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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:スカイグループのマイレージの貯め方について)

スカイグループのマイレージの貯め方について

このQ&Aのポイント
  • スカイグループのマイレージを効率的に貯める方法や注意点について知りたい方へ
  • 現在の条件や目的に応じて、コンチネンタル航空とノースウエストのどちらのマイレージを利用すべきかについての質問
  • ノースウエストのマイレージを利用する場合のアップグレードに必要なマイル数や、コンチネンタルのマイルを使う場合のマイル数についての質問

質問者が選んだベストアンサー

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  • Umada
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回答No.1

ノースウエスト航空、コンチネンタル航空ともご存じの通り航空提携グループ"SKYTEAM"に加盟しています。同じグループ内でもマイレージプログラムの規程は一般には異なりますが、ノースウエストの"WorldPerks"とコンチネンタルの"OnePass"は比較的似通った設定になっています。 (1)WorldPerks/OnePassのいずれを選ぶかの判断は回答の最後で示します。まずは以下をざっとお読みください。 奥様ですが「WorldPerksには入会しているが、OnePassにはまだ入会していない」という理解でよいでしょうか。 搭乗した後からマイル加算の手続きを行うことを「事後加算」「事後登録」などと呼び、ほとんどのマイレージプログラムではそれが可能です。しかし入会前搭乗分まで遡れるかはプログラムによって規程が異なるので注意が必要です。 OnePassは「コンチネンタル便、コパ便搭乗分に限り入会前まで遡っての加算を認める。遡れる期間は6か月まで。ただし搭乗から30日以上過ぎて手続きをする場合、手数料25米ドルが必要」と規定しています。渡航されたのが先月(質問時点の11月から起算して)となると、本回答の時点で既に30日が経過していますので25米ドルは必要です。 http://www.continental.com/web/ja-JP/micro/contact/default.aspx WorldPerksは「入会前の搭乗分は一切加算不可」ですが、入会を済まされているならこの点の問題はありません。コンチネンタル便搭乗分であっても事後加算手続きによりマイルを貯めることができますし、手数料もかかりません。 お子様の分はWorldPerks/OnePassのいずれにも残念ながら加算できません。おそらくは幼児運賃(2歳未満)で搭乗されたのだと思いますが、幼児運賃はWorldPerks/OnePassとも加算対象外だからです。 http://www.nwa.com/jp/jp/freqfly/memrules/general.html http://www.continental.com/web/ja-JP/micro/onepass/rules/rules01.aspx (2)WorldPerksで貯めたマイルでコンチネンタル便のアップグレードを行う場合ですが、正規普通運賃からのアップグレードなら片道当たり15,000マイル、正規割引運賃からのアップグレードなら片道あたり30,000マイルです。往復ですと単純にその倍です。 以前は(3)のOnePassと同じ(12,500マイルと25,000マイル)だったのですが、2005年3月より変更されています。 http://www.nwa.com/jp/jp/freqfly/direct/charts/index.html https://webx25.nwa.com/jp/jp/freqfly/awdchgs.html#04 正規普通運賃はもちろんアップグレード対象です。正規割引運賃には対象のものと対象外のものとがあります。参考までにコンチネンタル便日本発正規割引運賃の場合、「フライライト超得3」のみアップグレード可で、値段の安い「フライライト超得2」「同 超得1」はアップグレード対象外です。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA008660/mileUG.html 幼児運賃・小児運賃はアップグレード対象運賃ではありません。質問者さんや奥様がアップグレードでビジネスクラスに搭乗されるなら、お子様の航空券はビジネスクラス幼児運賃で別途買うことになります。 (3)OnePassで貯めたマイルを使ってコンチネンタル便をアップグレードするのに必要なマイル数は(2)より少なく、正規普通運賃からのアップグレードなら片道当たり12,500マイル、正規割引運賃からなら片道あたり25,000マイルです。往復だと倍になるのは同じです。 http://www.continental.com/web/ja-JP/content/onepass/rewards/upgrade/charts/chart_4.aspx こちらも正規普通運賃なら問題なくアップグレード対象です。正規割引運賃の場合はWorldPerksのマイルでアップグレードする場合と異なり、下位カテゴリーのものでも追加料金を払えばマイルでのアップグレード対象になります。日本発運賃ですと「フライライト超得2」「同 超得1」がこれに該当します。上位カテゴリーの「フライライト超得3」は追加料金なしで、そのままアップグレード対象です。 http://www.continental.com/web/ja-JP/micro/pex/us/default.aspx http://www.continental.com/web/en-US/content/onepass/rewards/upgrade/default.aspx http://www.continental.com/web/en-US/content/onepass/rewards/upgrade/types.aspx こちらも幼児運賃はアップグレード対象運賃ではありません。ビジネスクラス幼児運賃の航空券を買うことになります。 (4)WorldPerks、OnePassとも加算対象運賃なら基本的に全ての航空券で搭乗区間マイルの100%(エコノミークラスの場合)を加算してくれます。よってWorldPerks、OnePassのどちらで貯めても同じです。 ただし世の中の全てのプログラムがそうなっているわけではありません。A航空のプログラムに貯めると100%の加算なのに、B航空のプログラムだと70%という例はしばしばみられることです。どれだけの割合で加算されるかは各航空会社(乗った側でなく、貯めるプログラムの会社)のWebサイトなどで調べられます。 (5)グループ内ということなら「否」です。SKYTEAMには例えば大韓航空も加盟していますが、同社のマイレージプログラム"Skypass"ですと、日本から韓国までのエコノミークラス往復特典航空券には3万5千マイルが必要です。これがWorldPerksなら2万マイルで足り、明らかに差異があります。 しかしWorldPerksとOnePassの二者間に限れば、必要マイル数は比較的似通っています。ノースウエストとコンチネンタルはSKYTEAMに加盟する以前に、デルタを含めた3社のみの提携を行っていた時期があり、その際に3社でプログラム内容(特典交換に必要マイル数、上級会員認定基準など)の擦り合わせを行ったためです。(その後各社ごとの改定があったため、(2)(3)の例のようにまた多少の差が生じています) (6)利用の条件は会社ごと(=プログラムごと)で異なりますし、方面別や時期別の細かい規程もあるのでここで全てを記すのは不可能です。以下では一般的な規則だけを記します。それ以上の詳細はご自身で各社のページを一読ください ・利用不可期間(ブラックアウト)を定めているプログラムはいくつかあります。ブラックアウトがないプログラムでも繁忙期には特典航空券やアップグレード向けの座席数が絞られます。 ただし「お盆の初めに海外発・お盆の終わりに日本発」であれば一般的な旅客の流れと逆ですから、ブラックアウトでない限り条件的にはそう悪くありません。 ・ブラックアウト期間は国や路線によって異なり、「お盆とゴールデンウィークは除外」といった一律の規程はありません。(盆やゴールデンウィークは日本独自の慣習ですし) ・いわゆる格安航空券(包括運賃)や、正規割引運賃でも割引率の高い航空券はアップグレード対象からたいてい除かれています。OnePassのように「正規割引の割引率の高い航空券でも、追加料金を払えばアップグレードできる」というのはかなり珍しい部類です。 ・「WorldPerksのマイルを使ってコンチネンタル便のアップグレード」は可能ですが、これは世界的には例外的な規程です。特典航空券で提携他社便に乗ることはできても、特典でアップグレードができるのは自社便のみというのが一般的です。 ・アップグレード用の座席数にも制限があります。ビジネスクラスに空席があってもアップグレードにOKが出るとは限りません。当然、有償で乗ってくれる客を優先するからです。ただし出発日が近付き、このままではビジネスクラスに空席がかなり発生しそうだと判断すると、少しずつ割り当てを増やすようです。 (7)「正規運賃(広義)」で一般の旅行者が利用するものは主に2種類あります。一つは「正規普通運賃」、もう一つは「正規割引運賃」です。 「正規普通運賃」は「普通運賃」「ノーマル」の言い方もあります。単に「正規運賃(狭義)」と呼ばれることもあります。 値段はとにかく高いのですがそれと引き換えに自由度も高くなっています。日時や便の変更は自在に行え、予約も空席のある限りは入ります。マイル引き換えでのアップグレードの対象から外されていることはまずありません。上の(2)(3)で述べたように、アップグレードに必要なマイル数が少なくて済む場合もあります。 さらに利用する航空会社も自由に選択・変更できます。例えばコンチネンタルで買った航空券でも、JAL便に振り替えてもらって乗るといったことが可能です。 「正規割引運賃」は航空会社が販売する割引運賃で「公示割引運賃」や"PEX"と呼ばれることもあります。大抵は「フライライト」や「ワールドバリュー」のように、航空会社ごとの愛称が付いています。格安航空券並みやそれ以上に安いものもあるので、これを利用する旅行者も多くなっています。 正規普通運賃と比べると、値段が安い分制約があります。代表的なものは「搭乗の○日前までに購入しなくてはならない」「購入後の変更は不可」「滞在できる日数に上限下限がある」などです。また乗りたい便に空席があっても、正規割引運賃向けの座席数配分がない場合は予約が入りません。(制約の内容は航空券の種別ごとに異なりますから、利用される場合は直接確認下さい) 正規割引運賃でのアップグレードの可否ですが、上で述べたように「正規割引運賃の中でも上位のカテゴリーのものなら可、下位カテゴリーのものは不可」と定められていることが多いです。 「格安航空券」は正式には「包括運賃」(Inclusive Tour運賃)といい、「正規普通運賃」「正規割引運賃」とは全く別の体系の運賃です。包括運賃はホテルなどと組み合わせてツアーとして売ることが前提となった割引運賃です。ただしこの規程は有名無実化しており、堂々と単独で売られているのが「格安航空券」です。 そもそもの存在からして航空会社では売られておらず発売元は全て旅行会社です。値段や利用条件は販売の旅行会社ごとに異なります。ただし制約は一般に厳しく、「購入後の変更は不可」「滞在できる日数に上限下限がある」「予約が入りにくい」「座席の事前指定ができない」「マイルの加算条件が悪い(全く加算されないこともある)」などの条件がつきます。 アップグレード対象の航空券からはほとんどの場合外されています。WorldPerks、OnePassでも対象外と明記されています。 【モデルケース】 質問者さんは既にWorldPerksで貯めておいでですので、アップグレードに必要なマイル数は少し多いもののそのまま継続するのがよいと思います。奥様については悩むところですが25米ドルの手数料を払ってもOnePassがよいと思います。お子様の分は貯められませんしアップグレードもできませんので、帰国の際にはビジネスクラス幼児運賃をご利用下さい。 またご質問で「正規料金」とおっしゃっているのは「正規普通運賃」と解釈して回答いたします。(正規割引運賃だとすると計算や方針が変わってきます) (A) OnePassで貯める OnePassは現在、入会ボーナスとして最初の搭乗に対し5,000マイルを出しています。これが結構大きいです。また上で述べたようにアップグレードに必要なマイル数がWorldPerksよりわずか少ないのも利いてきます。 成田NRT-ヒューストンIAH-アグアスカリエンテスAGUは片道で7359マイルほどですので、現時点で確保できているマイルは ・入会ボーナス 5,000 ・NRT-IAH-AGU 7,359 合計 12,359マイル です。入会前搭乗分加算手数料25米ドルはご負担下さい。 正規普通運賃からのアップグレード(12,500)には少しだけ足りませんが、各種のキャンペーンなどで補えます。例えば今ですとステートメント(実績報告書)を郵送でなくe-mailで受取るように登録することで500マイルもらえます。これで12,859マイルですから、2007年の一時帰国の往路か復路、どちらかをアップグレードできるでしょう。アップグレード後は359マイルが残ります。(質問者さんのアップグレードにはご自身のWorldPerksのマイルをお使い下さい) 一時帰国を終えアグアスカリエンテスに戻った時の残高は、359+7,359+7,359で15,077マイルに増えているはずです。これを本帰国の際のアップグレードに充てることができます。 OnePassにすると航空券の手配の上でも多少楽になります。ご旅行にはお子様が含まれるわけですが、幼児単独の航空券を買うことは当然ながらできません。 少なくとも奥様か質問者さんかどちらかのコンチネンタル便エコノミークラスの航空券を用意し、コンチネンタルにアップグレードの申込みを行い、OKが出たならビジネスクラス幼児運賃を買い足すという手順になるでしょう。OnePassならこれら一連の手続きがコンチネンタルだけで完結します。 これがWorldPerksですと、コンチネンタル便エコノミークラスの航空券を用意し、ノースウエストにアップグレードの申込みを行い、OKが出たならそれをコンチネンタルに示してビジネスクラス幼児運賃を買い足すという手順になり煩雑です。 ただしOnePassが相対的に楽だといっても、それなりに複雑な手配であることは間違いありませんので、事前にコンチネンタル航空に購入法・手配法を相談されるようお願いいたします。 (B) WorldPerksで貯める 奥様が現時点で貯められるのはNRT-IAH-AGU片道分の7,359マイルのみです。これでは使いようがないのですが、他人の口座にマイルを移行できる制度(トランスファーマイル)を使って質問者さんの口座に移行し、さらにあと数百マイルを掻き集めれば質問者さんの口座が30,000マイルになります。 これで2007年の一時帰国時、質問者さんと奥様2人分のアップグレードに充てられます。一時帰国でまた14,718マイル(往復、一人当たり)ほどが貯まりますから、あとはキャンペーンや現地での搭乗、ホテル滞在などで補って15,000まで積み増してください。そうすれば本帰国の際のアップグレードに充てられます。 ただし7,000マイルの移行には手数料が95米ドルかかりますので、(A)の25米ドルの方が安上がりとは言えます。 http://www.nwa.com/asia/jp/freqfly/transfer/index.html WorldPerksもキャンペーン類でボーナスマイルを大盤振る舞いすることが多いプログラムですので、うまく利用条件が合えばまとめて稼げます。同社のWebサイトをこまめにチェックするとよいでしょう。 ただ総じて言うならば、決定的なほどの差ではないにせよ奥様の分はOnePassで貯めた方がよいように感じます。

akupii
質問者

お礼

私のわかりにくい質問に,こんなに丁寧に回答してくださる方がいらっしゃるとは思いもしませんでした。特に,一般的なことだけでなく,モデルケースも示してくださったおかげで,マイルのシステムがよく分かり,疑問も不安もなくなりました。本当にありがとうございます。早速,コンチネンタルのマイルを貯める用意をしたいと思います。

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