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ヴィヴァルディの四季
こんにちは。 ビバルディの<四季>ですが、これってチェンバロも編成に入っていますよね? 市販のCDなどは、もちろんチェンバロ入りだと思いますが、普通の演奏会の時も、必ずチェンバロは入っているモノなのでしょうか?チェンバロ奏者ってあんまりいないと思うので。ヴァイオリンとかで代用できるんでしょうか?
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>これってチェンバロも編成に入っていますよね? はい。四季に限らずヘンデルやバッハなどバロック時代の合奏には通奏低音(そんなに音域が低い訳ではありませんが)としてチェンバロを加えるのが一般的です。 >普通の演奏会の時も、必ずチェンバロは入っているモノなのでしょうか? 一般的なバロックの演奏で、プロのコンサートならチェンバロを入れますね。アマチュアの場合は代表者やピアノ奏者が楽器を買って演奏に加える事もありまが、チェンバロを加えないとバロック音楽が成り立たないかというとそうでもないので加えられないままに合奏するケースがあり、プロのCDでもわざわざ加えない事もあります(主張があるのでしょう)。 >チェンバロ奏者ってあんまりいないと思うので。ヴァイオリンとかで代用できるんでしょうか? 出来ません。ピアノでさえ雰囲気が異なるのでチェンバロの代用はしません。でもチェンバロの演奏はピアノ奏者が担当します。仰るとおりチェンバロ専門の奏者はほとんど居ないと思います。(同じ鍵盤楽器なのですがタッチもキーの幅もかなり違うのでピアニストがいきなりステージで演奏する事は困難で、ある程度慣れる必要があります)
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- viva_chiru
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すでに回答されている方のお答えに補足します。 チェンバロ奏者は日本でも案外おります。 チェンバロという楽器は、非常に湿度変化と温度変化に弱い楽器なので、自分で保有して、演奏会場まで運搬して、現場で組み立てて、自分で調律(チューニング)することが多いですよ。なかには、自分でチェンバロを制作して、演奏もするという人もいます。 また、ピアノが弾けるからチェンバロも同じ鍵盤楽器なので弾けるかというと、そう簡単には言えません。というのも、ピアノは鍵盤を叩くように演奏しますが(打鍵力が必要)、チェンバロは打鍵力は必要ありません。 チェンバロ奏者に必要なのは、バロック時代の作品に多い即興部分を自分なりにどう組み立てるかという「即興力」が問われます。つまり、バロック時代の作品は、「この部分は演奏者にお任せ」という部分があって、ジャズのようにセッションする部分があります。これは、楽譜通りに演奏することが基本となるピアノ奏者にはできない「技」です。 そういう意味では、ヴァイオリンで代用というのは無理ですが、オルガン奏者も「即興力」が求められるので、オルガン奏者がチェンバロ奏者を兼ねるということは、ときどき見かけますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、とてもデリケートな楽器なのですね。多湿の日本では、保管だけでも大変そう…。 「即興力」のお話、納得です。現在のピアノ奏者はなかなかしないですもんね。昔の大作曲家さん達は即興で名曲を作ったとか、いろいろ逸話がありますが、本番の演奏も含めて、そういう環境の時代だったということですね。勉強になりました。
チェンバロ奏者があまりいないということはありません。 バロックを専門とする団体には必ずといっていいほど, チェンバロ奏者がメンバーにいます。 チェンバロが受け持つのはピアノ譜と同じような楽譜になっています。 音域から考えてもヴァイオリンでの代用は無理です。 ピアノでの代用は音域としては可能ですが, 音質が違うのでチェンバロのような歯切れのよい響きは出ないです。 ピアノの音が聞こえ過ぎて曲全体の響きも変わってしまいます。
お礼
回答ありがとうございます。 ピアノでは雰囲気が変わってしまうだろうなと思っていましたが、ヴァイオリンでもムリなんですね。
お礼
回答ありがとうございます。 バロック時代の曲は好きでよく聞くんですが、アマチュアの団体が演奏するときはどうするんだろう?と思いました。ナシでもできないことはないのですね。 プロのCDでも加えないことがあるのは、勉強になりました。これから買うときはちゃんと確認します。