- ベストアンサー
寒い地域でのエアコン暖房について
秋田県に住んでおります。高気密住宅なのですが、エアコン暖房を考えております。部屋の大きさは7畳です。冬場に強そうなエアコンもあるみたいですが、どなたか寒冷地にお住まいで、エアコン暖房をされている方、情報をお願いします。ちなみに寒い時でマイナス10度近くになります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは 次のようなご説明ではいかがでしょう。 ポイントはずばり、「-10度ではだめです」。 もちろん、製品の種類や経過年数、外気温の変動状況等により差はありますが、私の経験では、外気温がー5度くらいになると、「室外機が冷えすぎたのでチョッとお待ちください」との警報ランプが点灯して運転が休止してしまいます。 ご存知かも知れませんが、エアコンでの暖房では、フロンなどの蒸発しやすい液体の入った金属管内をポンプで減圧(吸引)すると、かなりの低温でも沸騰(蒸発)する特性を利用して、無理やり「気化熱」を奪い、これを集めて(圧縮して)暖房します。(理論そのものは本当はかなり複雑) 金属管(室外機)に吹き付ける外気が0度でも蒸発は可能で、室外機からは-3度くらいの、より冷えた空気が出て来るし、金属管内で蒸発したガスさえあれば圧縮して液体に戻す際に熱が出るので室内は20度にも暖めることができる・・・という運転です。 どの程度の気温でも蒸発するかは液体の種類や減圧の程度にもよりますが、とにかく「蒸発しなければだめ」です。この点で、良いデータはないのですが、概ね次のように言えるでしょう ○ 外気温が0度以上・・・室外機内の金属配管に外気を常に吹き付けていれば、管自体もー5度くらい以上で安定し、暖房機能の連続運転が可能 ○ 外気温がー5度~0度・・・一応、暖房の運転が可能だが、金属管は蒸発熱吸収でたびたびー5度以下になるため、一旦運転(蒸発)を休止し、金属管が-5度以上まで温まるのを待つハメになる。 ○ 外気温がー5度以下・・・いくら外気をさらしても金属管が-5度以上にならず(当たり前か・・・)液体が蒸発しないので、暖房運転ができない(室内をどの程度暖めるかとの問題でなく、動かない) さてさて、いかがでしょうか。 当然、製品により性能の違いがある(極端な話、目的は逆ながら同じ原理で動いている冷凍室は-20度だって動いている)ですので、家電店などで相談の価値はありますが、少々悲観的な覚悟で行ったほうがよいでしょう。 お役に立てば幸いです。
その他の回答 (2)
- bell206
- ベストアンサー率20% (1/5)
訂正です。室外機のプラスチックがとけるのではなくて室内機のプラスチックでした。ごめんなさい。
- bell206
- ベストアンサー率20% (1/5)
寒冷地には 住んでいませんが エアコンの暖房はもうひとつです。 乱暴な言い方ですが簡単に言うと冷房の場合 室外温度が30℃だとすると5℃も下がれば快適ですよね ところが 暖房の場合 室外温度が-10℃で快適な温度にするには30℃は上げなければいけません。これはちょっと無理があります。エアコンの冷房というのは 室内機が冷たくて 室外機が熱くなります。暖房はこれを反対にするだけなのです。 冷房の場合 冷たくなった室内機の冷却フィンに露がつきドレンとして水が排出されます。暖房は室外機が冷たくなって露がつくのですが これが凍ります。凍ると効率が悪くなるので 融かしながら運転するのですが(ホットキープ)これがまた 効率を落とします。 燃焼系の暖房の熱源は何千度にもなりますよね。エアコンではそんな温度では室外機のプラスチックがとけてしまいます。たいして熱くはならないんですよ。ということで寒冷地ではエアコンの暖房はお勧めできませんね。
補足
回答ありがとうございます。室外温度が-10℃ですが、室内温度は10℃から14℃位はあります。従いまして10℃程度あげればいいということになるかと思います。10℃程度も上げる事ができないのでしょうか?