の金属部分や胴体にサビがつきやすくなり、安全な運行ができなくなるからです。 そのため、空気を乾燥させて結露を防いでいます。 JAL 機内が乾燥するのはなぜか http://www.jalcard.co.jp/library/knowledge/agora25.html 今後出てくる飛行機は、飛行機の胴体に金属系ではなくカーボンと呼ばれるのが使われるようになります。 ホーイング787の胴体に日本製のカーボン複合材を使っていると聞かれたことがあるでしょう。 飛行機の胴体をカーボン系にすることで、湿気によるサビが無くなるので、機内を加湿しても大丈夫になります。 新型の飛行機なら、機内の乾燥が気にならなくなることでしょう。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、機内の結露を防ぐために、あえて乾燥させていたという事なんですね。 おっしゃるようにカーボン製の胴体が出来れば加湿させても問題無い事になりそうですね。 あと10~20年もすれば、機内が乾燥するなんて過去の話になるかも知れませんね。

  • taikon3
  • ベストアンサー率22% (803/3613)
回答No.2

加湿の為の水分を積まないといけないからです。 そーすると燃料代が多くかかりますから、その分料金が高くなってお客が減って採算が取れなくなって・・・・となります。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 要は重たくなるからという事ですね。 現状だったら燃料代もバカになりませんよね。

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