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「パッション」の演出効果について
「パッション」を見ました。後半の方は、キリストをひたすら肉体的に痛めつける場面が延々と続きました。同じ痛めつけ画面が延々と続き、しかも、時々スローモーションで痛めるので、見るに耐えなくなり、途中から早送りで見ていました。しかし、それにもかかわず、あまり画面に変化がありませんでした。 それで、質問です。 質問1: この映画は、どこの国で製作されたものですか?しゃべっている言葉が、英語ではなかったです。 質問2: キリストを肉体的に痛めつける場面があのように長時間続ける演出的意味は何でしょうか?
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こんにちは パッションはアメリカ・イタリアの合同制作です。 ですが、登場する言語はアラム語、ラテン語、ヘブライ語など当時の人々が使っていたものです。 痛めつけるシーンの連続の意味は >見るに耐えなくなり、途中から早送りで見ていました。 これもひとつの答えかと。
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質問1の答えはもう出ていますね。 質問2: メル曰く、「キリストの受難はこの映画のシーンどころじゃなかった」。よっぽど強く受難を表現したかったのでしょうね。人々に少しでもキリストの受けた暴力を分かってもらおうとしたのでしょうが、いくらなんでも長ったらしかったですね。でもこのシーンが強烈だと言うことでアメリカではかなりの観客を動員したのですよ。と言うとなると、この演出の意味は「映画を売るポイント」ということが大きいですね。人は残酷なもので、恐ろしいほど暴力のある映画の方が売れるんですよね。
お礼
確かに強烈な印象がイヤでも残ります。 こうまでして人類を救おうとしたのかと気の毒にもなりますが、もう映画が終った後で、手に穴の開いたまま、でも、さわやかに立ち上がって歩いて行くところは、なかなか感動的でした。 ご回答ありがとうございました。
- swargal
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原題は「キリストの受難」(THE PASSION OF THE CHRIST)ですよね。一番描きたかったのは受難のシーンではなかったかと思います。 聖書は逮捕から処刑までを淡々と書いています。小生カトリックですが、復活祭(イースター)の直前、「十字架の道行」という祈りがあります。有罪判決を受けてから埋葬されるまでの経緯を14の場面に分けて、それぞれのシーンでイエスの苦難を偲びつつ祈るものです。決まった祈りの文句があるのですが、想像力を働かせながら祈るわけです。 映画はその想像を大きく上回りました。受難とはこんなにも残酷で辛いものなのかと問われた気がします。ギブソン監督は敬虔なクリスチャンだそうですが、その問いを発したかったのではないでしょうか。
お礼
わかりました。ありがとうございました。
- univa87
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たしかメル・ギブソンが制作総指揮をしたとのことでしたよね。それと、若干違う点もあるということですがかなり聖書の記述に基づいた描写を目指したと聞いています。言葉も古代○○語みたいな当時の言葉を再現したとか。あまり答えになっていなくてすみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 わざわざ当時の言葉を使ったというのは、すごいですね。俳優も大変ですね。世界中全て字幕付きになるんでしょうか。