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警察の在り方と冤罪
最近 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070126it06.htm のような事件がありました。 一方、私はこれまでに http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2438772.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2271032.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1563756.html といった質問をしてきました。 この質問の中で警察の捜査において多少の人権侵害は仕方ない、犯罪捜査のために必要であるというご回答もいただいた覚えがあります。ですが、上記事件においても取調官の決め付けたような態度が冤罪を招いたと被取調者の主張があるように、やはり警察のそのような態度には問題があるように思います。皆様が考えておられる警察官としての理想の姿勢・行動様式をお聞かせ下さい。 すみませんがこの質問は政治カテでなくアンケートカテにしないと削除の対象になるように思いましたので政治カテで質問したものは削除を願います。
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- ginji73
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警察・検察を擁護する訳じゃないですが、彼らは犯人を捕まえて有罪に持って行くのが使命ですから、見方を変えれば職務に熱心だとも取れます。 令状発布を許可したり、判決を下す裁判官・・引いては司法制度の問題だと思います。 司法制度・裁判の運用が変われば、必然的に裁判官が変わり、警察・検察も変わらざるを得ません。 冤罪の絶無は不可能ですが、物証のみを厳格に採用していれば、冤罪は確実に減るでしょう。 ただ捜査の非効率化、逮捕・起訴出来ないためからの未解決事件の増加、ひいては治安の悪化を招くでしょう。 要は国の方針として、どこに重きを置くのかってことだと思います。 私個人としては、冤罪の防止よりも冤罪が発覚した場合のケアに重きを置いた方が社会的リスクは少ないと思います。 容疑者=犯人というマスコミ報道(世間の風評)の改善、刑事補償などの金銭的賠償の充実など推し進めていくべきでしょう。
- 3691819
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こんにちは。 最近の裁判の中で明らかに証拠採用に無理があり、検察側の主張を鵜呑みに して出されたであろう判決がいくつかありました。 一つは東京電力OL殺人事件で、これは弁護側の科学的に有力とされた 証拠を、裁判官が採用せずに最高裁で有罪となってしまいました。 仙台筋弛緩剤殺人事件も医学的に殺害方法が否定された鑑定まで出されて いるのにもかかわらず、これまた高等裁判所で有罪判決が出されました。 北海道の恵庭OL殺人事件はあまりにも酷い裁判で、任意の取調べの段階 から一貫して否認しているにも関らず、希薄な状況証拠だけで有罪が確定 してしまいました。殺害方法も殺害場所も特定されてもいないのに、それで も有罪にしてしまう日本の司法制度。特にこの事件の場合殺害場所の近くに 住んでいる主婦が、まさしく遺体を燃やしている最中のその現場を2回も 車で通り、犯人の物とおぼしき車を2台目撃していたのです。 裁判では報復を恐れ顔を隠して証言したのに、裁判官はそれを全く証拠 採用せずに見間違いだとの一言で片付けてしまったのです。 問題は沢山あります。警察の違法なまでの取調べによる自白強要。また 都合の良い証拠を捏造し都合の悪い証拠はあえて表には出さない。 検察官も警察の出してきた証拠のうち有罪にするのに都合の良い証拠しか 裁判では出してこない。 裁判官は始めに有罪ありきみたいな態度で裁判を進めてくるので、疑わし きは被告の利益を優先する原則を踏みにじり、無理くりにでも有罪にしよう としてきます。 組織が腐っていますので警察官個人の資質だけでは解決しないと思います ので、やはり自民党から官僚までトップ連中の意識が変り、それから警察 自体の体質が良い方向に向かっていけば、様々な不祥事が生み出される 余地が少しは減るのではないでしょうか。難しいとは思いますが・・・ http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/3080915.html
- ito_mamuko
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> 皆様が考えておられる警察官としての理想の姿勢・行動様式をお聞かせ下さい。 物証のみで裁判をすればよい。 人間性の絡む「自白」「目撃証言」「動機」は、参考程度に。 「目撃証言」から物証を得る・「(犯人しか知りえない)自白」から物証を得る。 これが操作の基本です。 状況証拠も、つもり積もれば物証と同じ力を持つと思いますが、実際は心象を悪くする程度に見たほうが良いでしょう。 刑事ドラマや探偵小説で、犯人の情によって告白して完結するのを見ていると、手緩いと感じます。そういう容疑者は、被告人となったときに自白を覆すでしょうから。 個人的には、ドラマ「相棒」は理詰めで犯人を落としていくので爽快です。 さらに、物証の状態を徹底的に検証すべきです。 例えば、凶器についた指紋でも、「指紋が出た」だけではなく、その指紋のつき方を検証すべきです。 被疑者が日常使う出刃包丁が殺害の凶器だったとしても、日常で包丁を使うときの指紋のつき方と、殺害で使ったときの指紋のつき方はおのずと違ってくる筈です。 裁判で弁護側は、アリバイを徹底的に成立するようにするのが基本かと思います。 現場にいなければ、犯罪を犯せないという不文律によります。 犯行時刻に、犯行現場から離れたコンビニで買い物したときのレシートを持っていたとかです。 私は、過去数ヶ月の買い物したときのレシートを財布の中にとっておいています。
私も感じたことですけど、ほとんどの警察官は一般市民に親切で正義感が強いのですけど、組織になるとどうもおかしな方向に行ってしまいます。 政治家も裁判官も検察官も警察官自体も、これはおかしいということは個人としては感じていると思いますし、退官すると途端に批判を言い出しますけど、現役でいる内は間違っていないと言い切りますから、組織が硬直化して腐ってきてるのでしょうね。 日本の裁判制度が、そもそも起訴して有罪になる確率が99%というのも異常な話で、独裁国家でもない限りあり得ない数字です。 逆に言えば、犯罪を犯しても起訴する率が異常に低く、私も自治会の役員で、町内で年寄りが詐欺にあったとか聞くと付き添って相談に行きますけど、受理してくれない、また受理しても全く動いてくれないということが多々あります。 裏を返せば、判りやすい事件しか手を付けないし、手を付けた上には結果を出さないといけないので、途中で無罪らしいという証拠が出てくると組織で隠蔽して隠してしまうということではないかな。 最近新聞で何年も服役した受刑者が実は無罪だったことがわかったというニュースが2件ありましたが、新聞で捜査中にどうも関係ないらしいという証拠が出てきたらしいのですけど、全て警察が隠してしまったらしく、疑わしい証拠だけを出して裁判にしたようです。 裁判官も、「疑わしきは検察官の言うとおりに」が常識ですから、明白な証拠がないと、冤罪になりかねません。 一度組織を解散して、リニューアルすべき時期かなと思いますけど、難しいですね。
- 1582
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そもそも冤罪は裁判官の問題では? 冤罪で裁判官が辞任や降格なんて聞いたことないしどんな判決 くだそうが責を問われないのが原因ではないでしょうか
お礼
ありがとうございます。 ご指摘の通り裁判の在り方も考えるべきだと思います。 ここではまず、私は、捜査の在り方に疑問を持ちました。 私が考える常識からすると、冤罪被害者のご主張の通り、何度も犯罪をしたことを認めるように強要されれば、犯罪をしてなくてもしたと言ってしまいそうに思います。また、このような状況は、もはや取調べというよりはでっち上げ工作というのが実情に近いと思います。警察官はなぜ、そのような簡単なことも理解できずに捜査をしているのかと疑問に思います。裁判の問題としては、なぜ、裁判官はでっち上げ工作を全く疑わないのか?特に密室である取調室ならそのような工作は十分可能と考えないのか?ということに疑問に思います。