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イクリプスAVN7705HDにおけるローパス回路とサブウーハーの接続についての疑問
- イクリプスAVN7705HDにおいて、サブウーハーの音が異常に弱くなっています。
- 調査した結果、イクリプスのサブウーハー回路には、ローパス回路を経由して音が出力されており、そのため音量が小さくなっている可能性があります。
- ローパス回路を経由せずに直接アンプに接続することで、音量を回復させることができるかもしれません。
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分かりにくいどころか大変丁寧な質問で、状況と問題点の把握もできていらっしゃると思います。解決は比較的簡単かも知れません。 サブウーファーのクロスオーバー(この場合はローパスフィルタですね)は音量においても非常に大きな意味を持っています。 ローパスフィルタを二重に通すのは、ご想像の通りで遮断特性が急激になるので中域が漏れて再生されにくくなる利点はありますが、それ以外に「クロスオーバーの周波数の設定」というものがあります。この設定を誤ると、音量が極めて小さく聴こえてしまう場合があります。理由は次のようなものが考えられます。 (1) 40Hz程度までしか再生できないサブウーファーに対し、非常に低い周波数、たとえば30Hzのクロスオーバー周波数で出力すると、音圧が下がってしまい、小さな音に聴こえる。 (2) そもそも「ズンドコ」と耳に良く聴こえる周波数は50-120Hzという比較的高い周波数であり、クロスオーバー周波数を低く採りすぎるとそもそもあまりソースに含まれていない低音なので、小さな音に聴こえる。 さて、ここからが解決策です。ここからは想像になりますが、おそらくエクリプスのヘッドユニット側の遮断周波数(クロスオーバー周波数)がかなり低い状態に設定されているのではないでしょうか。 解決策1: エクリプスの取説をひっくり返し、「サブウーファーのレベル」だけではなく「サブウーファーのクロスオーバー周波数、ローパスフィルタの肩周波数」の設定がないかどうか、探してみてください。 そして、その周波数を一番高い周波数に設定してみてください。 遮断周波数が一定、などという乱暴なローパスフィルターは聴いたことがありませんので、必ずどこかに設定があるはずです。 解決策2: 根本解決にはならないかも知れませんが、もし解決策1が見つからなかった場合には、こんどはサブウーファー側のクロスオーバー周波数をできるだけ高めにとってみます。スイッチか、つまみか、分かりませんが周波数の設定がサブウーファーにもあるはずです。 音質を整える上で、クロス周波数の設定は極めて重要ですので、見つけたら色々といじってみてください。
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- cqw32653
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大変残念というか、随分と不自由なヘッドユニットなのですね。それでは特定のスピーカーの組み合わせでしか真価を発揮しないような気がしますね。 さて、とうとう最期の手段になりました。既にお試しになった手段です。 イクリプスのサブウーファー端子を使うのをやめましょう。 イクリプスの出力のうち、「フロント」の信号をサブウーファーにも供給します。 フロントチャンネルのスピーカー出力、あるいはLINE OUTからサブウーファーに接続してください。 (無いかも知れませんが)もしもイクリプスに「サブウーファー:なし」の設定がある場合は、サブウーファーなしに設定して出力してください。(いわゆるバスリダイレクションですね) せっかく端子があるのに納得がいかないかも知れませんが、これで一応解決はすると思います。
お礼
こんばんは。 サブウーファーのスイッチで、「サブウーファ:なし」は存在しました。ただこのモードを使うと、恐らくサブウーファーに出力されるべき 重低音が各スピーカーに分散されるようです。 ドアスピーカーとかで無理やり重低音を出されてしまってる感じ(しかも相当でかい音)なのでビビリ音が出てしまいます。 まったくこのカーナビの設計者は何を考えているのか理解に苦しみます。 教えてもらった方法も最終手段の一つと考えています。 長い期間、教えていただきありがとうございました。
- cqw32653
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>非常にふざけていることに、ローパスフィルタは固定であるということが分かりました。 そんなぁ…と思って、私もAVN7706HDという、類似と思われるモデルの仕様をWebで少し調べました。本当に無さそうですね。これは困りました。 このモデルは5.1ch出力を前提として作られているようで、そうするとサブウーファーのハイカットは120Hz固定である可能性が高く、そんなに低いクロスオーバーとはとても思えません。 もともとサブウーファーというものは存在を明らさまに感じられるような鳴らし方をするのではなく、存在には気付かず、しかし低音の量感は十分なように調整するのがコツと言われています。 それでは、次の解決策も試してみてください。 (a) イクリプスの設定の中に「スピーカーサイズ」の設定というのがあるはずです。そこに「スモール」という設定があるのならば、フロントスピーカーのサイズを「スモール」に設定してみてください。 これにより、低音の割り振りがサブウーファーに対して重くなります。クロスオーバーが「固定」ではなく「オート」とのことですので、これでハイカットフィルタの遮断周波数を変えられるかも知れません。 (b) それでもだめなら、かくなる上は他の5chのレベルを下げ、0.1ch(サブウーファー)のレベルだけを最大に設定して、相対的にサブウーファーを目立たせるしか手段がありません。 基板をいじるのは、上記を試してからにしてください。内部回路をいじるのは最期の手段です。
お礼
こんばんは! またまた詳しい説明をありがとうございます。 早速、教えていただいた内容をもとに検証してみました。 ところが、またイクリプスのふざけた仕様が発覚しました。 まずフロントスピーカーなのですが、ラージ固定なのです。 いじれるのは、センタースピーカーという項目と、リアスピーカーと いう項目だけなのです。 各スピーカーをそれぞれ微調整できるメニューはあるので、かなり 調整してみましたが、やはりどうもサブウーハー側も自動的に調整? されてしまうようで、思ったような音にはなりませんでした。 どうもこのイクリプスという機種は、サウンドに関して調整というの をかなり殺してしまってますね。 これはアンプを別で用意しなければならないかもしれません。 教えていただきありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しく書いていただき恐縮です。 アドバイス通り、早速、調べてみました。まずイクリプスというカーナビですが、 非常にふざけていることに、ローパスフィルタは固定であるということが分かりました。 マニュアル的な表現では、オート(自動)という表現になりますが、一切操作できません。 次にサブウハーを調べてみました。外側につまみなど一切見当たらない機種なので、中を 開けてみました。 つまみが一つ・・・いじってみましたが、ただのボリュームコントロールのようです。 周波数は、これもまた固定のようです。部品から推測するに、フィルムコンデンサーか、 クリスタルの部品で、決めてしまっているようです。 悲しいことに私の構成では、どうにもならないという事ですね。 ただ一つ試してみようかなと思っていることは、サブウハーの基盤が2枚に分かれていて、 一枚目の基盤が、いわゆるオペアンプ部分で重低音を作り出す回路、二枚目の基板が ただのパワーアンプという構成になっているようです。パワーアンプ側の配線で、入力と 思われる線に、手持ちのラジオの音声出力をつなげてみましたら、とてつもなくでかい音 で鳴りました。ただ重低音は一切ない、普通のでかい音でした。 オペアンプ部は一切使わず、パワーアンプ部に直接カーナビのローパスがかかっている LINEOUTを接続してみるとどうなるか?が興味のあるところです。 (予想:既にローパスのかかっている重低音のLINEOUTだからでかい重低音になる?) 週末にでも早速試してみようと思います。 どうもありがとうございました。