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法学部(在・卒)の方に質問です

法学部に在籍あるいは卒業された方に質問です。 法学概論・憲・民・刑・商・両訴・行政法以外の講義(専門科目)で、取って良かったのは何の講義だったでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.7

#4です。 >法社会学は取ってます。私的には面白い講義です。 なぜこのことを質問文中に明示しておいて頂かなかったのでしょうか。それなら、私は法社会学に関して全く触れずに別のアドバイスができたことでしょう。せっかく時間と労力を費やして書いたことが全くの無駄になってしまったという感を禁じ得ません。大きな徒労感だけしか残っていません。大変残念なことです。 >法制史やら法哲学やらローマ法やら、実定法以外の講義ばかりに興味があって困っています。 その方面に関心があるということは将来研究者になりたいのでしょうか。学者であればそれらはもう必須と言ってもいいでしょう。それと語学力、正確に言うと法律の本を原書で辞書なしで読めるレベルのものですね。これがないと学者はおろかまず大学院にすら進学できません。言語は英語だけでは不十分です。ドイツ語かフランス語、両方できれば言うことありません。 もし将来学者になる気がなく、例えば法曹三者(裁判官、検事、弁護士)や、企業内の法務・知財部門に勤めるいわゆるパラ・リーガルと呼ばれる人、これらを総称して法曹実務家という言い方をすることもありますが、法曹実務家になりたいのなら、こうした分野は、やっても無駄にはならないけれど、はっきり言って役には立ちません。例えばロー・スクールの入試や司法試験にこうした分野から問題が出題されるかということを考えればよく分かると思います。もっと実務的な分野を勉強しておくことをお勧めします。 既に挙がっていますが、知財関連や、独禁法(私はこの法律が未だにサッパリ理解できません)や証取法を初めとする経済法、さらには租税法などの行政法各論と呼ばれる分野は実務上も非常に有益です。また、最近はIT関連での法律も目覚しく進歩してきていますが、これらは単に法律の知識だけでは太刀打ちできず、IT関連の深い知識も必要とされます。先日の日経新聞にも載っていましたが、中小規模の法律事務所では、最近、こうした専門分野に特化した事務所が現れているそうです。例えばIT分野を得意とする事務所、とか、M&Aを得意とする事務所、などです。 また、一口に知財関連といってもそのカバーする領域は非常に広いものです。著作権はその入口とも言えるもので、その他特許、商標、意匠、ソフトウェア…、法律も著作権法、特許法、不正競争防止法など挙げていけば書ききれないほどです。 なお、租税法は先ほど行政法各論と言いましたが、では行政法総論だけやっていれば理解できるかというとそれだけでは不十分で、簿記や会計学の知識が必要です。さらには租税法もまた税法の総論とも言うべきもので、これだけでは実務上不十分です。そこからさらに所得税法、法人税法、相続税法と呼ばれるいわゆる税法三法を初め消費税法など様々な法律が存在しています。 要は将来どういう職業に就きたいのかで自ずと何の科目が自分にとって有益なのかが決まってくるのであって、まずそれを決めることが先決だと思います。もっとも実務家になっても趣味で法哲学を勉強する、というのも幅広い人間形成の上では大いに役に立つと思います。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 説明不足でご迷惑をおかけして申し訳ございません。 私の履修に関わらず、皆様のご意見を伺いたかったのです。 社会に出られてからの学部の講義についての俯瞰は、現在在学中の私には実感できない事なので#4のご回答はとても参考になりました。 先日、やはり子どもの頃の夢だった法曹を目指す決意をしたところです。 試験科目以外の講義も、#7さんのアドバイスを参考にしてじっくり検討してみます。 教養の陶冶という意味で法哲学やローマ法などにも興味があるのですが、皆さんにアドバイス頂いた知財法と租税法・労働法もよく考えて見ます。

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その他の回答 (6)

  • Hossi-
  • ベストアンサー率24% (145/584)
回答No.6

私の場合単純に興味という点ですが、法制史です。律令のころからの法律制度に関しての講義でした。歴史も好きなのでかなりおもしろかったです。 後は社会学ですね。実際に生きていて役に立つ内容が多くて今でも役にたちます。トリビア的な話が好きな先生だったのでその辺も含めて(笑) 法律ではないですが、教職がらみでとった経済学の授業が教職につかなくても案外役に立つことが最近わかりました。 私は専ら刑法にはまって刑事がらみの授業ばっかりとってたのでもっと広い分野を勉強すればよかったと思ってます(汗)

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 日本法制史ですね。一般には人気薄い講義ですが私は興味あります。 経済学ですか。経済原論とかちょっと敬遠してたんですが、考えてみようと思います。

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回答No.5

こんにちは。 それらの実定法科目以外で 法律学のなかだと、 法哲学、法社会学、(日本と西洋の)法制史、社会保障法、租税法、労働法でした。 政治学・行政学分野も いくつか取っていましたが、 対象領域の限界がなくて、 論者によって枠組みや視点がちがってさまざまで、 法律学とはまた違った興味が出てきて、 新鮮でした。 自分が妙に気にかかっていたことが 意外と法律学とつながっていたりして、 おもしろかったです。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 法社会学は今取っているので来年は法哲学を取ろうかと思っています。 政治分野ですか。それも考えて見ます。

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回答No.4

「取って良かった」でなく「取っときゃ良かったなあ」なのが「法社会学」ですね。私ももう卒業して20年弱になりますし、一時期会社で法務というセクションに在籍していたことがあります。 会社法や労働法は、はっきり言って学生時代に勉強していても砂を噛む様な思いしかしないだろうと思いますが、社会人になれば実務上必須ですから勉強がはかどります。むしろ社会人になって、実務をやりながら勉強した方が吸収度も高いんじゃないかと思います。 ただ、実定法や手続法(訴訟法)は社会人になってからでも学べますが、できないのが「法社会学」です。 もしかしたらゼミの教授や先輩から言われているのでご存知かもしれませんが、私の場合も「実定法(手続法含む)と法社会学は車の両輪のようなもので、両方やらないといけない」というようなことを言われたことがあります。ただ、当時の私は「法社会学」には全く興味がなかったのでやりませんでした。 しかし、実定法や手続法は、ともすれば理論中心に走りがちで、実社会との乖離を嫌でも感じます。簡単に言えば、法律はそもそも社会の中に存立基盤がある筈であるにも関わらず、理論的な体系や理論的整合性を求めるあまり、社会とはかけ離れた議論をしがちになり、常識から外れる様な思考プロセスや結論を導くことがないこともない、ということです。 やはり実社会との接点をつないでおくという意味で、「法社会学」はやっておくべきであった、と、後悔していましすし、それは学生時代にしかできない学問です。こう言うと語弊があるかもしれませんが、他の科目は社会人になってからでも遅くはありません。もっとも会社法や労働法を、砂を噛む様な思いで勉強することが無意味だと言っているのではありません。学生時代に基礎的な知識を蓄えておくことは、それなりに有意義なことだからです。 ただ、質問者さんはそれらはやるという前提で質問されていますので、それ以外でやるなら、ということでお答えしました。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 法社会学は取ってます。私的には面白い講義です。 法制史やら法哲学やらローマ法やら、実定法以外の講義ばかりに興味があって困っています。

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回答No.3

卒業してもう随分経ちました。役には立たないでしょうが。。。 「知的財産法」は、法律に進むとか関係なく、知識としても得るものがありました。偽ブランド品とかソフトの違法コピーとか身近にあることですから。オークション関係でもよく問題になりますし。 「労働法」は、社会に出て勤めるなら知っていた方が良いかもしれません。会社には就業規則が必ずありますので、労働法を勉強しておくといいです。ただ自分も厳しい先生だったので、一度落としてしまいました。必修科目だったので困っていたところ、翌年は別の先生に代わってなんとか卒業出来ました。在学中よりも卒業後の方が身近に感じる法律です。 それと、「法医学」という講義がありました。毎回、死体現場や殺害された人のスライドを見たりで、講義の最初の頃は気分が悪くなる人続出でした。本物のシーンばかり見てるとだんだん慣れるもので、一時期はホラー映画とか作り物では恐怖を感じなくなっていました(笑)。先生で超有名な方でよくテレビで見かけます。4年生で毎回かかさず講義に出たのはこの講義だけでした。テストも○×問題が100問でビックリでした。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 知財法と労働法はやはりオススメなのですね。 法医学ですか。ちょっと引きそうですけど受けてみたい講義ですね。 これは私の通っている大学にはないようです。

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回答No.2

おや、歴史カテの有名人zzz33301氏ですね。こんばんわ。 私が在学中だったのはもう10+α年前ですが、当時学んだ著作権法(最近は知的財産法とか知的所有権法とか言ってますか?)の基本が、今役にたってます。 それと労働法。法学部の学生と言っても法曹関係に進むのは本当に少数で、残りは公務員か会社員になるのですから、労働法は学んでおいて損はないですよ。 参考になれば幸いです。

noname#30350
質問者

お礼

こんばんは、 歴史カテでは妙な質問をたくさんしているせいか、悪名が跋扈している様で汗顔の至りです。 著作権法ですね。ITの普及で近時ますます重要な分野なのでしょうか。うちの大学では知的財産法というみたいです。 労働法は著名な先生がいるんですが単位厳しそうです(TT)

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  • merlionXX
  • ベストアンサー率48% (1930/4007)
回答No.1

面白かったのは国際公法ですが、卒業後、やってて良かったと思ったのは経済法(独禁法等)です。 ゼミもこれだったのですが、会社に入ってからこれがとても結構役立ちました。 まあ、人にもよるでしょうから「自信なし」にしておきますが。

noname#30350
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 国際公法が面白かったのですね。 卒業後、役立ったのは経済法なのですね。

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