こんにちは。
高校でバリトンサックスを3年間、たまにテナーを持ち替えでやりました。
ソプラノ、アルト、テナーは主にメロディをやりますので、音さえ出ればそこそこ面白いと思います。
ソプラノやソプラニーノはフルートみたく、高い音域で飾りみたいに使う場合も多いです。
バリトンはちょっと違って、メロディらしきものはたまにしか出てきません。
ほとんどバス(チューバやバストロンボーン)と同じような感じです。
太鼓と同じような事してる時も多いですが、バスというのは和音の基本の音と拍子を作るので、演奏全体の基本的な部分があり、この楽しみを知ってしまうと結構面白い物になります。
逆にちゃんとした音程が出せず、リズムが正確に取れない人がやると悲惨です。
口にくわえるマウスピースという物に竹みたいな物でできたヘラのようなリードという物をつけて吹くのですが、下の歯に下唇を被せてリードに押し付けるので、最初は下唇の内側が血豆状態になる人もいます。
少なくとも歯型は確実につきます。(笑:慣れてくるとつかなくなります。)
小さい楽器の方がリードが小さいく硬い為、力が要るので口はきついですが、息の量は少なくて済みます。
ソプラニーノ→ソプラノ→アルト→テナー→バリトン→バス、という順に口は楽になりますが、息が沢山必要になります。
この中でソプラニーノとソプラノ、バスの楽器を備えてる学校はほかなり少ないでしょう。
バリトンサックスは大きいので、姿勢が前かがみになると楽器を持つのが大変になります。
人気から言えば、プロならテナー、アマチュアではアルトでしょう。
アマチュアは楽器を置く場所にも困るので、大きい楽器を持つ人はあまりいません。
私はバリトンを長くやったせいか、サックスならバリトンが大好きです。苦労した楽器ですしね。
こんな事が聞きたいって具体的にあったら補足でどうぞ。判る範囲でお答えします。