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弁護側の証人について
小泉喜美子の弁護側の証人について質問します。 この作品の中でびっくりするようなトリックが 仕掛けてあると聞いたのですが、読んでみたところ 特にびっくりできませんでした。 具体的にどの部分に驚きがあるのでしょうか?
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ひょっとして、最初に解説から読みませんでしたか? もしそうなら、そこでこの作品のトリックを(無意識に)割られていると思います。 詳しく書くと、未読の人の楽しみを奪ってしまうことになるのですが、おそらく、あなたが、最初から「正しい被告」を想像して読んでしまったからトリックに引っかからなかったのだと思います。 この作品の最大のトリックは、主人公が誰の無実を晴らそうとしているか、ということです。それを読者が間違って解釈するところから、最後の最後で真犯人と被告の正体が明かされる際に驚きが出るわけです。 本のあらすじ紹介などでも、この作品のトリックを(全くトリックだと意識せずに)明かしてしまって、単なるサスペンスものだと書いているものも多いですね。 URLは、ある読者の感想文です。この文で、何がトリックかということを想像されるのもよろしいかと。
お礼
そういうことだったんですか! ご指摘のとおり、想像してしまったためだった んですね。 ありがとうございました。