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ウレタンクリア塗装の注意事項
- ウレタンクリア塗装時に注意すべきこととは
- ウレタンクリア塗装時に使用するエアブラシの洗浄方法について
- ウレタンクリア塗装のコツ(吹きつけ濃度・塗膜の目安)について
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レスがつきませんね。とりあえず。 希釈は専用ウレタンシンナー。洗浄は、ラッカーシンナーでOK(グンゼのプラ系は お勧めしない、本当のラッカーシンナー)シンナーの強さの順は ウレタン、ラッカー、プララッカー、エナメルです。単純には、上位互換です。 まず、これらのシンナーはプラを犯します。プラカラーで、保護されている必要があります(全塗装済み) 濃度は、ガンエアー圧によりますが、A/B混合後 3-4倍くらいでしょう。揮発成分が少ないですから、塗膜は厚いです。ラッカー(1液型)の2-3倍と思ってください。 最大の注意点は、乾燥後の、2度吹きは出来ない。と思ってください。(たとえば、塗り残したところがあるので、また、吹き付けを行う です) 理由は、ウレタン膜に斑がある(一部つやが無い、だから、もう一度吹きたい)とします。で、コーティングされているところに、再度シンナーが かぶさります。完全コーティングの部分は、シンナーが 一液ラッカーまで、達しません(固まったウレタンは溶けませんから)。 でも、ピンホールのある(斑のある)部分は、そのピンホールから、シンナーがラッカー層に達します。ラッカーはシンナーを吸って、膨張しますが、その上の、ウレタンは、溶けずに、動いてくれません。その結果、塗装面が、シワシワになります。(ばけ学的には正確ではありませんが、一番納得しやすい) 一液型塗料に、2液型塗料の上塗りの問題点はこれです。 同じように、補修も効きません、ウレタンを一部剥いで、カラー(ラッカー)を塗る。これは、ウレタン層の上にカラーを乗せることで、問題点は、食いつきが悪いことだけの欠点ですが(ペーパーで傷が付いているので、それほどでもないですが、まったくペーパー作業無しなら問題)、その上にウレタンクリヤー乗せると、ウレタンが、ところどころ残っているところに、同じ問題が生じます。 結果、一度に吹くと、垂れるのがいやなら、生乾きのうちに、2度吹きする必要があります。 一度に、満遍なく、垂れずに、厚塗りするテクニック、もしくは、生状態での 2度塗りか。選ぶ必要があります。 理想的には、まず、仕上げペーパーで色が飛ぶようなところを、吹いて、その後、全面塗装がいいでしょう。と膜が厚いですから、これで、十分なはずです。
お礼
レスがつきましたね(笑) ご丁寧な回答ありがとうございました。 参考になりました。 質問の後、個人的にホビーショップの方に質問をして エアーブラシのメンテナンスはクレオスのツールクリーナー (黒・赤ラベル?)で念入りに行いました。 ご指導通り1度塗りで済ませ現在は硬化待ちの状態です。 久しぶりのプラモデル作成、初めてのエアブラシ塗装は 散々なものでしたが、塗料の種類や製作のコツなどを学べば 学ぶほど奥の深いものだと実感しています。 またひとつ勉強になったということで20pt差し上げたいと思います。