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2サイクルエンジン用(農機具)イグニッションコイルの点検について
チェンソー、刈払機等のイグニッションコイルの点検について教えてください。ご教授いただくコイルは、通称マグネット点火装置に組み入れられているもので、永久磁石をフライホイル等で回転させて電源コイルに交流を発電させ、この電気をポイントの断続でイグニッションコイルに流して高電圧を誘発させる方式のコイル内蔵式の装置です。 このコイルは、一次と二次が同じ鉄心に巻かれ小型です。 但し、コイルはフライホイルの内側にあるものと、外側にあるものがあります。 点検方法としては、バイク等のコイルと同様に以下を行なっていますが、どうも要領を得ません。 1)一次側の導通と抵抗値を見る ポイント(CDI)またはコンデンサーに繋がっている線とアースの鉄心 にラジオテスターをあてて計測する。 2)二次側の導通と抵抗値を見る プラグに繋がっている線と鉄心にラジオテスターをあてて計測する。 一次側は導通が確認出来るのですが、二次側の導通が無い場合はコイルの断線が疑われ、イグニッションコイルの交換かと考えますが、 しかしながら、実際点火している良品のチェンソーのコイルで同じ計測をしても二次側の導通がありません。 このことから以下の疑問(教えて)が出てきます。 1)この種のイグニッションコイルは、二次側のコイルの導通は無いのかを機械屋さんに確認しましたが、製品により導通があるものと無いものがあり、テスターによる判断は難しい・・・との回答を得ました。 本当にそうなのでしょうか? 2)コイルの検査は、本体に組み込みスターターを引いて、プラグの火花を確認するしか方法はないのでしょうか?(機械屋さんにはこの様に言われました)他に三針火花試験器等がありますが(?) 3)コイル部品単品での簡易的な検査方法はあるのでしょうか? 4)この種のコイルは、どの様な構造になっているのでしょうか? バイクや車などのイグニッションコイルと、どの様に違うのでしょうか? 5)仮に、一次は導通があり、二次側が導通が無くても良品とし、スパークしない場合は、コンデンサー(古い機種の場合)や他の部分(ポイント、CDI等)を疑うべきでしょうか。 6)スパークしても、起動してコイルが暖まると調子がおかしくなると疑われる場合もあります。 単純に鉄心とエナメルコイルだけなのに、何故この様なことが起きるのでしょうか? 以上ですが、ご教授戴きたくお願い致します。
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すみません、補足の修理内容はどうしたいのかよくわかりません。(´(ェ)`;) 良品のIGコイルがあるならそれを使えばいいだけでは? コンデンサーとはどこのコンデンサーでしょう? CDIのですか? 普通、メーカーから部品としてでるものを使うだけで、CDIユニット自体はブラックボックス化されていますから、CDI自作経験がある人でもなければ判らないのでは? そもそも、それはCDI方式ですか? ポイント式の安定コンデンサでしょうか? CDIは無接点式。ポイントはありません。 たぶん、あまり難しく考えなくても単純修理で直ると思いますが。 変に知識があると深入りして考えてしまうために、単純な故障に気付かないというのはよくあることです。
1、抵抗値が大きいので導通なしと出るのではないでしょうか。 レンジを変えても無限大ですか? 2、IGコイルテスターという機械があります。 認証工場なら持っていると思います。 3、それが抵抗測定です。 4、巻き数の少ない一時側と巻き数の多い二次側を一緒に巻いてあるんだったかな? CDI(キャパシターディスチャージイグニッション)ならコンデンサに貯めた電気を一次側に流し、電磁誘導で高電圧を二次側に発生させています。 ポイントが付いているならCDIではなくポイント式だと思いますが。 ポイント式は流している電流を遮断することで誘導しています。 CDIとは電気の流れが違います。 5、良品ならまったく絶対導通なしということは無いと思いますが。 6、断線しかかってます。 大気圧中でプラグに火が飛んでも、圧縮された混合気の中で火を飛ばすには10倍くらいのギャップに火花が飛ばないとダメです。 高圧の方が電気は通りませんから。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 1)恥ずかしいことに単純ミスでした、レンジを変えたら導通確認出来ました。・・・と言う事は、一次、二次ともに導通無いコイルは、断線していると判断します。 何故、機械屋さんは、導通あるものと、無いものが有るのでテスターでの確認は無理だと言ったのでしょうか?(不明) 2)専門測定器なのであきらめます。 3)やはり導通と抵抗値の測定で判断します。 4)一次、二次とも抵抗値で確認できるのであれば、構造は理解出来ます。 5)良品なら絶対導通があることで了解しました。 6)やはり断線ですね。これも了解しました。 通常プラグ電極部は0.5~0.6mm程なので、その10倍となると約5~6mm程のギャップを設け火花を飛ばし、能力を見てみます。 そこで大変申し訳ありませんが、次に以下のアドバイスをお願いします。 実はポイント式の古いチェンソーを保有しており、このイグニッション コイルの二次側が断線しています。 部品が無いので、以下のコイル別体式の方法でエンジン始動を試みようと思います。 1)現状の電装系はそのままで、二次コイルからプラグへ出ている線を遮断します。このコイルの一次を電磁誘導のソースコイルとして使用します。 2)良品のイグニッションコイル(中古ですが)を外付けにして一次を自己誘導コイルとして使用します。 3)同上の二次側を相互誘導コイルとして使用します。 4)この時の配線は、ソースコイルとして使用する一次側の線から、外付けのコイルの線と結合し、鉄芯をアース、もう一つの太いケーブルはプラグへ接続します。 使用する外付けのイグニッションコイルは、刈払機のコイルです。 この様に異なるイグニションコイルを2個使用し、電磁誘導→自己誘導→相互誘導として交流を誘発、誘起可能でしょうか? ちなみに、チェンソーは60ccです。 また、この種の排気量でコンデンサー容量(μF)は、どのくらいが適正なのでしょうか?
お礼
Lupinusさんありがとうございます。 最近のCDI系の製品でサービスパーツがあるものは、機械屋さんから部品入手し、部品交換を迷わず行うのですが、70年代後半に活躍していた古いドイツのDOLMAR122(60cc)というチェンソーを何とか復活させたいと思い皆さんからアドバイスを戴いている次第です。(この60ccのエンジン音を聞いてみたいの一心です) このチェンソーは、フライホイルの中に、電装系があり、ポイント、コンデンサー、GIコイルの三つによる非常に単純な初期型の構成です。サービス部品は、海外では幾つか確認出来ましたが、入手が大変であきらめました。今回試みようとしているGIコイルは違う製品(刈払機)のコイルで、試案構成は、コイル別体式でチャレンジしようと考えています。また、うまく動けば、固定式の縦引きで数年使用出来ればと思っています。