- 締切済み
スーツのタック取り
こんにちは。 20代 会社員男です。 この前スーツを1着購入しました。 試着時には気づかなかったのですが、ツータックパンツでした。 なるべくタイトに着こなしたいと思っていたのですが、パンツが太くて、 タイトでは有りません。 おじさんが着ているように見えます。 せっかく購入したので、長く着たいです。 そこで、タックを取る(ツータック→ ノータックもしくはワンタック)にする方法はありますでしょうか? そして、パンツを全体細くできるのでしょうか。 可能であれば、それが出来るお店を教えてください。 東京在住です。 身長175・ウエスト94です。 体型はぽっちゃりしています。 もともとタイトなパンツはサイズがなかなかないのですが。。 カッコよく着たいので、ご意見よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
ニューヨークから失礼します。アメリカ人の上流階級、ビジネスエクゼクティブをメインに 服飾コンサルタント、カスタムクロージング (オーダーメイドはジャパニーズ イングリッシュで英語圏では通じない言葉で、一般にcustomと言います。)の販売を行っている者です。 少し前ですが、ほぼ同じようなご質問に 下記にてお答えをいたしました。質問者の方は どちらかと言えば 痩せ型とのことでした。 http://sanwa.okwave.jp/kotaeru.php3?q=2514996 実を言うと、プリーツ(タックのこと)を取ったパンツは、細めの人に足りない肉を与え、逆に太めの方のラインをすっきり見せる効果もあるのです。これはプリーツを取ることによって、フロントのクリース(前の折り目のこと)がベルトのすぐ下から降りてくることの視覚的効果にもよります。 ということで、本当に大切なことは パンツのカッティング、シルエットによるのですが、もし既製服を買われているのであれば、ご自分が満足出来るラインに出会うのはなかなか難しいかもしれません。この度のケースにおいては、先にアドバイスした方とは体型は異なるようですが、私としては、前のケースと同様に 外側のプリーツのみをとって、主たるプリーツ一本を残し、腰周りについてはあまり いじらず、その代わりに、ダブツキの原因と思われる、ヒザの上部と 場合によっては、裾巾も少々ツメテもらうと良いのでは、と考えます。 ヒザの上部からダブツキを取ることによって、今 日本で人気のある、 ヒザの位置を高めの位置に見せることによって、錯覚によって 足を少しでも長く見せることだ出来るからです。 但し、あなたがO脚気味、つまりややガニ股ならば あまりお薦めはしません。パンツを細身にすることによって、ガニ股が強調される場合があるからです。いずれにしても、お直し屋さんで、信頼のおける直しのセンスのいい方を見つけることです。 それから、もちろん購入したお店で 相談されることも選択枝に加えておいてください。 それから、東京在住とのことで、以前私が個人的に使ったことのある洋服直し屋のサイトを記しておきますの こちらも併せてご参照ください。 www.tsuzuki-y.co.jp/reform/reform03.html#10t www.ginnoito.com Tsuzukiは、”Alter-Inn"の名前で10数年ニューヨークのマンハッタンにてお直し専門店を営んでいたのですが、去年撤退してしまいました。 日本のお店については よく知りませんが、ニューヨークの方の技術レベルは高かったです。 ”銀の糸”については 可もなし、不可もなしで、お店の方の応対は丁寧でした。 一般に日本の技術者は、パンツの股下の長さとか、杓子定規な部分は悪くないのですが、肩や胸など 曲線と立体を多用した部分の直しについてはあまりセンスがありません。つまりヘタです。 あなたの場合、試着をしておきながら、その際にパンツがtwo pleats(タックもジャパニーズイングリッシュで、正しくはpleatsプリーツです。)であることに気が付かなかったのは少々残念でした。 今の日本を見ていると 誰もがピタピタの服を着ていますが、気をつけないと もしそのままローマやナポリにいったら、ゲイかチンピラに間違われかねません。ピタピタの服というのは、自分の身体を誇示したいというか、西洋においては、どちらかと言えば知的上流階級の着る服ではありません。 上流階級の着る服は、伝統的にドレープ(drape)と呼ばれる、上質の生地に出る独特の生地のゆとり加減が醸し出す、精神的なゆとりを表現したデザインのものが伝統的です。例として英国の チャールス皇太子のスーツ姿を良く見てください。 日本は 上流階級が上流階級らしくない服装をしている欧米から見たら大変面白い国です。 所詮 日本の流行など日本だけの話ですので、これだけ国際化が進んでいるのですから、インターナショナルに通用する着こなしを学習することはむしろ得策かと思います。 話は変わって、洋服試着時についてのアドバイスですが、土地の狭い日本は、スペースの点でとにかく貧乏臭く、つねに目の前で鏡を見せられてしまうのですが、これがいけません。正しいシルエットがまったくわからなくなってしまいます。実は、チェックの際 一番大切なことは、鏡に映った自分の姿を”他人の目線で見る”ことなのです。 そのためには、出来れば鏡から5メートルは離れたいです。 そうして ゆっくり60秒間上から順番に他人を見ているつもりで、自分の姿を見て見られるといいです。例えば流行りだかなんだか知りませんが、やたらと上着の肩の狭いものが、流行りだからということだけで、顔や頭の大きい人までみんな考えなしに着ているようですが、鏡を見た時に、洋服の肩幅が 最低自分の額の巾の三個分はあるかどうか、よくチェックしてみてください。 もしあなたが、例えば私のように 頭も顔も大きめなのであれば、3つボタンで 上のボタンまで止めれるものは、Vゾーンが狭くなり、余計顔を大きく見せてしまうことがありますのであまりお薦め出来ません。 逆に顔が小さく細面なタイプならば 今書いたことは忘れてください。(身長とウエストからすると、推測ですが、既製であれば日本のAB7サイズを着られておられるのかと思います。)それから、パンツのシルエットがゆったりしているからと言って、必ずしもおじさんぽく見える、というものでもありません。要は スーツの上着とスーツのパンツの一体感、全体のバランス、ハーモニーによります。 上着がゆったりめであれば、パンツもゆったりめ、逆に上着がタイトならば、パンツもタイトというのが定石です。 もし服を少しでも長い年数着たいということであれば、歴史的に正しいスタイルについて丁寧に勉強をして、それなりのテクニックを身につけていくことが、結局は一見遠回りのようで実は近道となるものなのではないでしょうか。
- lukehand
- ベストアンサー率57% (4/7)
ツータックを、ノータックにするのは可能です。 ですが、タックには生地が重なって余裕を生むものなので。 タックを無くすと、その余った生地を無くす処理をしなければなりません。 無くし方としては、後ろの腰の部分で直します。 タック一つで、1.5~2センチあるとして・・・。 ツータックですから、最低で6センチ詰める計算になります。 ここで、問題が発生します。 後ろの腰だけで詰めると、まずお尻のポケットが寄り過ぎてしまうのです。 これをしたとして、3000円から5000円。 渡りを詰めて、2000円前後。 裾幅を詰めて、2000円前後。 もろもろで、最低1万円の費用は掛かります。 そして、最大の問題点は・・・元々出来上がったディテールを パンツだけ変えて、お洒落なスーツになると思いますか? ジャケットを含めた、ディテールなのです。 これからに、生かす為に。 175センチのウエストを90までいけば、AB7でラインの綺麗なスーツに出会えます。 今月のメンズクラブにのその事が、乗ってますが。 例は、ワンタックをノータックにです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今持っているほかのスーツはAB7のものでした。 今回、BB6を選んでしまいましたが、今後はAB7という基準で選んでみます。 それと、身体を引き締めないと、と強く思いました。
お礼
アドバイスいただきありがとうございます。 やってみます。 助かりました。
補足
ご回答ありがとうございます。 プリーツを直すのは、やってみます。 ただ、ジャケットとの兼ね合いが問題だとご指摘を受けました。今回私のジャケットはBB6でした。 プリーツをとった場合、上下のバランスはうまく取れるかが心配です。