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近鉄の統一性

近鉄に乗っていて気づくのは軌間の統一性のなさです。標準軌に狭軌、第三軌条、特殊まで・・・どうしてこんなにばらばらになったんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

現在の1435mmゲージ区間も、開業当時は1067mmゲージでした。 ただし名阪間を含め、競争が激しくなる事を見越して、 昭和30年代に高速化⇒1435mmゲージへの改軌を行ったのです。 近年の奥羽本線のような近代的な方法もなく、人力頼みのかなりの突貫工事だったようです。 現在近鉄の1067mm区間は、南大阪・吉野以外で拾うと、 伊賀線、養老線といったローカル線があります。 これらは元々本線とレールが繋がっていましたが、 投資効果がないと考えたのでしょう。改軌は行われずに独立した路線となってしまいました。 ナロー区間については、他社(三重交通)から買収統合された路線だからです。 ちなみに元ナローの区間で、湯ノ山線は一気に1435mmに改軌されました。特急直通需要を考えてのものです。 第三軌条は、地下鉄直通を優先した為です。 信貴山ケーブルなどは、信仰心の厚い関西人需要があると見込んで建設したのでしょうね。

103-1
質問者

お礼

湯ノ山線がナローだったとは知りませんでした。さすが日本一の私鉄だけあって奥が深いですね。

その他の回答 (3)

noname#107601
noname#107601
回答No.4

現在の大手の鉄道会社はいくつかの鉄道会社が合併(今でゆうようなM&A)してできたものです。 特に戦前はそのほかに軍の命令で強制的に合併させられたいきさつがあります。 南海電鉄も一時期近鉄でした。 吸収した会社はそれぞれ標準軌に狭軌、第三軌 道・・・だったのではないでしょうか? 戦後南海は近鉄から離れましたが、多くは資金難などの理由から統一するにも莫大な費用がかかりますし、難波からの直通運転がないかぎり、統一も不要なのでしょう。 ↑のようなエピソードは旧国鉄や関東(京王・小田急・東急・京急はすべて東急)などあちこちであったようです。

参考URL:
http://www.kintetsu.co.jp/
103-1
質問者

お礼

そのまま東急が合併されたまま続いていれば日本一でなかったんではないでしょうか?

noname#15025
noname#15025
回答No.3

多種多様の会社が合併して出来ているからです。 なお名古屋線は昭和30年代まで狭軌で伊勢中川での乗換をしないと大阪へは行けませんでしたが、伊勢湾台風で線路が壊滅的な被害を受け、復旧時に「どうせ復旧するなら標準軌にすれば直通運転出来る」で標準軌化されたのです。湯の山線は名古屋線が標準軌化されたので、直通運転の都合上標準軌化されています。

回答No.1

 いろんな会社が合併してできたからです。  近鉄の場合、路線延長が日本一ですから、 このようなことになったのでしょう。  なお、名古屋線はもともと狭軌、湯ノ山線はもともと 特殊軌間(ナロー)でしたが、大阪線との直通運転に合わせ 標準軌に改軌しています。  なお、第3軌条は乗り入れ先の地下鉄に合わせたものです。

103-1
質問者

補足

名阪間でも軌間が違っていたとは知りませんでした

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