• ベストアンサー

日の目を見ない小説

読んでみたい小説を選ぶとき、どうしても文学賞などを受賞した小説や映画化、 ドラマ化されて話題になった作品の原作本など光のあたった小説しか目に入って こないものですよね・・・。 でも最近隠れた作家と言いますか受賞を逃しても、話題になってなくてもよい作品 を書いている方たちがたくさんおられるのではないかと何か損をしている気持ちに なってきました。 あまり聞き慣れない作家の本はなかなか手を出しづらいものですが、地味でも 心に沁みてぐいぐい引き込まれるような小説を書かれている方はおられませんか? 新旧問いませんがミステリー以外で教えていただければ嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

賞などにはあまり詳しくないので不適切かもしれませんが、 私は 梨木香歩さん をおすすめします。 この方は、児童文学で賞を受賞している方なのですが、 どの本も「大人になってから読んだほうが引き込まれるなぁ」という感じです。 最近売れ始め、書店で「おすすめ」マークがつくことも多くなりました。 あくまで私の主観ですが、 「地味でも心に沁みてぐいぐい引き込まれるような小説」というコトバにはぴったりなのではないかと思います。 思想が少し強めなので、好き嫌いは分かれると思いますが… おすすめは「裏庭」、(エッセイですが)「春になったら苺を摘みに」です。 乱筆失礼いたしました。

hatitisa
質問者

お礼

児童文学とは盲点を突かれました。梨木香歩さんは大人、子供問わず読めそうですね。オススメの「裏庭」また、大人向けの「家守綺譚」にも興味を覚えました。読んでみますね。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • nathimari
  • ベストアンサー率39% (55/141)
回答No.4

私の場合...きちんと「直木賞」を受賞しておられる方なんですが、私は村山由佳さんがそういう類の方なのではないかな、と思います(こんな事を書いて村山さん、村山さんのファンの方々に対して非常に申し訳ないのですが(苦笑 でも私は多くの人にこの村山由佳さんの小説を読んで欲しいなと心から思っています 私のお勧めはデビュー作の「天使の卵」(この小説も何かしろの賞を受賞しています)そして左記の小説から8年~9年後の世界で描かれる「天使の梯子」です これらのお話は...うまくは言えないのですけれどどちらも私の心に強く響いたのを覚えています 他にも集英社文庫で出版している「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」とか「翼」「青のフェルマータ」などあります あと最初にも書きましたが直木賞を受賞した「星々の船」も上記の「天使の卵」や「翼」等とは大分作風が違いますがとても好感が持てる小説でした 上記は私が読んだ事のあるタイトルだけですがその全てが好感が持てる小説でした 最近の話ですが書店で「天使の卵」を見掛けた所「映画化決定!」と題うってありました 私はそれについてはとても嬉しく思いますし、そうなると「セカチュー」の片山恭一さんみたいに注目されるのは間違いないと思います(あくまでも私の主観ですが) ですからhatitisaのお考えから察すると今のうちに何かしろ村山さんの小説を一冊読んでおくのがいいかなと思います もしhatitisaさんが「村山さんは知ってる!馬鹿にしないでよ!!」という方なら本当にごめんなさいの上記の内容ですがその場合は一村山さんファンの戯言として捉えてください

hatitisa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。村山由佳さんは直木賞作家ですし、よく知られていますよね。「心に響いた」作家の方を教えて下さったのですね・・。「星々の舟」には関心があったので是非読んでみたいと思います。

  • jun-k
  • ベストアンサー率16% (4/25)
回答No.3

No.2を回答したものです。欧米の場合新人のデビューは出版社への持ち込みが普通でありますが、日本の場合は権威主義の表れからか、新人賞を介してというのが一般的です。たとえ受賞していなくても、やはりどこかの賞で最終選考に残った作品が多く、新人賞の権威というのは絶大なものがあります。 しかし、やはりこれには問題点が多いので、講談社文芸図書第三出版部のような独自に新人を発掘するところもありましたが、それも京極夏彦氏と森博嗣氏以降は優秀な持ち込み原稿にメフィスト賞という賞を与えるようになったので、新人賞を介さない新たな書き手の発掘を積極的に行っているところは新風舎ぐらいしかありません。ただここも新人賞がありますし、自費出版中心ですので、よい作品はほとんどないのが実情です。 それに、賞を介さずに持ち込み等でデビューできるような力量の持ち主であれば、やはりデビュー後なんらかの文学賞を取りますから、やはりデビューして何年もしないうちに文学賞受賞者となってしまいます。 ですから、新人賞=文学賞としてしまうと、いい本を書いている作家を探すのはなかなか難しいと思います。

hatitisa
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。確かに新人賞も文学賞ですから文学賞を受賞していない能力のある作家の方は少ないでしょうね。実力はあるのに埋もれてしまっている方がいるのならもったいない、知らない自分は損をしていると思ったものですから、質問させていただきました。やっぱりおられませんかね・・・

  • jun-k
  • ベストアンサー率16% (4/25)
回答No.2

それならこのサイト(下記URT参照)がオススメです。非常に参考になります。

参考URL:
http://www.excite.co.jp/book/guide/
hatitisa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。作家を年代別やキーワードでも検索できるのは便利ですね。でも文学賞を受賞した作家の方がやはり多いのがちょっと残念。いいサイトを教えていただきました。

  • sanbi
  • ベストアンサー率22% (54/237)
回答No.1

 聞いた話で、実際自分はやってないのですが。  本の後ろに解説があるモノがありますよね。  自分の好きな作者の本についてる解説を読んでみておもしろかったらその人の本を読んでみる。  そしてその本の解説を書いてる人の文がおもしろかったらまたその人の本を読んでみる・・・そうしていくと作家の幅が広がる・・というものです。  よかったら参考にしてください。

hatitisa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。文庫本には解説がついているものが多いので作家の幅が広がると言う点では面白いかもしれませんね。試してみます。

関連するQ&A

  • 小説の新人賞について

    文学賞は原稿用紙100枚とかになっていますが、受賞した作品は一冊の本になっています。 受賞後に書き足すのでしょうか?原稿用紙100枚程度では本にはなりません。 例えば文学界新人賞は、応募が原稿用紙100枚ですが、受賞作品が単行本になっているのを見かけます。

  • 小説家になるなら?

    小説家になりたくて、日々努力している者です。 各誌新人賞を取った作品や、芥川賞、直木賞などをとった作品も、一通り目をとおしていますが、ちょっと気になったことがあります。 大学卒者が圧倒的に多いことです。(もしくは芸大文学部卒者) これはどうしてなのでしょうか?たまたまかも知れませんが、我が家にある文芸誌、約25冊中(作品数は40ぐらい?)のうち、大卒でない方の受賞は3作品でした。 もちろん今までの全作品がそうであるとは思いませんが、とにかく受賞者には大卒が多いような気がします。 有名な作家さんの文庫本を見てプロフィールを見ると、やはり○○大学卒業と書かれています。 私は過去に某ファッションデザイン専門学校へ行っていました。芸術系でも、デザイナーはこれほどまでに大卒がいなかったように思います。 考えてみたら音楽家も大卒が多いですよね。しかしこれは音大なので、そこは納得できます。小説も同じ芸術だと思うのですが、どうしてこうも大学卒(有名大学が多く、文学部でない方も目立つ)なのでしょうか? 小説家は大学を出ているほうが圧倒的に有利なのでしょうか?それとも大学へ入れる頭脳が必要な分野なのでしょうか? 卑屈になっているわけではありません。素朴な疑問です。

  • マイナーだが、引き込まれる小説を教えてください。

    先日、小山歩さんの「戒」を読んだのですが、とても引き込まれました。 ある場所のレビューで「隠れた名作」と絶賛している書き込みもありました。 このような、ほとんど知られていないけれども、引き込まれる作品を何かご存知ないでしょうか? 「戒」も日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作なのですが、その後の作品がないからから、あまり知られていないようです。 できれば、芥川賞受賞作と三島由紀夫賞受賞作、それぞれの候補作、および文学界新人賞やその他純文学系新人賞作品は除いていください。 純文学は苦手です。国文科にいたので、余計なことを考えてしまって、純粋に楽しめないんです。 また、日本ファンタジーノベル大賞関連と日本ホラー小説大賞も除いてください。 この二つの賞は、受賞作を片っ端からチェックしていまして、そのおかげで「戒」と出会えました。 下に「エンタテイメント性の高い作家」という質問をしていますが、調べてみるとやはり私が知らないだけという方が多いようでした。 それで、逆に、知られていない名作はないものかと思いまして、下を締め切る前に質問させていただきました。 図書館へ行くときに、一緒に探してみようと思います。 「戒」も絶版だそうですし、知られていない名作は絶版が多そうです。残念なことですが。 純文学でなければ、ジャンルは問いません。 よろしくお願いします。

  • この本のタイトル・作家名を教えてください!

    少し前に書評を読んで「この本を読みたいな」と思ったのですが、本のタイトルも作家名も覚えておりません。 ジャンルはミステリーです。 この1~2年の間にどこかのミステリーの賞を受賞したのだと思います。 記憶に間違いが無ければ、作家の北村薫さんが選考委員を務めてらして、 「この作品が賞を取らなければこういった賞を設ける意味がない」 といった主旨の選考コメントを出していたような・・・。 それで、受賞した作家さんが感涙した、というエピソードを読んでこの作品に興味を持ったんだと思います。 お心当たりがある方、ぜひタイトルと作家名を教えてください。 よろしくお願いいたします。

  • 人間を描いた作家性・文学性の高いミステリー小説

    ミステリー小説を1冊も読んだことがありません。 私は人間を描いた芸術作品が好きなので、これから純文学を中心に小説を読んでいこうと思っていたのですが、ミステリー好きの人の話を立ち聞きして、もしかしてミステリーというジャンルを誤解していたかもしれないと思い始めました。 「ミステリーは単なる謎解きを楽しむエンターテイメントだと思っていたけど、その謎解きの過程でそれぞれの人間模様を描いたり、人間を深く描いたりと、謎解きが面白いだけでなく文学性も伴っているものがミステリーだったりして?」と。 そこでミステリー小説好きの皆様に質問です。 ミステリーとは単に謎解きを楽しむエンターテイメントなのでしょうか。 それともその過程で人間を描いた作家性・文学性の強い作品もあるのでしょうか。 もし後者のようなミステリー作品(例えば感動して泣いちゃったり)or作家をご存知でしたら、教えて頂けると幸いです。 よろしくお願い致します。

  • ノーベル文学賞は大衆文学作家でも受賞できるの?

    よくノーベル文学賞は純文学作家や純文学作品が対象だと聞きます。 しかし、なぜなのでしょうか? 日本人作家なら、日本社会の抱える問題に向き合い、コミットメントな小説を書き続けること、そして小説を通して(直接に運動したりでもいいですが)社会にうったえ続けることが、ノーベル文学賞の受賞には大切な要素な気がしますが、それに純文学か大衆文学かは関係ない気がします。 大衆文学作家でも相応の小説を書き続ければノーベル文学賞に近づくのではないでしょうか? ※質問の答えになっていない、質問文の間違いを指摘して終わり、といったような回答はいりません。

  • 地方文学賞などの受賞作はどうやったら読めるの?

    木山捷平短編小説賞や北区内田康夫ミステリー文学賞、阿賀北ロマン賞、ショートストーリーなごや、伊豆文学賞、創元SF短編賞などの受賞作の本を探しています。 創元SF短編賞の受賞作の本は何とか探せたんですが、他の賞の受賞作はどうやって探せばいいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 一気に読めるおすすめ小説教えてください。

    一気に読んでしまわないと眠れない!というような小説をさがしております。何かお薦めあったら教えてくださいませ。 好きな作家は東野圭吾さん、綾辻行人さんで、催眠シリーズや、ミステリ大賞を受賞してるような作品も大好きでよく読んでいます。スプラッター系でないほうがいいです。宮部みゆき、赤川次郎もほとんど読んでいます。東野さんの秘密や、北村さんのターン、この胸いっぱいの愛をも面白かったです。 こんな私に合う本があれば教えてくださいませ。

  • 小説「蛇にピアス」の中で~

    芥川賞受賞の金原ひとみ、さんの作品に「蛇にピアス」という小説があります。 もう十年くらいになりますが、結構、話題になって、映画化もされました。 その内容なんですが、一部に結構、エロい描写があって、23歳童貞の私は、 書いた当時、まだ、十代の女の子が良くリアルに書けるなと、思いました。 経験者? 単なる想像? ・・・エロ小説ならともかく、文学作品だから、異様な 感じがしました。  同世代の女子は、この部分を読んで、どう思ったのでしょうか? この小説を読んでいない方にも質問ですが、描写の一部に、膣に「ファイブミニ」を 入れる場面があるのですが、女性って、ファイブミニのビンが、一般的なサイズでしょうか?

  • 海外小説オススメしてください^^ 国内でもOK

    こんばんは。 国内の小説をけっこう読んでしまいました・・・ 主に教科書等で紹介されてるような名作系は ほとんど読んでしまった状態です。 芥川賞、直木賞、本屋大賞のような メジャーな賞を受賞した作品もほとんど読んでしまいました。 すばる文学・文藝賞などはあまり読んでいません。 探偵・刑事物などはあまり読みません。 SF・ミステリー・純文学・ノワール・私小説・恋愛小説が好きです。 諏訪哲史「アサッテの人」や、安部公房のような実験的な小説も好きです。 こんな私に何かオススメして頂けないでしょうか? 国内だったら、 名作なんだけどそんなに知られていない作品だとありがたいです。 しかし、できれば海外作品が希望です。 海外作品はほとんど読んでいません。 宜しくお願いいたします^^ 参考までに・・・ ・国内の好きな作家 桐野夏生、山田詠美、安部公房、金原ひとみ、幸田文、諏訪哲史 夏目漱石、太宰治、谷崎潤一郎、遠藤周作、モブ・ノリヲ、京極夏彦 ・海外で好きな作品 シャンタラム/G・D・ロバーツ、 華氏451度/レイ・ブラッドベリ マダム・エドワルダ/ジョルジュ・バタイユ、 上海ベイビー/衛慧 悲しみよこんにちは/サガン