SEXは悪いことだと思い込んでいるひとの心理

質問

SEXは悪いこと・汚らわしいことと思い込んでいるSEX嫌いの女性の心理を知りたいです。
今好きな人がいて、そのひとには奥さんがいてこどもはいません。その奥さんがSEXが嫌いだそうで、結婚しても年に数回、仕方なく奥さんが応じている状況だそうです。男性と奥さんは30代後半です。
わたし自身はSEXに罪悪感などを感じたことはなく、また、好きでない相手としてしまうこともあるため、奥さんの考え方・感じ方がまったく想像がつかず、SEXは悪いことだからしたくないという心理はどういうものなのかとても知りたいです。汚らわしいと感じるのはどういう心理なのでしょうか？
「奥さんは不感症？」と男性に聞くと、「マグロ状態で声もださない。しかし、感じていたとしても絶対に隠すだろう。イッたとしても隠しているんだろう。」と言っていました。その男性の心理は、「奥さんがまったく感じていないとは信じたくない、本当は感じているのかもと思いたい」ということなのでしょうか？

ちなみにわたしはその男性とどうにかなりたいというわけではありません。
SEXを汚らわしいと思う人の心理、そしてそれをしりつつ求める男性の心理を知りたいです。男性の方も女性の方もどのようなことでも結構ですのでなにか教えてください。宜しくお願い致します。

回答No.2

kadowaki

既婚男性です。

もちろん、男の私には「女性の心理」を実感的に理解するのは無理ですが、「SEXは悪いこと・汚らわしいこと」と捉えること自体は、程度の差はありますが、男女共に持っている感情だと思います。

人間の性意識は、だいたい家庭内での躾からはじまり、学校、実社会と進んでも、基本的には性・セックスを規制の対象とする社会システムの中で形成されますから、大なり小なり、セックスにマイナス的な感情を持つようになるのではないでしょうか。
と同時に、この性的禁止は逆に抑制することによって性欲の育成にも貢献しているはずでして、結果的に、多くの人間は性的忌避と性的欲求の相反する二つを身につけるのだと思います。

お知り合いの奥さんのような例は、成長過程で性的忌避を強く受ける環境で育ったか、そうでなければ、夫への不満から夫を受け入れられなくなったのでしょうね。
概して、男性よりも女性の方がセックスへの罪悪感と持ちがちなのは、基本的にセックスが妊娠の可能性を秘めた行為だからではないでしょうか。
その危険回避の意図から、女性に特にセックスを戒める躾や教育がなされたのだと思います。
いわゆる純潔教育とか処女崇拝とかということだって、その原点は女性が妊娠する存在であるというところに帰するはずですから。

ということは、女性が完全に妊娠の不安から解放されれば、セックスへの罪悪感も解消されるのではないでしょうか。
だって、社会制度の側だって、セックスで女性が妊娠したり、子供の父親が分からないとか、扶養義務を逃れる男ばかりになるのを恐れて、有史以来セックスをずっと取り締まってきたはずですから。

なお、お知り合いの男性の言い分は、同性として申しますと、やや割り引いて受け止めた方がよろしいと思います。
女性に対して、自分とのセックスを歓迎してくれそうなことばかり言いたくなる、つまり歓心を買おうとする心理は、男なら誰でも理解できることですから。

＞SEXを汚らわしいと思う人の心理、そしてそれをしりつつ求める男性の心理を知りたいです。

男性も性的規制の環境の中で成長する以上、特に思春期頃には一種の罪悪感を抱きますが、それは同時に裏側で性的好奇心を募らせることにもなり、さらには同級生その他から得た怪しげ性情報等にも刺激され、徐々に性的な欲求不満を募らせるわけです。
この抑制され、出口を塞がれた性欲を持った男性が欲求解消をはかろうとして、女性にセックスを求めるのだと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。罪悪感と好奇心は裏表の関係なのですね。「SEXの経験が少ないのはもったいない」という意識がいつのまにか備わってしまっていたので、「罪悪感」や「性的規制」を説明して頂けてわかってきたような気がします。ありがとうございました。