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ホテルカリフォルニア

つい最近、イーグルスのホテルカリフォルニアを知りました。 こんな名曲、初めてです。今までで一番ショックを受けました。 とにかく曲がいいです。そしてギターが綺麗に聞こえます。 こんなに美しいギターの音は初めてです。テクニックとかは 全くわかりませんが「ギターってこんなに綺麗な音なんだ」と 初めてショックを受けました。 このホテルカリフォルニアなどをウェストコーストミュージック というそうですがただ単にカリフォルニアが西海岸だからそう呼ぶのですか? 私には全くわかりませんがこのドライ??なギター音??というか 西海岸って西岸海洋性気候ですよね? 何と表現したらいいのかわかりませんがこのような さっぱり??した音楽をウェストコーストミュージックト呼ぶのでしょうか? もしよろしければこのウェストコーストミュージックっていう定義を教えてください。 あと、このホテルカリフォルニアで「ロックが変わった」といわれて いるみたいですが当時の時代背景などを知っていたら教えてください。

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noname#155689
noname#155689
回答No.3

ウェストコースト・ロックの定義に対する回答は既に出ていると思いますので 少々脇道に逸れた回答をさせて下さい。 私はロックが大好きですが、ロックを聴く装置であるオーディオも大好きです。 ところでオーディオの世界にも、ウェストコースト・サウンドとか イーストコースト・サウンドとか、ブリティッシュ・サウンドというのがあるんですよ。 ウェストコースト・サウンドと言うとオーディオ好きの方は まずJBLの音を思い浮かべる筈です。 イーストコースト・サウンドと言えば、かつてはアルテック 最近はBOSEを思い浮かべる人が多いと思います。 ブリティッシュ・サウンドといえば、タンノイやBBCのモニタースピーカー 最近はB&Wでしょうか。 オーディオにおけるウェストコースト・サウンドは カラッと明るくて、低音・高音のメリハリがはっきりした元気な音が特徴だといわれます。 これに対してイーストコースト・サウンドは ちょっと曇った感じで、穏やかで渋い大人っぽい音だといわれます。 なぜこのような特徴差が生まれたのか、定かなところは知らないのですが bizilakeさんのご指摘にある、気候の影響もあるだろうと思います。 他には、ウェストコーストが映画とともに発展した街であったことも大きいと思います。 映画に音楽は欠かせないということで 第二次世界大戦の終結後のウェストコーストでは映画音楽に対する需要が高まり ジャズ・ミュージシャンも数多く映画音楽に参加するようになります。 このようなミュージシャンはおもに白人で 彼らはクール・ジャズの流れを汲む洗練された演奏、明快なリズムを特徴とする 聴きやすいスタイルのジャズを発展させました。 これがウェスト・コースト・ジャズで、代表的なアーティストには スタン・ゲッツやアート・ペッパーなどがいます。 ウェスト・コースト・ジャズは、スウィングと同様 ジャズを一般民衆の間に広める役割は果たしましたが 創造性・アドリブ・パッション(熱情)といった要素に欠けていたことなどが影響して 急速に衰退していきました。 何でジャズの話をしてんだ!って感じですが ウェストコーストが映画産業の街であり ここを基盤にするミュージシャンはジャンルを問わず 芸術と産業の板ばさみに悩む傾向がある、というポイントを抑えて イーグルスの話に戻ります。 イーグルスはメンバー全員が曲をつくり、歌も歌え、高度な演奏力をもつ 実力派ミュージシャンの集団です。 言い方を変えれば、イーグルスというのは 当時アライサムレコードを立ち上げた敏腕プロデューサーである デビッド・ゲフィンによって「つくられた」バンドです。 イーグルスの各メンバーは、ウッドストックのちょっと後にデビューし 実力はあるといわれながらもあまり売れなかったバンドから 寄せ集められたミュージシャンたちなんです。 ウッドストックは説明するまでもないと思いますが ロック史上で欠かすことの出来ない1969年の伝説的イベントです。 つまり、ウッドストック・ムーブメントに乗り遅れ 商業目的でつくられたバンドでありながら最後までロックスピリットを捨てきれず 土臭さの抜けたカントリーロックとハードロックの間で 自分たちの方向性を定められないまま "We haven't had that spirit here since nineteen sixty-nine" なんて歌詞に自分たちの悩みをアイロニカルに込めた曲が大ヒットし アメリカン・ロックの最後の良心などと奉られてしまったことに困惑し そのプレッシャーに疲労困憊し結局解散してしまったバンドがイーグルスなんです。 そして、イーグルスの解散とは即ち ウッドストックから脈々と受け継がれてきたロックスピリットの 音楽産業システムに対する「敗北宣言」だといわれるのです。

noname#228930
質問者

お礼

ありがとうございます。 じっくりと読ませていただきました。 その当時のロックスピリットを感じたいです。 その当時にとても行ってみたい気分です。

その他の回答 (7)

  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.8

#2です。 >やっぱり多重でないと無理なのでしょうか という点ですが、実際はイーグルスはライブでもこれをやっています。もちろん完全に再現はしていないのでしょうが、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」同様、ダブルネック(12弦と6弦)のエレキギターを使って、しかも12弦の方にはカポタスト(音程を上げる道具ですが)を使ってやっています。かなりそれらしき聞こえます。私もこれ、コピーしたことがあるのですが、前半は12弦の音が必要で、後半は6弦の音なので、ちょっと工夫が必要なのですが(ダブルネックを持っていない場合)。

noname#70673
noname#70673
回答No.7

お邪魔します。数々の回答者の書き込みをみていたら、思わず懐かしくて何か書き込みたくなりました。回答になっていないかも知れませんが。 この曲を初めて聞いたのは20年以上前、中2か3くらいの時でした。当時ギターをかじっていたものならみんなこのイントロをコピーしてました。ギター雑誌にも楽譜が載ってましたし。私も同じくこれにはまりました。ギターをかじっていたものなら、この曲とツェッペリンの「天国への階段」はみんな演ってましたね。 大学時代はイーグルスコピーバンドをやっていて、他の曲も演りましたが、毎回この曲は演奏しました。(イーグルスを演奏していて、この曲を演らないと観客からブーイングが来ました)うろ覚えですがレコーディングではジョーウォルシュとドンフェルダーの二人で、10本以上のギターを多重録音していたかと(?すいません本当にうろ覚えで)これをバンドでギター2人でやった時はたいへん苦労しましたが。 質問者の方はギターに興味が有りますでしょうか?イントロのところはスリーフィンガーが出来ればコード進行などは難しくない曲なので、是非トライされてみては?お友達と二人で2本のギターで演奏すると、きっと鳥肌が立つと思いますよ。 名曲なので楽譜を入手するのもさほど困難ではないと思います。 最後になりますが、今もカーオーディオにはイーグルスのベストが入っており、よく聞きますが、イーグルスの中ではこの曲が一番のお気に入りです。

noname#228930
質問者

お礼

多重録音なんですか。すごい音ですよね。 やっぱり多重でないと無理なのでしょうか。

noname#86756
noname#86756
回答No.6

「ホテル・カリフォルニア」確かに名曲です。イーグルスの他の曲は聴かれましたか?この曲のようなのが他にもあると思っていると痛い目にあいます。そうなんです、この曲はイーグルスのなかでホントーに特殊な曲なんです。まぁ私は他にも好きな曲があって良かったですが、この曲から迂闊にイーグルスに入っていくとガッカリする人も多いと思いましたので、回答ではありませんが投稿させて頂きました。余計なお世話だったかもしれませんね、ごめんなさい。

noname#228930
質問者

お礼

さっそく買って聞いております。(笑) テークイットイージーを聞いて 「おー、これってイーグルスのだったのかぁ。」と 新たな発見にまたまた感激しました。

  • Bflat
  • ベストアンサー率24% (6/25)
回答No.5

当時はウェストコースト・サウンドなんて表現していた気がします。 大雑把に言うと、カントリーミュージックから田舎っぽい部分を抜いて親しみやすいメロディを取り入れ、フォークミュージックのアコースティックな音の要素を加えて、高音のきれいなコーラスが乗っかっていて。気楽に行こうよっていう精神が共有されていた気がします。決して批判的に書いているつもりはありません。自分も好きですから。 ホテルカリフォルニアでのエレクトリックギターはジョー・ウォルシュとドン・フェルダーという2名のギターリストの計算された見事なアンサンブルですよね。フェンダーのアンプを使用して非常に粘り気のある歪み音にうねるフェイザーエフェクトを上品に使ってます。蛇足ですが、当時ロックギター少年の間ではジョー・ウォルシュのギターサウンドを"粘りの納豆ギター"なんていってましたっけ。

noname#228930
質問者

お礼

そうですね、粘りというか。 アンプといい職人の奏でる音ですね。 今でもこういう音が出せるミュージシャンがいたら聞きたいです。

  • mac005
  • ベストアンサー率40% (110/274)
回答No.4

こんにちは。 ウェストコーストミュージックの定義には詳しくないのですが、あのギターの音が気に入られたということで一言。 あれは(ご存知か知れませんけれど)12弦ギターなんですよね。独特の音色ですよね。 私も大好きな一曲です。

noname#228930
質問者

お礼

12弦ギターなんですか。 初めて知りました。すごい音色です。感激しました。

  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.2

ここを見て下さいな。 http://www02.so-net.ne.jp/%7Em-sasaki/ ウェスト・コースト・ロック、といった方が一般的かもしれません。 1960年代から1970年代半ばにかけて、アメリカ西海岸の特にロスアンジェルスあたりで盛んになった、ロックの流れなのですが。 ロックというものはそもそもが黒人音楽たるR&Bのことなのですが、そこから変化してプログレとかウェストコーストとか、およそブルース臭のない音楽も生まれてきました。 通常ウェストコースト・ロックといわれているのはリンク先にもあるようにアメリカ西海岸、特にL.A.の、ブルース臭のない、またあまりギターを歪ませない、アメリカン・フォークミュージックの流れとの中間領域にあるような音楽をいうようです。 実際。ザ・バーズなんてのは例えばボブ・ディラン(フォーク・シンガーですね、当時は)の曲「Mr.タンブリンマン」なんてのをやってますし、また「シンガー・ソングライター」系の連中も広い意味で「ウェストコースト・ミュージック」に入ると思うのですが、たとえば「ジェームス・テイラー」なんかギター一本で歌ってたりするわけで。 音楽的には、1960年代後半のロックの多様化と、社会変革と結びつくロックみたいなのがあって、社会変革の面では「70年くらいまで世の中を変える動きとロックも連動したりもしていたが、世の中はあまり変わらなかった、しかし中心的問題であるベトナム戦争はともかくも終わった」という状況、またブルース的な音楽に対して、白人独自のアイデンティティーを求める、というようなこともあったのではないかと思います。 そういう白人の音楽としての「ウェストコースト」が、社会状況から行き着いた一つの場所が「ホテル・カリフォルニア」だったのでしょう。 (むろん、そういう時代閉塞みたいなのとたたかう、という流れ、特にニール・ヤングとかのようなのもあり、イーグルスの場合、なのですが)

noname#228930
質問者

お礼

いろいろ見させていただきました。 昔のロックって芸術というか文化というかとても影響力があったんですね。 当時リアルタイムに聞いてた人たちがうらやましいです。

  • t78abyrf9c
  • ベストアンサー率47% (3029/6402)
回答No.1
noname#228930
質問者

お礼

ありがとうございます。 全部参照させていただきました。

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