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ヴァイオリン以外でも弦は切れるの?
いつもお世話様です。 またまたオケのことについて質問します。 今まで何度か本番中にヴァイオリンの弦が切れたのを目撃しました。 順々に後ろの人から楽器を貰い、一番後列の人がしょうがなく ステージ袖に引っ込んで別の楽器を取りに帰ってくる姿をみました。 これって、いつも袖に楽器を準備しているのでしょうか。 また、ヴァイオリンに限らず、弦楽器は不測の事態に備えて準備は しているのでしょうか。私は弦が切れたのはヴァイオリンしか見たことが ありません。 ヴィオラ・チェロ・コンバスは切れないのでしょうか? お分かりになる方ご教示下さい。
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とても貴重なものを見られましたね! 滅多にないのですが特にヴァイオリンは一番細い弦(E線)がスチール製なので切れやすいのです。そこで本番では仰せの様に列の一番後ろの席(プルトと言います)の横にもう一つイスを置いてそこに予備として調弦済みのサブ楽器を置いておくケースがよくあります。 弦の切れた人の楽器を素早く後ろに送り、同時に横の人の楽器を次から次へと前に渡していきます。弦の切れた楽器を一番後ろの人が舞台袖に持って入り新しい弦を張ってから再び出てゆきます。 この楽器のリレーは学生オケ等ではたまに暇な時間に練習?したりしますが、プロオケでは全員が心得ているものとしてあえてそのような練習などはしませんね。本番のステージでとっさに機転を利かし素早く行います。多分、あっという間ではなかったでしょうか? オーケストラプレイヤーの場合はこの様にスムーズにいきますが、もしもソリストのヴァイオリンの弦が切れたときはどうするのか? 曲が盛り上がっていてテクニック的に目まぐるしく弾くような場合はコンサートマスターの楽器をとっさに借りて弾くことが多いようですが、指揮者やソリストの判断であえて曲を一時中断し、ソリストが舞台袖に引っ込み弦を張り替えてから再び登場し先程中断した箇所から(またはその楽章の最初から)始めるなんてことも時にはあります。これは自分の楽器でないと表現がしにくいということ=他人の不慣れな楽器では無理といった具合にソリストにのみ許される権利でしょう。 ただ、いつでしたか五嶋みどりが米国での演奏会で協奏曲を弾いている最中にE線が切れ、すかさずコンマスの楽器を借りて続行。しかし、またもE線が切れるという二度のハプニング(再び楽員の楽器を使用)にも慌てず堂々と中断することなく弾ききったという話は有名です。 過去にE線が切れてしまいそのまま残りの3本で(特に隣のA線の高い位置=ハイポジションでE線に匹敵する高い音程を取ってまさにサーカス!)アクロバット然とした演奏をおこなった凄いヴァイオリニストもいたようですが・・・
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- paulus99
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以前アマオケでチェロを弾いていました。 本番前の練習で、「バチッ」という音とともに、A線が切れたことがあります。 本番前でしたから、客席においてあるケースから金属弦を出し、張り替えて事なきを得ましたが、そのころ私の弦はよく切れたので、楽器屋に持っていったら、上駒の弦が通る溝の形が悪く、そこを直してもらったら、以来殆ど切れなくなりました。 という訳で、チェロの場合「やたらとは切れない」というのが実感です。 ただ、サイトウキネンオーケストラの、チェロアンサンブルを聴きにいったときに、(名前ど忘れしましたが、名前のなかに、「川」と「展」の字が入っている、男性の奏者です。有名な方なんですが)弦が切れたのを見たことがあります。これは演奏をはじめようとしたとたんに 「ブツンッ」となったので、その人だけ舞台の袖に引っ込んで、交換して出てきました。その間他の楽員は舞台上で待っていたような記憶があります。 ご質問とは関係ありませんが、プロオケを見ていると、プロ奏者は実によく弓の毛を切るものだなあ、といつも思います。 特にソリストなど、やはり弾き方が激しいせいなのか、切れた毛を取り去る暇がないときなど、2本も3本も切れた毛をぶらさげなから、バリバリ弾いていると、実にかっこいいものだなあ、と思いながらみております。
お礼
ご教示有難うございました。 私もプロ奏者の弓の毛を切るのを何度も見ています。 あまり邪魔になって、引っこ抜いているのも、拝見しました。
プロ・アマ合わせて,演奏会本番中にヴァイオリン以外の弦が切れるのを 見たことはありません。アマ・オケに長く在籍していましたが,練習中でも チェロやコントラバスの弦が切れるのは見たことがありません。 はっきりとした記憶にはありませんが,ビオラはあったかもしれません。 弦が太くなるほど切れにくくなるからだろうと思います。 でも,弦ですから,絶対に切れないとは言い切れないですね。 ヴァイオリンでも4本の弦の中で,太い弦の方が切れる可能性は低いです。 本番中のヴァイオリン弦が切れた場合のことは既に出ていますし, ご質問の中にも書かれていますので,ヴァイオリンの「本番直前」の >不測の事態に備えて準備はしているのでしょうか…について少し。 滅多にないことですが,本番直前に,当日のリハーサル中に切れることも ないとは言い切れません。 D線やG線の太い弦でも切れないという保障はありません。 ヴァイオリン弦は新しいものに張り替えると,すぐに音程が下がります。 弦の種類にもよりますが,安定するまでに数日かかります。 特にガット弦を使っていると,数分ごとにチューニングしないといけないほど 下がります。チューニングしても,またすぐに下がります。 そんな訳で,当日,直前になって新しいものに張り替える事態になると 本番中に困ることになります。 私はそのガット弦を使っていましたので,緊急時に備えて,普段は使わない のですが,新しいスチール弦をセットでケースの中に入れていました。 スチール弦の方が緩むのがずっとましだからです。 でも,本当はそれでは不十分で,「新しい弦」というのに問題があります。 念入りな人は,少し使った,ある程度,伸びた古い弦を備えに持っている 人もいました。その方が音が下がる心配は少なくなります。 でも,一度使って取り外した弦はモジャモジャとして,スッキリと納まりにくくて, それがいやで,また,滅多に切れないだろう…と楽観的に考えて, 私はそこまではしませんでした。
お礼
ご教示有難うございました。 しかも、長文のご回答を賜りました。 ここのカテゴリーに参加されている方のクラシックに対する造詣の 深さには、感謝感激でいっぱいです。
- konohazuku521
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N響定期に二十数年通っていますが、ヴァイオリンは数回(うち1回はコンマス)、ヴィオラ、チェロは1回ずつ目撃したことがあります。コントラバスは見たことがありません。 N響の場合、ヴァイオリンとヴィオラは予備の楽器をステージに用意しています。
お礼
ご教示有難うございました。 舞台袖ではなくて、N響はステージに準備しているわけですね。
- iyamon
- ベストアンサー率22% (47/213)
前に会館管理をしていたとき、演奏会後ピアノの弦が切れていました。スタンウエイの低い方が1本切れていました。全弦交換をしてもらって百万以上掛かってしまったのを覚えています。すぐ1本替えて、予算を取って翌年全部替えました。 10年に一度は替えてくださいと言われましたね。15年くらい経っていたから。でも毎年調整はしてもらっていました。ちっちゃいグランドが1台買える金額でした。(¨∩¨) 演奏中は分からなかったのでしょうか?オーケストラの音で消えたのでしょうか。弾いていた人は気がついたでしょうね。 やはり劣化もあるけどプロの力はすごいのですね。
お礼
ご教示有難うございました。 参考になりました。
- kome14
- ベストアンサー率23% (9/38)
コントラバス経験者ですが 切れないことはありません ただ自分は切れたことはありません チェロくらいまではたまに切れるみたいですが コントラバスは凄く弦が太いのでめったに切れることはありません だから演奏中切れてもどうすればいいか自分も分かりません・・・
お礼
ご教示有難うございました。 コンバスは切れないということですね。
お礼
ご教示有難うございました。 五嶋みどりのは、TVでみたことがあります。 指揮は故バーンスタインでした。 演奏が終わってレニーがみどりに頬ずりしたのを覚えています。 ただ、何の曲だったのか(定かではありませんがプロコフィエフだったかも)? 話は戻りますが、楽器交換は手馴れたもので、楽譜にでも指示が あったかのような行動でした。