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傷病手当金と進学について
皆様お世話になります。皆様のお知恵をお貸しください。 会社と大学院に通っている人間が、うつ病により会社を休職し傷病手当金を受け取っているのですが、大学院は通い続けています。 これは手当金給付の考え方と反することだと思います。(進学できるくらいなら、仕事をすべき) 問題とはならないのでしょうか? 私は、この人間が休職することにより大きく被害を被った人間ですので、厳しい見方しかできません。皆様はどう考えますか?
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♯4です。働くことと学ぶことを同等に捉えているようですが、それはなんとも言えません。勉強が本人の好きなことで、それがうつ病から回復するためのリハビリなのならば問題はない気がします。ただ、私は法律家ではないので、法的に許されるかどうかは判断しかねます。法律のカテゴリーでこの質問されるのが良いのではないでしょうか?
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社会保険庁HP 保険給付(8)傷病手当金 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu07.htm http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu08.htm 健康保険法 第三節 第99条「傷病手当金」 http://www.houko.com/00/01/T11/070.HTM#s4.3 社会保険労務士事務所のサイトなどに分かりやすい説明が書かれていることが多いようです。一例として。 http://www012.upp.so-net.ne.jp/osaka/shoubyouteatekin.htm Googleなどで検索するといろいろありますが、傷病手当金が適用される要件は概ね以下のようなことのようです。 (1)療養のため労務に服することが出来ない。 (2)勤務できない日が連続して3日間ある。 (3)労務不能により報酬の支払がない。 (4)健康保険の被保険者(任意継続被保険者を含む)である。 手当金は、標準報酬日額の6割(×1ヵ月の日数)で計算されます。 療養のため労務に就くことができなくなった日が3日続いた後、4日目から支給されます。 期間は、支給開始日から最長1年6ヵ月。 また、この期間は同一の傷病で考えます。 (参考HP2件) http://www.giraffe.jp/romuinfo/qa/qa_28.asp http://www16.ocn.ne.jp/~u2lau2la/02_Utsu_Shobyo_Nov04.html うつ病の場合、一概に「他のことを出来るなら会社にも行けるはず」とは判断できません。 倫理ではなく、医療的な観点からです。 純粋に法的な解釈をお求めでしたら、「健康保険」カテゴリがありますので、そちらでお尋ねになったほうが良いでしょう。 http://oshiete1.goo.ne.jp/oshiete.php3?c=620 職場の考え方や判断については掲示板では分かりませんので、ご自分の勤務先の上司や人事担当者にご確認ください。
- juanes
- ベストアンサー率21% (5/23)
お気持ちはわかりますが、もう少し寛大な気持ちで接してみては如何でしょうか?うつ病については経験者でも、本人でしかわからない心情があります。うつ病の人を見ていると、甘えてるとか、怠けてるといった風に周囲からはどうしても見えてしまうことがあると思います。あなたの疑問の為にも、ぜひ一度うつ病関連の本を読んでみることをお薦めします。
こんにちは しつこくしたいわけではありませんが(^_^;) 自分の経験を思い出したので書いてみますね。 (これ読んでくれてる休職中の人たち、闘病がんばって。がんばっちゃいけないけどさ) 私は職場の人間関係が特に悪かったわけでも、忙殺されていたわけでもありませんが、内面的にはあれこれ葛藤がありました。 家庭の問題もあったし。 診断名は抑うつ神経症でした。 二回休職したことがあります。 退職したいと言ったら、会社から健保組合のカウンセラーに会うよう指示されて、そこで休職するよう言われました。 毎日死にそうに辛かったので、もう何でも良かったです。 楽になれるならば抗うつ剤だって何だって飲みます。 病院のカウンセラーにも会いました。 診断書も出してもらいました。 でももうよく覚えてないです。 7年前とか5年前とかだし、当時は本当に弱っていたし。 二回目の休職のとき(同じ職場でです。上司が寛大だったのか、私の日頃の行いが良かったかでしょう。いい会社ですね)、外国に語学留学したくて退職を考えていました。 精神科の医師は「この休職期間中に二週間ぐらい語学学校に行ってくれば?」と私に勧めました。 『病気で会社休んでいながら海外旅行』ですね?はたから見れば。 私は休んで給料の6割をもらっていて、私が休む間は派遣社員を雇い入れ、他の人にいくらかは負担をかけていたでしょう。 病気のときにはそこまで頭まわらなかったけど。 でも海外には不安で怖かったので、行きませんでした。 元気なときに考えれば良いチャンスなんですが。 (行ける人は良いことだと思う。それだけエネルギーが残ってるんだから) その後も留学はしていません。 真面目に準備していたのですが、考えが変わったのです。 休職中は、犬の散歩に行ったり、電車や車で図書館に行って、空いている喫茶店やファミレスに一人で入ったり、たまには恋人や友人に会ったりしていました。 はたから見たらブラブラした生活でしょうね。 家にいたくなかったんです。 毎日、心が乾いてイガイガするか、または膿んで熱を持ったようでした。 恋人と友人たちと犬と自然の草木が私をこっちの世界に引き止めました。 まあ、本当に自殺を図るほどじゃなかったんですけどね、でもかなり辛かったです。 職場に戻ったけど、楽しい気分で仕事をすることは二度とないだろうと思っていました。 今ではまた楽しい気分も戻りましたが、当時からしたら信じられない。 朝起きて遅刻せず(朝辛いんだこれがまた!)に仕事に行けて、それと別にまた好きなことを楽しみ、普通に生活できることは有り難いことだし、結構すごいこと。 雅子妃殿下は適応障害とかで、夏休みだけ元気そうにでかけるとか、公務にあまり出られないとか雑誌に書かれるみたいだけど、カメラや一般人の前ににこやかに出られるようになったり、いくらかは仕事できるようになってきたのだとすれば良かったことだ、と私などは思ってしまいます。 会社員とて、復帰はいきなりフルタイム勤務ではありませんし。 こういうのが社会的に許されないのであれば、自殺者3万人の数は減らないでしょう。 そもそも、自殺が多い社会も問題だろうと思うけど。患者本人の生き方考え方を含めて。 直接ご質問への回答にはなりませんが、ご参考までに。
>しかし、社会的には許されるのでしょうか?つまり、法的に給付を打ち切られるのでは?と思います。 そうであれば、精神的な不調の治療は大変難しいものになってしまうと思いますが。 そのようにスクエアな法であれば、満足な治療ができないのではないかと思います。 役に立たない法律ですね。 (実際にはどういう規則なのか分かりません、私の個人的見解です) 雇い主は従業員の健康を考える義務もあります。 たとえば「真面目なタイプの鬱病者」であれば、他の社員に気を遣いつづけるとまず自分から休むなんて申し訳なくて出来ません。 そうすると、重症化して自殺まで行く可能性もでてきます。 だから診断書出して、会社側の指示で休ませるときがあるんです、それ以上おかしくなっちゃうといけないから。 たぶん質問者様は、その休んでいる方をもともと好きでないのかもしれませんね。 本人のプライドが、とかおっしゃっているので。 そもそもの仕事ぶりなどに問題あった人ならば、「なんだアイツ」となるのも理解できます。 困った人であるがゆえに周りと摩擦が起きて、ストレスを溜めやすいということも考えられますが・・・。 (でも、すごく仕事できる人でも、過労で負荷がかかれば鬱病にはなりますけどね) 個人的感情や事情は仕方ありません。 でも「社会的に」考えれば、ゆっくり時間をかけるとか患者それぞれに合わせた治療方法をすることが許されて(認められて)いないと、鬱病や鬱状態の治療ができなくなってしまいます。 少なくとも、雇い主が許可しているなら、雇い主の見解としてはOKなんでしょう。
うーん、、難しいところですが、 >(進学できるくらいなら、仕事をすべき) おしゃることはもっともで、非常によく分かります。 ただ、精神的な疾患の場合、健常者の理屈だけでは理解が及ばない部分がでてきます。 私も自分が抑うつになるまでは分かりませんでした。 その方にとっては、大学院に通うことが、もしかしたら今生きている中での唯一の支えや良いことなのかもわかりません。 あるいは、リハビリ的に社会とつながっている部分なのかも。 仮にそうであれば、それ(通学)を取り除くのは回復に向かう上で、大きなマイナスです。 もし、職場が辛くて病気になったのならば、単純に仕事を優先すればいいのにとは言えませんし。 仕事のしわ寄せが及んで大変なのだろうと思いますが、その人は病気なのでしょう。 会社は、病院の診断書を提出してもらって休職させるのが一般的ですから。 (会社側が判断して受診させ、休ませることもあります) 診断書は医師が書きます。 仮に、ですが、通院先の医師が「会社は休んだほうがいい。でも出来ることはやっていいよ」という指示をしているのであれば、仕事を休んで大学院のほうだけ通うことは、治療過程としては、十分にあり得ることです。 好きなことだけやってラクしているように見えても、実は全然ラクではないのかも分からない。 あるいは、いくらかは甘えているのかもしれない。 いろいろな想像ができますが、「会社に行ってなくて大学院に行っている」という事柄だけでは、どうなのか判断できません。 ただ、ヒトは健康なときと同じに生きられない状態になることもあるいうことも、一応前提として考慮いただけると、うつ状態経験者としては有難いです。 うつ病は自殺の可能性もある病気です。 http://www.nhk.or.jp/fukushi/utsu/file/20.html http://www.nhk.or.jp/fukushi/utsu/file/22.html yukidaruma0091さんも忙しすぎて無理なさらないよう、自衛なさってください。 誰にでもなる可能性はありますから。
お礼
経験者のお立場からアドバイスありがとうございます。 確かに本人によると、精神的な支えであり良いことだと言っております。心理的な側面からは、理解できなくもない と思っています。しかし、社会的には許されるのでしょうか?つまり、法的に給付を打ち切られるのでは?と思います。 最後になりますが、この病気は理解が難しい点が多くて(元々本人の性格やプライドなどに寄るところが大きく、理解ができないとも他の質問でご指摘をいただきましたが)、after_8さんのアドバイスは大変参考になります。 回答下さりましてありがとうございました。
お礼
アドバイスありがとうございました。 回答者様のおっしゃるとおりだと思います。 私も、甘えているようにみえても、病気なのだろうということは分かっているつもりです。 私の質問が悪かったようです。 傷病給付金をもらっている人間が、大学に行くことは倫理的に許されるのか?ではなく、法的に許されるのか?です。 つまり、傷病給付金がなぜ給付されるのかを考えると、働く意志はあるのに、傷病のため働けない人に給付するというものだと理解しております。しかし、大学に行くのであれば、(社会保険庁?は)働くことはできると判断しないでしょうか? 傷病給付金を打ち切られてしまうと本人が生活に困ってしまうと思うので(失業するわけではないので失業保険ももらえないでしょうし)もし何らかの形で保険庁から会社に調査なりがあった場合(あるのか?)心配でこのような質問をしました。 もし、回答者様ご存知でしたら、あるいは参考になるようなサイト、書籍などご存知でしたらお教えくださると大変ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。