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帝国データバンクの調査依頼

先日、帝国データバンクより電話があり、調査依頼を受けました。おそらく他の会社が調査を依頼したために、調査に来るのだと思いますが、長年、商売をしていて、初めてのことなので驚いております。 どのようなことを聞かれるのですか? また、質問に拒否しても差し支えはないのでしょうか?  それと、依頼会社を質問される側から帝国データバンクに聞きだすことはできるのですか?

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回答No.1

おそらく、与信調査だと思います。 あなたの会社の取引先が帝国データバンクなどの民間信用調査機関(そのほか、東京商工リサーチ(TSR)などが著名)に依頼して、あなたの会社の資産状況をメインに調べます。 実際に面談して話をきくことはもちろん、民間信用調査機関では、登記簿を取り寄せたり、取引行や同業者からの評判をきいたりします。 要するに、このほか、路線価や実勢土地価格、担保(銀行などからの借入金)の状況、代表者の家族構成および預貯金や不動産などの個人的資産状況、沿革、不良債権の状況など、面談で尋ねること以外のものも、民間信用調査機関は調べています。 バランスシート(もしくは、会計・経理の状況がわかるものや財産目録など)があれば、それが公開か非公開かまでチェックしています。 民間信用調査機関はこれらのデータをレポートにまとめて(だいたい、A4で20枚~30枚)、依頼先の企業 などに渡します。 この一連の流れを“与信調査”と言います。 与信調査の行なう目的は、以下のようなことを判断するためです。 企業には“法務”という部署があり、与信調査の結果を見て、不良債権(売掛金が回収できない事態)の発生を未然に防止しています。 ○もしも取引の過程で不良債権が発生した場合、その取引先に支払能力があるか? ○代表者の社会的信用はあるか?(←沿革、経歴、取引行や同業者の評判) ○取引限度額および支払サイト(売掛金を回収するまでの周期)はどの程度にしたらよいか(←資産状況) ○手形・小切手を使用した取引をしても大丈夫か、それとも安全を期してCOD取引(現金前払かつ商品後渡しの取引)にすべきか? ○倒産の可能性はないか? 面談は、上記に関連する内容を質問されます。 (その目的についてはちゃんと言ってくれます。但し、後述するように、依頼先の名前は明かしてくれません。) 面談そのもの、あるいは個別の質問を拒否されてもかまいません。 但し、その場合は“側面調査(側調)”といって、関係者などに面談してあなたの会社の信用度を調べることになります。 依頼先の名前は、民間信用調査機関は絶対に明かすことはありません。 与信調査は、民間信用調査機関と依頼先との間でそういう契約になっており、相手(依頼先)の秘密は厳重に守られます。

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