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指揮者を聞き比べてみたいのです。

同じオーケストラが同じ曲を演奏しても指揮者によってどれほど変化するのかが知りたいのです。初心者でも「おっ!この指揮者が指揮すると全然違うな~」と実感できるCDなどがあれば両方聞いて比較してみたいのですが、そういうことがわかるようなものってありませんか?これとこれ、という風な感じで教えていただけると非常にありがたいです。ご存知のかたいらっしゃいましたら宜しくお願いいたします。

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  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.2

こんにちは。 初心者向けにという事ですと,オーケストラは#1さんと同じくウィーンフィルハーモニー管弦楽団ですが,曲がなじみ深いという事で, ☆ベートーヴェン交響曲第5番「運命」/第7番:バーンスタイン,クライバー,(ラトル) http://www.hmv.co.jp/product/detail/1453536 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC5-7%E7%95%AA-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC-%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9/dp/B00006BGR2 http://www.hmv.co.jp/product/detail/652743 はいかがでしょうか。(ラトルのは全集でちょっと値が張るのでかっこ付きにしました) 「運命」は誰でもご存知の「ジャジャジャジャーン」(笑),第7番は某マンガ/ドラマで一躍有名になりましたね。 熱くロマンティックで重量感のあるバーンスタインに対し,スピーディで躍動感にあふれながらもエレガントなクライバー,好対照だと思います。 ラトルはクライバーにやや近いですが,もっとスリムに引き締まった印象です。 ウィーンフィルのベートーヴェンは他にもとてもたくさんの録音が出ていますので,いろいろ聴き比べはできると思います。 もうひとつ,いろいろな指揮者による録音が多いオーケストラとしてはベルリンフィルハーモニー管弦楽団が思い浮かびます。 曲の選択が個人的な趣味に走って恐縮ですが, ☆マーラー交響曲第9番:カラヤン,バルビローリ,バーンスタイン を紹介いたします。 正直に申し上げて,曲自体は初心者向けとは言いがたいですが,交響曲の歴史を語る上では絶対に外せない名曲ではあります。 ベルリンフィルの音楽監督として君臨し鍛えぬき,完璧なオーケストラコントロールによる見事に磨かれた演奏をしたカラヤンに対し,ベルリンフィルを指揮する機会がほとんどなかったバルビローリとバーンスタインは,それぞれ方向性の異なるものの,どちらも一期一会・一発勝負で完全燃焼した演奏を繰り広げていて,とても興味深い比較だと思います。 ほぼ同時期にクラシック音楽界に君臨していたカラヤンとバーンスタインを,同じオケ・同じ曲で演奏を比較できるチャンスは意外と少ないので,そういう点でも貴重かもしれません。 ベルリンフィルでもう少し聴きやすい曲ですと,オーケストラ定番曲のブラームス交響曲第1番で, ☆ベーム(ベルリンフィルとのライヴ) ,カラヤン(ベルリンフィルとのブラームスだけで少なくとも3種類の録音があります),アバド,アーノンクール はいかがでしょうか。 ドイツ伝統の重厚さを持つベーム,そこに華麗さを加えていったカラヤン(カラヤンの中での時代による違いもまた面白いです),カラヤンの遺産を引継ぎながらも明快さ・爽やかさを持ち味にしたアバド,そうした流れとは全く違う方向からブラームスにアプローチした異端児アーノンクール,これもまた面白い比較だと思います。 この比較は,時代による演奏スタイルの流行(ちょっと語弊がある言い方かもしれませんが)の変遷,というとらえ方もできますね。 以上,長文失礼いたしました。

nekkon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 実は「のだめ」でベートーベン交響曲第7番やブラームスの交響曲第1番を聞き始めたミーハーでして・・。なので、なじみのある曲で聞き比べができるのはうれしいです。(教えていただいたURL早速チェックしました。値段もお手頃だし、私でも手が出せそうです。)マーラーは難しいのでしょうか。実は9番は曲自体聴いたことがないのです。それなのに聴き比べるって大それた考えでしょうか・・。でもなんとか挑戦してみたいです。 詳しく教えて頂き本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • dostoev
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.1

 私の独断と偏見で名曲中の名曲ブラームスの交響曲第4番第4楽章をウイ―ンフィルで聞き比べるのはいかがでしょうか。  録音が比較的新しいもので少なくとも次の5種類があります。緻密で美しいカルロス・クライバー、幻想的でエネルギッシュなレナード・バーンスタイン、木とつとしたカール・ベーム、それから、淡々としたジェイムス・レヴァイン、朗々と歌うカルロ・マリア・ジュリーニなどです。いかがでしょうか。

nekkon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 第4楽章という風に限定するともっとわかりやすいかも知れないですよね。納得です!でも、同じ曲、同じオーケストラでも指揮者が違うだけで5人5様といいますか、いろいろ特徴出るのですね~。早速アマゾンで検索しましたが、結構廉価版が出ているみたいでうれしいです。とりあえず、クライバー、ジュリーニあたりが最初にあがってきましたのでそのあたりから聞いてみようかなと思います。 本当にありがとうございました。

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